2023年度第3回英検 当塾の合格率は・・・

皆さんこんにちは！

最近、事件がありました。
外資時代の先輩から急に連絡がきました。
保護者の皆さんの中には、数年ぶりの連絡って、怪しく感じる方もいるかと思います。

はい、その通りです。
「5～10万貸してくれ」
とのこと。

もちろん断りました。でも数日間、断った罪悪感で悩まされました。

こういう話って学校ではしないと思うんです。
でも知っておかないといけない、周りを不幸にしてしまう話だと思うんです。
なので、生徒によっては雑談の時に話したりします。

さて、昨日英検2次の合格発表がありました。
当塾も「合格しました！」の声がありました。

今まで合格率100％で来ていますが、今回はどうだったのでしょう？

英語専門塾 ステューディアス

成田市囲護台・香取市佐原で個別レッスンやってます

英検1級・TOEIC960の元外資研究員・現英語スクール代表/２児の父

子ども達に英語を使える未来を提供することが使命です。

頑張ること、頑張り切ることを伝えています。

今回受験した生徒によると、受験者数がとても多かったとのことです。
2次の待機場所もいつもよりも多かったそうです。

その理由は、この英検がリニューアル前最後の従来型英検だったからだと推測します。
新しくなる前に受けちゃえ～と、学校の先生から「英検受けろ～」「英検受けろ～」と言われた塾生もいました。

それを言い訳にするわけではありませんが、まだ英検受験するの早いんじゃない？という子も数名強制的に受験しました。
その関係で、合格率は100％達成ならずという結果になりました。

気にはしていません。
次の英検に向かって生徒と一緒に毎日積み上げるだけです。

S-CBTは4月まで従来型での受験がかのうです。締め切りは3月2日付近！

2024年1月2日 英検リニューアルいつ？4月まではリニューアル前の形式で受験できます

100％達成はなりませんでしたが、それでも抜群の合格率です。
その理由は2つあります。

普段特に英検を意識した指導をしている訳ではありません。
（英検はレベル別に優れた教材があるので、単語集や読解力強化の教材は英検対策本を使うこともあります。どう使うかが重要なので、英検にこだわる必要はないのですが、種類が豊富なので）

では何をしているかと言うと
「英語そのものを理解して、それを使えるレベルに昇華させる」
これだけです。

そのために、独自の解説やトレーニングを織り交ぜたレッスンになっています。
昨日のある生徒さんには、「宿題チェック（自宅学習の成果確認」「文法解説」「読解練習」などみっちり濃い90分のレッスンをしました。

盛りだくさんのレッスンなので、生徒さんは大変かもしれませんが、集中して取り組んでくれています。
その努力があるから、今回の英検でも合格基準を大きく超える「バンド+14」で合格してくるんです。

英語力を鍛えるのが第一です。
付け焼刃ではない英語力があれば、どんな試験にでも対応できます。

一方で試験の形式に慣れておくことも大切です。
試験は目的に沿うように作られているので、逆の言い方をすれば、ある程度は対策が可能とも言えます。
（箸にも棒にも掛からないようでは、テクニックを覚えても無駄です）

特にライティングとかスピーキングは問題を熟知した上で、繰り返し練習すると得点源にできます。
知り合いの塾の先生は、ライティングと面接は学校任せと言っていました。

私は今回も何回何回も面接練習をやりました。
練習中、生徒が発する一語一語を書き取ってフィードバックしています。
「こういう時は、こう言えばいいんだよ」「この応答は良かったけど、be動詞が抜けちゃってたよ」と指摘して、少しずつ完成度を上げていきます。

そんな中で、答えられない時にも使える必殺フレーズも編み出すことが出来ました。

英検は5級から1級まで、階段状に一段一段英語力のマイルストーン的に使うことができます。

今回学校の先生のプレッシャーで英検にほぼ強制的に申し込んだ塾生の中には、あまりの高い壁に諦めたくなった生徒もいました。
それでも、残された時間の中でやれることをやったその塾生は1次を通過し、2次も通過して、合格を勝ち取ることができました。

これも自暴自棄にならずに頑張り抜けたから手に入れた合格です。

「凄いじゃん、頑張って良かったね！」と声をかけても、そっけない返事でしたが、今回の合格が何かしら意識を変え、今後に繋がっていくと思います。

英語力を上げて、対策もしっかりやって万全の状態で受験するのもひとつ。
先に目標を設定して、その目標に向かって挫折しながら、合格するのもひとつ。

どちらが悪いわけではありませんし、この辺はご家庭の考えが色濃く出るので、私も保護者さんとお話ししながら連携しています。

いずれにせよ、英検に合格した！というのはひとつの成功体験であり、そこまでの過程は人生のプラスになるものと信じています。

さて、リニューアル前最後の従来型試験（本当に分かりにくい・・・）が終わり、私はリニューアル対応のオリジナル教材を作り始めています。

特に大きな変化は要約問題ですので、この要約問題にどう取り組めばよいのか、戦略的な部分から作っています。

要約問題って英語でも国語でもあるので、具体化抽象化の視点なども取り入れたオリジナル解説を作る予定です。

何とか4月中には・・・出来たら良いな・・・。と思い、今日もレッスンに資料作成に励んでいきます。

最後までお読みいただき、ありがとうございました！