千葉県公立高校入試に向けての対策レッスン

年を明けて高校入試が近づいていきました。
来週は私立高校の入試があります。
公立高校入試は来月です（そういえば最近残り日数をサイトに表示するようにしました。）
塾生たちも来週に向けて緊張感を感じ、いよいよという時期になってきました。
当塾ではエデュケーショナルネットワークさんの「入試直前予想演習」を利用して入試の最終仕上げをしていきます。
今年からマークシートが導入されるので、マークシートに慣れるためにも、もってこいの教材です。

英語専門塾 ステューディアス

成田市囲護台・香取市佐原で個別レッスンやってます

英検1級・TOEIC960の元外資研究員・現英語スクール代表/２児の父

子ども達に英語を使える未来を提供することが使命です。

頑張ること、頑張り切ることを伝えています。

予想問題を自分で解いてみて

当然ですが、レッスンの前に自分で解いてみます。
専門会社が作っているだけあって、その質とレベルは完璧です。

解いてみて難しく感じたのは、本番同様のリスニングで単語を書かせる問題です。
私も解きながら「この単語かな？いや文字数が合わない・・・。う～ん」と悩んだりしました。

まだ語彙数が少ない中学生にとっては簡単なのか、実際に塾生に解かせて反応を見たいと思います。

リスニング以外の長文読解では、「情報を正確につかむ力」が必要だと感じました。
この辺はTOEICでもお馴染みなので、高校大学社会人になっても必要な力になります。

私のレッスンでも「この問題パターンは細部までチェック」などを徐々に判断できるようにレッスンで仕向けていきます。

マークシートの導入もありますので、マークシートに慣れながら問題形式に慣れることが必要だなって思いました。

読めた気になっているだけで読めていない

長文問題について触れたので、長文読解力について書いてみます。

長文読解の指導は受験生だけではなくて、英検を受験する生徒さんにも行っています。
どちらかと言うと、精読に近い感じで指導しています。

普段の指導では「英文を正しく理解する」ために、英語→日本語に訳してもらっています。

英語を日本語にするというのは、「英語を理解した上でそれを日本語で表現するにはどうなるか？」という順序ですので、正しく英語を理解していないと日本語には訳せないのです。

よく「何となく言いたいことは分かるけど、日本語にはできない」というパターンがありますが、これは当然で、何となくしか理解できていないから、日本語にできないのです。
（日本語の語彙力・表現力の問題もありますが、一般的な生徒は英語力の問題だと思います）

別にできないことはOKです。できるようになりますから。

むしろどこができないのか？
このitは何を指しているのか？
この訳し方をしてきたということは、あの文法があやふやだな

という「できないところ」のあぶり出しをするために、あえて日本語訳を作ってもらっています。

生徒も自分の思考を手を動かして文字にすることで、自分のあやふやな点を知ることができ、生徒によってはそれを恥じて、必死に勉強するような人も過去にはいました。

文の意味は分からないけど、この単語とこの単語からたぶんこんなこと言っているのかな？という解き方をしている人もいるかも知れません。でも、それって自信のない勘ですよね？

時間がかかっても文法をひとつひとつ一緒に学んだ方が、正確に英文を読めて、結局は近道になります。

毎年のことですが寂しさも感じはじめる時期です

すでに数名の合格連絡を受けています。
合格連絡と共に、このまま塾を継続したいとの声を頂き、本当にありがたいです。

一方で高校合格と共に卒塾になる子もいます。
長い子だと小5から見ているので、5年近く毎週顔を合わせてきました。
そんな日々が無くなってしまうと考えると、寂しさがあります。

時には厳しく接したこともありますが、そんな子ほどまたひょっこり教室に顔を出してくれたらなぁって思ったりしています。

外資を辞めて塾を始めたのが5年前なので、今年高校入試を迎えている塾生は、小学5年生の時に入塾してくれた生徒たちです。

最初の数年は多くを生徒に求めすぎて厳しすぎた時期ですので、毎週通うのはプレッシャーも多かったのでは？と推測します。

それでも「先生、今日さぁ～」と気さくに話しかけてくれるなど、良好な関係を持てたのは、生徒たちのおかげで、私も多くを学ぶことができました。

中には勉強ができない子もいましたが、そんな彼らにも自分にはない素晴らしい個性を持っていました。
先生と生徒、対等な関係をこれからも築いていけたらと思っています。

毎年（と言ってもまだ数回ですが）この時期になると、別れの寂しさと生徒たちの明るい未来を想像しながらレッスンしています。
今日もそんな気持ちをこっそり心に持ちながら、受験生の指導するのでした。

今日は以上です！
最後までお読みいただき、ありがとうございました。