みなさん、こんにちは!
今日、ちょうどこの教科書検定の記事がいくつか出ていたので、今回の英語の教科書検定についてまとめてみたいと思います。
教科書は4年に一度更新されています。
今回検定を通過した教科書は来年4月(2024年度)から使われることになります。
それでは行ってみましょう!
今日もよろしくお願いします!
成田市囲護台・香取市佐原で個別レッスンやってます
頑張ること、頑張り切ることを伝えています。
単語数が増加する見込み
ある記事↓によると、単語数は増加の傾向です。
平成30年度の前回検定の申請本(現行本)と比べて増えたのは、東京書籍825語(128語増)▽開隆堂757語(106語増)▽三省堂668語(45語増)▽啓林館784語(43語増)
https://news.yahoo.co.jp/articles/3b3205412839d1edac8ebdc30c1662ea1d3f07a7
香取市では現在開隆堂のJunior Sunshineを使っています。
次回も開隆堂が採用されると、小学校の教科書に載っている単語数は106語増えて、757語になります。
成田市・富里市では教育出版のOne World Smilesを使っています。
この記事では教育出版の情報は書かれていなかったので、おそらく現行の教科書と同じレベルの単語数なのだと思います。
記事のよると、「現場の意見を踏まえて単語数を増やした」との解説がありました。。。
いや~小学生にとっては困った「現場の声」となりそうですね(笑)
QRコードが多くなっている
今でもすでに教科書にQRコードが載っています。
今は子どもにタブレットが配布されているので、このQRコードを読み取れば、発音を確かめられたり音読にも使えるので、きちんと使えば確実に英語力を上げてくれます。
文科省も効果を期待しているとのこと↓
文科省は「リスニングやスピーキングへの効果が期待できる」として、24年度から小学5年~中学3年の「英語」にデジタル教科書を導入する。今回合格した小学5、6年の英語は、端末を用いてデジタル教科書としても使えるようになる。
https://www.yomiuri.co.jp/kyoiku/kyoiku/news/20230328-OYT1T50205/
音源があるということは、英語を聞ける環境を手に入れることになるので、これは良い傾向だと思います。
先日書いた中学英語の参考書・問題集の選び方にも書いた通り、英語習得には音源は必須ですので。
修正があった部分とは?
検定の中で、指摘された部分もあるようです。↓
学習指導要領の意図を踏まえた表現の難しさも浮かぶ。三省堂版で意見が付いたのは「山の名前を言うときは、名前の前にMt.をつけます。富士山はMt.Fuji、六甲山はMt.Rokkoのように表します」との記述だ。
問題のないようにも思えるが、ここで求められるのは、文法や規則を教えることではなく、子供たちが英語を実際に使ってみることで、文法や発音を体感的に身につけていく学習だ。知識として文法を教えるのは中学生向けの課題となる。
そのため、文部科学省教科書課は「『Mt.』の後ろに山の名前を当てはめればいいと教えるパターン・プラクティス(文型練習)となる恐れがある」と判断。「山の名前は、Mt.Fuji(富士山)、Mt.Asama(浅間山)などのように表します」と記述が改められた。
要は、富士山とか浅間山を英語で言うときに、「Mt.を付けるんだよ」という指導は、小学校では指導要領に反するそうです。
こういうのは感覚的に身に付けるものだそうです。
そりゃ、ルールなんて覚えなくて母語のように感覚的に身に付ければ理想です。
だけど、そんな感覚が養われるほど、毎日毎日英語に触れていますか?って思ってしまいます。感じてしまいます。
私たちが日本語を学んだように、言葉のルール(傾向性)を自然に体得できるなら、日本人全国民が英語ペラペラです。
まぁ、小学校の時からあんまり覚えることを増やさないようにしたいのかも知れませんが、結局1,2年して中学に上がれば、覚えさせられるんです。
だったら、最初からこれくらい教えてもいいんじゃないかと思うんです。
それに、ここにも英語と日本語の違いを学べるいいチャンスだと思います。
日本語だと、「○○山」って最後に山を付けるけど、英語だと山を意味するmountain(Mt.)は最初に付けるんだよ!
こうやって日本語と英語の違いを意識させてやってもいいと思うんです。
公共の学校では文科省の指導要領に沿って指導がされるので、たかが小さい英語塾の私がケチをつけるなんて、罰当たりかも知れません。
でも私の塾では小学校から日本語と英語を理解しながら英語そのものを理解するように指導していますし、その過程で日本語にも注意を払うようになります。
英語得意!そんな自信を付けさせよう
この記事では2024年度から使用が始まる小学校向けの教科書検定について、ニュースを引用しながら、私自身の感想をつらつらと書いていきました。
一部自分の意見も書きましたが、方向性としては単語数も増えて、ますます小学生も大変になってきている時代だと思います。
小学校で英語の苦手意識を植え付けないために、文法の説明を控えて、ゲームはお話しメインの授業をいくらやっても、結局は中学校ではガチガチの点数勝負が待っています。
そうなると、いかに先取で学習していって、「自分は英語ができる!」って思えるかだと思います。
隣で分からなくて困っている生徒を横目にガンガンと前に進める。そんな心の余裕が更に勉強に向かわせてくれることもあるでしょう。
当塾は学年にこだわらずに各自の理解度に合わせて、ガンガン進めます。
その結果、中2で英検準2級を取る子も出てくるわけです。
成田市囲護台・香取市佐原でレッスンをやっているので、英語が出来るようになりたい子、子どもに英語ができる人生をプレゼントしたい保護者の方は、遠慮なくお問い合わせください。
勧誘は一切しませんので、ご安心を。(自分もしつこい勧誘は嫌いなので、しません。)
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