皆さんこんにちは!
今日は英語の長文問題について書いていきます。
小学生でも英検3級、準2に合格する子もいます。
更に私の所では小学生で2級に合格して準1級を目指す小学生も通塾しています。
準1級は別にしてもある程度英語の勘が鋭いとトントン拍子で3級、準2級は合格してきます。
でも英検の級は凄いのに、ちょっと長文を読ませてみると、残念ながらボロボロな状態だったりの子もいます。
勉強の仕方、英文の読み方を知らないために、努力が英語力に寄与していない生徒も過去には見てきました。
なので、今日は英語長文の読解力を上げる方法を書いてきます。
「私もそうなんだよね、やばい!」
と思い当たる節がある方は、どうすれば良いかも書きますので、最後まで是非お読みください
成田市囲護台・香取市佐原で個別レッスンやってます
頑張ること、頑張り切ることを伝えています。
たまに行う無料イベントで、塾生以外の中学生を指導することがあります。
「分からないところ」を徹底的につぶしていこう!的なイベントです。
皆さん問題集を持ってきて、「ここが分かりません」と質問してくれます
私:「あ~ここが分からないんだね、もしかしてこれはどう?」
生徒さん:「そこも分かりません」
私:「そうだよね、ここを分かるようにするためには、こっちの知識も必要なんだよね」
という感じで、分からない根本を見つけて、そこから教えていきます。
英語は積み上げ教科。
ひとつの分からないも積み上がってしまいます
中1くらいでしたら、既習範囲が狭いので解決は早いですが、中2や受験生となると習っている範囲も広くて、1つの「分からない」を潰すだけでも大変です。
そんな生徒さんたちはもちろん英文読解が苦手です。
そして、共通点は「構造を理解して読んでいない」点です。
極端な言い方をしてしまうと「この単語とこの単語があるから、きっとこんな意味」という感じで、想像で読んでいます。
例えば、play や parkという単語があったら、「公園で遊ぶ」的な意味かな?と想像して読んでいるんです。
その想像が当たれば良いのですが、当たらなかったら長文問題で正解を得ることは難しいでしょう。
予想で読んで、勘で正解。「やった~~~」
こんなんで力が付くはずがありません
ではどうしたら良いのでしょうか?
英語の長文問題は、どんどん長くなるのがトレンド(?)で、読めるのは当たり前、いかに速く内容を理解して、必要な情報を見つけ出すかが勝負になりつつあります。(特に共通テスト)
英検でも高校受験でも大学受験でも避けられない長文問題ですが、長文問題を得意にするにはどうしたらよいのでしょうか?
- 語彙力を増やす
- 文法を身につける
- 英文構造を意識する
長文を読む時に1つでも知らない単語があると、その単語が気になって長文問題に集中できません。
長文内の98%程度知っている単語でなければ、全体の意味理解は難しいという研究結果もあります。
語彙力を上げるのは地道な努力が必要ですが、これこそ天才でなくても努力でカバーできる部分なので、どんな生徒でも語彙力を付けることができます。
語源的な視点や語呂合わせを利用してまずは記憶の引っ掛かりを作り、次に繰り返し繰り返し単語を読んで、意味を思い出せば単語力は確実に上がります。
知らない単語を無くすのが目標
文法というと「やだ~~」「だから英語嫌いなんだよ~」と拒否反応を示す人も多いので、「英語の語順」を学ぶと読み替えてください。
日本語と英語は語順が大きく異なります。
だから日本語の語順で読んでいる限り、正確に読めるはずがありません。
まずは基本的な語順を学んでいきましょう。
中学生であれば、教科書を語順通りに理解できれば十分ですし、高校生も中学文法から読み直して基本の語順を理解した上で「倒置」などの特殊な語順パターンを覚えるようにしましょう。
単語をたくさん覚えても文法を知らないと、やはり想像に頼った読み方になってしまいます。
単語や文法をある程度覚えたら、その知識を総動員して、「英文の構造」を意識しましょう。
ひたすら一文ずつ構造を把握しながら読み進めるようにしましょう。
構造つまり主語がどれで述語はどれ、これは副詞と言う風に意識してください。
最初は意識して構造を取る。
それができるようになると意識しなくても構造が取れ、正確に意味理解できるようになります
長文問題はたくさん問題をやればできるようになるわけではありません。
長文を正確に読むことに時間を割いて、もし時間が余ったら設問も解く。
そんな感じで十分です。(もちろん過去問練習する時は設問の癖を知るために設問も解いてくださいね)
構造を無視して知ってる単語をつなげて読んでいるレベルからいち早く抜け出せるかが勝負!
さて、当塾ではどんな長文読解指導をしているのでしょうか?
ざっくり書いてきます。
私の長文指導は大きく3つの指導から成っています。
- 一文ずつの理解を確認
- 書き出しによる確認
- 音読の活用
英語の長文を読ませて「理解できた?」と聞いて、「はい」と言われても、細かく読んでいくと理解できていないケースがほとんどです。
なので、私は一文ずつ理解できているか確認する方法を取っています。
長文の一文一文と聞くと、理解できている部分まで確認して「時間の無駄じゃない?」と感じる方もいるか知れませんが、それも生徒の表情や解答の速度などを見て、付随する知識の整理などをしています。
なので、決して無駄ではありません。
場合によっては意味を文字に書き出してもらうこともあります。
生徒の頭の中を見ることはできませんが、文字として書き出してもらえれば、どこをどう理解しているのかを講師側も判断することができ、適切な解説ができるからです。
加えて、生徒側もなんとな~~く理解したとしても、それを文字にするとなるともう一歩深く考えなければら無くなり、「考えること」「思考力」の養成にも繋がります。
こうやって理解を完璧にしていくのですが、ここで終わりではありません。
理解した英文を自分の物にしてくために、音読も行います。
音読を何度もするとその回数分、英単語を読むことになりますし、読むたびに意味も理解するようにすれば、さらに単語や構文も自分の言葉になっていきます。
私自身も音読によって英語の基礎体力がついたので、私の塾では音読は指導の柱です
詳細はこちら↓
構造把握は重要ですが、なかなか一人では難しいのが現実です。
どうしたら良いのか分からない人は英語の強い塾に行った方が早いです。
英語は受験の要で、理系に進もうが文系に進もうが普通避けることはできません。
なので、定期テスト対策とか受験対策をして、生徒の点数を上げたり、志望校に合格できるように英語指導したり、精神的なサポートやアドバイスを送るのが私の仕事です。
更に、将来英語で仕事をしたり、海外旅行で英語を使ったりできるように、テストの先を見据えた指導もしています。
「学校英語は使えない」
と言われますが、そんなことありません。
私が英語ができないまま外資に転職して英語を必死にやり直した際も、結局学校英語を完璧にやり直すようになって、少しずつ英語も話せるようになりました。
ちょっとした指導のプラスアルファで学校英語も将来への資産になります。
私と英語を学ぶようになって、英語の楽しさにはまったり、将来「英語を使った仕事をしたい」と考えてくれる子もいるので、私としては嬉しい一方責任の重さを痛感することもあります。
だからこそ、毎回のレッスンは生徒と真剣に向き合う勝負です。英語の楽しさを共有し、将来の夢を一緒に叶えるサポートをしていきます。
まだまだ知名度の低い小さな個人塾ですが、個人塾ならではの丁寧な指導をお求めの方は、ぜひお気軽にお問い合わせください。
今日も最後までお読みいただき、ありがとうございました!