皆さんこんにちは。
先日英検の結果発表がありました。
保護者の方から結果報告が続く中、リニューアルされて要約問題が追加された2級で満点を取った子が現れました!
凄すぎです!
どんなことをしたのでしょうか?
成田市囲護台にある英語専門塾代表
頑張ること、頑張り切ることを伝えています。
英検リニューアルって何?
おさらいです。
そもそもなぜ英検はリニューアルされたのでしょうか?
これは文科省の方針に沿うためです。
文科省はより使うことを意識した英語教育に舵を取っています。
そのため指導要領も変わりました。
指導要領が変われば、教科書も変わりました。
指導要領に合うように英検もリニューアルする必要性が生まれたのです。
大きな変化は「要約問題」「Eメール問題」の追加です
要約問題は英検1級、準1級、2級に追加され、「Eメール問題」は準2級と3級に追加されました。
要約問題の情報が少ない中でやったこと
少しずつ要約問題問題などを盛り込んだ問題集が発売されてきていますが、対策を始めた4月時点では、リニューアルに対応した問題集がほとんど皆無でした。(モリテツ先生は早々に出版されていましたね)
頼みは英検協会が出してくれていたサンプル問題だけです。
ネット上の予想問題もチェックしましたが、中には英検協会のサンプル問題を完全無視したような問題もありました。
こんな状況でしたので、「もしも英検協会のサンプル問題とは全く違ったらどうしよう」と不安がありました。
とは言え、信じる物はネットの情報ではなく「公式のサンプル問題だ!」(当然と言えば当然です)ということで、このサンプル問題を基本に練習を重ねていきました。
どんな子も要約に慣れていないのが普通なので、使いまわしの効くテンプレートも作って、練習を重ねました。
要約問題で満点!
生徒から送ってもらった結果がこちらです↓
Writing1が要約問題、Writing2が従来からある意見論述です。
見ての通り↑内容・構成・語い、文法のそれぞれの観点で満点になっています。
以下↓は意見論述の点数ですが、こちらは「語い」と「文法」で3点になっていました。
英検でややこしいのはこの点数がCSEスコアに換算される点です。
今回は、32点中30点でCSEスコアに換算すると、650点満点中641点でした!
感動!
本当によく頑張った生徒で、尊敬します。
今回、塾生との練習しながら、書きやすくなるように何度もテンプレートを見直しました。
このテンプレートに沿って書けばOKって事が証明されて、私もこれから2級を受験する塾生も大きな自信になりました!
実は簡単になってるかも?
リニューアルによりWritingが2問になったことで、削られた問題もあります。
2級の場合は、大問1が3題減り、大問3の長文問題が4題減りました。
要約問題の追加?
これは英検が難しくなるぞ!と思い、以前はこんなブログを書いていました↓
でも、今考えると、特にうちの塾生のように、ライティングをしっかり練習して得点源にできれば、これはもしかして簡単になっているのかも?と感じます。
注意点は英語力のある講師に書いた英文をチェックしてもらい、フィードバックを受ける点かなぁと思います。
書き方や文法ミスなどは指摘されないとなかなか自分では気付けけないからです。
「ここってこういうこともできるよ!」
「これって、もしかしてこういうことを言いたかったの?」
と言う感じで、生徒と一緒に英作文をチェックすると、表現の幅も広がっていきます。
次は2次!早く動き出せ
2次は7月7日です。(人によっては7月14日)
あっという間です。
もちろん、私も1次試験の自己採点が終わった時点で、1次通過を確信して2次の面接練習を開始しています。
1次の結果が出た今から対策しても集中的に取り組めば間に合いますが、先手必勝ですでにスタートしています。
本番さながらの練習です。
面接練習中に生徒が発した言葉は必死に書き留めていきます。
そして、一通り終わったら、書き留めた英語を生徒と見ながら、フィードバックします。
「この表現は良かったね!」
「ここの文法が違ったね、こう変えよう!」
「この質問の解答、完璧!最高だよ」
こんなやり取りをしながら、徐々に力を付けていきます。
一部テクニック的な事も教えたりします。
本番は緊張してるし、答えられなかったらどうしようっていう不安もあります。
でもそれを打ち消すことができるのは、たくさんの練習で自信を付けることです。
スポットで英検2次の対策レッスンだけのお申し込みも頂いています。
こちらは準1級の方で、Q&Aが特に心配とのこと。既存のオリジナルテキストを改定して、本番で力を出し切れるように準備したいと思います。
今日は以上です!
皆さんの英語学習を応援しています!