IELTS9.0満点講師による英検ライティング添削

【2024年第1回英検】リニューアル後も全員合格!

皆さんこんにちは!
昨日、2024年度第1回英検(従来型)の結果が発表されました。
当塾でも塾生が準2級、2級、準1級に挑戦しました。
発表の13時過ぎ~結果報告が続々と届きました。
今日は塾生の結果や私が感じたこと、次への改善点などを書いてみたいと思います

英語専門塾 ステューディアス

成田市囲護台・香取市佐原で個別レッスンやってます

子ども達に英語を使える未来を提供することが使命です。

頑張ること、頑張り切ることを伝えています。

まずは、今回の結果です。

今回も全員合格!を頂きました。

厳しい戦いだった子もいましたが、本当によく頑張ってくれました。
試験の緊張、面接の緊張、それらを乗り越えて勝ち取った合格です。
本当におめでとう!

今回は特にリニューアル後初めての従来型英検だったこともあり、私もドキドキしていました。
なにせ過去問がない状況ですので、
「この対策で大丈夫かな?」
と思い試行錯誤しながらの英検対策レッスンでした。

それでもリニューアルで追加された要約問題で満点を取るなど、塾生たちはよく頑張ってくれたと誇らしい気持ちでいっぱいです!

祝 満点!英検2級要約問題で満点を取った塾生とやったこと

要約問題以外でも2次の面接で満点の項目があったりと、大健闘してくれました。

そんな一方、面接で思うように力を出せなかった子もいます(結果的には受かっていましたが、本人は落ちた!と思い、暗い日々を過ごしていました)

面接の相性問題

準1級を受験した塾生は面接委員との相性が悪かったようで、力を発揮できませんでした。

その塾生曰く
答える度に首をかしげられて、その度に「なんで首かしげるの?」って思っているうちに、もう駄目だぁって思って、うまく答えられなかったです
とのこと。

私もそれを聞いた時は「なんて面接委員だ!」と怒りがこみ上げましたが、数日考えるうちに「もしかして採点で悩んで、首をかしげていたのかも?」と考えるようにもなりました。

人によってはちょっとした面接委員のしぐさが気になってしまうこともあります。
話しやすい雰囲気を作るのも面接委員の役目だとは思いますが、対面での面接となると、相性がどうしても出てしまいます。

その辺を考えると、PCに向かって話すS-CBTは相性問題がゼロという利点があります。
実際この塾生にも「落ちたら、SCBTでチャレンジしよう!」と伝えていました。(でも受かりました~イエイ)

こんな合格は要注意!

全員合格したのは良いことですが、スコア表をみると、ちょっと注意が必要だなって塾生もいます。
例えば、リーディングの点数が低いまま、ライティングに助けられて、合格しているケースです。

単語力、文法力、読解力の低さをライティングでカバーして合格しているので、本来必要なリーディング力は合格ラインに達していない状態です。

それでも合格してしまうので、現在の英検です。

合格は合格で素晴らしいですが、この現状を生徒と共有して、気を引き締めて指導にあたらなくてはなりません。

これを読んでいる方は今一度スコア表を確認してみて、リーディングが低い場合は合格しても気を許さずに、力をつけてください。そうしないとすぐに壁にぶつかって伸びなくなります

今後の改善点も見えてきた!

英検対策は過去問を使ったり、オリジナルテキストを使って指導しています。
今回は2級、準1級という上位級の受験が多かったので、「もっとこうすると良くなるな」という改善点が見えてきました。
それは生徒の表情や上達の様子から感じ取れます。

リスニング力を磨くために、こんなテキストを作ってみよう!
とか
ライティングのイメージが付きやすいように、テキストにこんな内容を追加しよう!
などです。

こうやってどんどんパワーアップしていきます。

自己流を正す

数学とかは解き方がある程度決まっていて、詳しい解説を読めば、どうやって解けるのかまで自分で学べる内容も多いです。

でも、英語は例えば答えの和訳を見ただけだと、「どうやってこの訳になったの?」と言う感じです。
言語の特性上、言葉の処理過程や思考過程が問題集の答えだけでは見えないものです。

独学でコツコツと学習することも必要ですが、どこか自己流の解釈・思考になりがちです。

それは短文を訳してもらえば、すぐに分かります。

「あ~そうやって読んでるんだよね。できれば、こういう風に考えていった方が、後伸びするよ」

そうやって生徒の頭の中を覗くように、どう考えているか?どう読んでいるのか?を見極めて、それを正すのが私の指導方針でもあります。

だから、穴埋め問題みたいなものは基本やりません(定期テスト前はたまにやるかもですが・・・。)

どう読んで、どう意味を取るのか?
それを個別で指導するから、正しい読み方を知ることができ、徐々に英語を読む思考になっていきます。

例え努力が実らなかったとしても

英検も試験である以上、対策が可能です。
なので、正しく対策して正しく努力すれば高い確率で合格できます。

でも時として努力したのに合格できなかった子もいるでしょう。

それは今のレベルと合格ラインに大きな差があったとか、当日思うように実力が発揮できなかったとか、理由はそれぞれです。

私も教えた生徒全員に合格を味わってほしいと思っています。
でもそれ以上に、たとえ不合格だったとしても「努力したこと」は誇りに思って欲しいのです。

努力した不合格
努力しなかった不合格


どちらも不合格ですが、同じ不合格ではありません。

努力した不合格ならば、「頑張れた自分」がいます。
努力出来なかった不合格には「頑張れなかった自分」がいます。

努力しなかったことが心に残り、大人になっても逃げ癖がついてしまうことがあります。

実はこれは私自身の経験でもありますが、そんな逃げの人生から救ってくれたのも英語でした。「英語ができるようになった!」という経験が、挑戦する気持ちを思い出させてくれたのです。

だから、私を信じて学びに来てくれる子には、英語以上に、その先の将来に繋がる指導をしていきたいと思っています。

成田市囲護台と香取市佐原でレッスンしています。
オンラインも対応しておりますので、世界中から受講可能です。

ご興味のある方はお気軽にお問い合わせください。

今日は以上です!
最後までお読みいただき、ありがとうございました。