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英検対策に「文単」は本当に効果的?|音読活用のコツを解説!

皆さんこんにちは!

「英検の長文対策におすすめの教材って何?」「文単って効果あるの?」

そんな疑問をお持ちの中高生やその保護者の皆さんへ。
この記事では、英検1級講師が実際の生徒指導で感じた「文単」の効果や、音読を使った活用法、文単を使う際の注意点まで詳しくご紹介します。

英検合格を目指す中学生・高校生、そしてそのお子さんの英語学習をサポートしたい保護者の方にも、役立つ情報をお届けします。

英語専門塾 ステューディアス

成田市囲護台にある英語専門塾代表

子ども達に英語を使える未来を提供することが使命です。

頑張ること、頑張り切ることを伝えています。

『文で覚える単熟語(通称:文単)』は、旺文社が出している英検対策用の単語帳シリーズです。
英検3級から英検1級まで出版されています。
(英検5級と4級は「絵で覚える単熟語」というテキストが出ています。こちらもおすすめです)
アマゾンに分かりやすい図があったのでスクショをとっておきます↓

文単の良いところ
  • 単語・熟語を文章の中で学べる
  • 英検の各級(5級~準1級)に対応
  • リーディングと語彙を同時に鍛えられる

特に準2級・2級あたりの受験者からの人気が高く、塾や学校でもよく使われています。
この「文単」がなぜ選ばれるのか?それは、“単語の意味だけでなく、使い方まで学べる”からです。
単語帳というと、「単語と意味の丸暗記」をイメージされる方も多いかもしれませんが、文単では実際の英文の中で語彙を覚えるため、記憶の定着率が圧倒的に違います。
また、各トピックには英検の頻出テーマが盛り込まれているため、実践的な長文読解の力も自然と身につきます。

単語の暗記が苦手な自分は、音読を通して単語を覚えました。

文単の音読勉強法|英検対策に効果的な理由

文単の特徴は、すべての単語が英文の中で学べる構成になっている点です。
つまり、そのまま「長文音読トレーニング」に使えるのが最大の魅力!

なぜ音読がいいの?
  • 語彙が定着しやすくなる
  • 文の構造が頭に残る
  • リスニング力が伸びる
  • スピーキング力も向上
  • 読解スピードがアップする
  • テスト本番の緊張緩和にもつながる

特に「見たことはあるけど、意味が出てこない…」という単語は、音読を通して“使える語彙”として定着していきます。
また、声に出すことで脳がより多くの感覚を使って学習するため、インプットだけでなくアウトプットにもつながるという点が、テスト対策としても非常に有効です。

単語や熟語を多く知っておくほど、英検の合格は近づきます。
文法を押さえておくことはもちろん大切ですが、単語が分からないと歯が立ちません。

でも覚えにく!
覚えられない!

そんな苦い経験を持っている方も多いと思います。

この文単は「文で覚える」というのがコンセプトで、単語を文脈や前後関係を使って覚えるものです。
しかも文で覚えると、その単語がどんな時に使われるのかも知れて、単語のイメージがつかみやすいです。

これを使って英検に合格した人も多く、例えばアマゾンのレビューを見てみると、星の数がめちゃくちゃ高いです。

単語を一個一個覚えるよりも文で覚える方が効率的!

アプリで発音もチェックできる

更に「英語の友」というアプリも使えて、音読トレーニングにも使えるのです!
詳細はこちら
https://eigonotomo.com/

私のスマホのスクショをとってみました↓
これは英検準2級用の文単を再生する画面です。

もちろん無料で音声を聞くことができます。

CD付のテキストもありますが、CDだとどうしても再生するまでに手間です。
手間なことは徐々にやらなくなってしまいます。

音読の具体的な方法は以降で書きますが、毎日音読をするために、いかに開始の障壁を下げるかが続けられるかどうかのポイントになります。

スマホのアプリなら手軽に再生できるので、「CDを再生するのが面倒くさい→お手本なしで音読しちゃおう!」を防ぐことができます。

英語の音声がないと、自己流の発音から抜け出せないので、音源は必須です!

英検対策に効く!文単の音読勉強法5ステップ

文単を使って長文に強くなるには、“読み方”が重要です。
音読の力を引き出すコツを、当塾のノウハウからご紹介します!
文単の特徴は、すべての単語が英文の中で学べる構成になっている点です。

つまり、そのまま「長文音読トレーニング」に使えるのが最大の魅力!

  1. 英文の完全理解
    ここではこれから音読する英文の単語の意味や文法構造を完全に理解するようにしましょう。
    例えば、どれが主語でどれが述語動詞なのか?など構造を理解しておきましょう。

    注意!
    意味の分からない英文を何十回と読んでも時間の無駄になります。
  2. 音読して口慣らしする
    英文が完全に理解できたら、今度は音読して英文を口慣らししていきます。10回もやればOKです。

  3. 「英語の友」と一緒に音読する
    「英語の友」を使って英語のお手本と一緒に音読する。
    自己流の発音だとお手本とズレる部分があって、自分でも気づけるので、そのズレを直していく

  4. 毎日やる!
    音読は効果があるのに、多くの人が軽んじて、実際にやりません。
    今日やって明日効果が出るわけではないのですが、音読をやり続けるとライバル達は「なぜあいつは英語があんなにできるんだ?」と不思議がるぐらいできるようになります。
    目標は毎日30分です。
    1つの英文を50回、100回と読む。それを2ヵ月続けてみましょう。もうあなたの英語力は生まれ変わっています!

英語に触れる絶対量が少なすぎる!毎日30分を2ヵ月続けてみよう!
2ヵ月続けた者だけがたどり着ける境地があります

文単を使うときの注意点3つ

「文単は良さそうだけど、使い方を間違えたら意味がないのでは?」
そんな不安を感じている方もいらっしゃるかもしれません。
実際に多くの中高生を指導する中で、「文単を使っているのに伸びない…」というケースも見てきました。
効果的に活用するためには、気をつけたいポイントがあります。

文単の注意点
  1. 「文単だけ」で英検合格は難しい
  2. 難しすぎる級を選ばない
  3. 続けることが大切

1. 「文単だけ」で英検合格は難しい

あくまでも語彙・長文対策用教材なので、英作文やリスニングなどは別教材で補う必要があります。総合的な英検対策を目指すなら、リスニング教材や英作文トレーニングも併用しましょう。

2. 難しすぎる級を選ばない

文単のレベルは英検の級と一致していますが、無理に高い級を選ぶと挫折しがちです。
自分の実力に合った級を選び、1冊をしっかりやり切ることが大切です。

3. 続けることが大切

文単は継続することで力がつきます。1日1〜2トピックでもOK。毎日続ける習慣を!
勉強は“継続した人”が勝ちます。

まとめ:文単×音読で英検長文が得意になる!

この記事では英検対策用に「文単」と「英語の友」というアプリを紹介しました。
英検に特化した「文単」と音源をアプリで再生できる「英語の友」の組み合わせで音読を行って、ぜひ英語力を爆上げしてください。

今まで音読の重要性と効果を何度もブログで書いていますが、正直、やる人は少ないです。
やっても最初の2~3日、5回位読んで終わりです。
そもそも音読の効果を引き出すためにどれだけやればいいのか知られていません。
ですから、効果が出る前にみんな止めてしまいます。

毎日やるのは正直大変です。
でもその大変さの先には「英語最強」の状態が待っています

当塾では音読に限らず日々の学習サポートも行って、毎回のレッスンで音読チェックしているので、確実に英語力をあげることができます。

成田市囲護台・香取市佐原でレッスンを行っています。
英語に本気なご家庭はぜひ一度お問い合わせください!

体験レッスン(体験日空き情報あり)



今日は以上です!
最後までお読みいただき、本当にありがとうございました。