皆さんこんにちは!
2024年度の第一回英検(従来型)の面接対策に大忙しの毎日です。
追加レッスンやスポットレッスンをご予約いただき、感謝の限りです。
今回当塾では準1級、2級、準2級を受ける生徒さんがいます。(中2~高3、浪人生)
成田市囲護台・香取市佐原で個別レッスンやってます
頑張ること、頑張り切ることを伝えています。
英検2次 面接について
3級以上は2次試験があり、面接レッスンになります。
試験内容を級別にまとめてました↓
試験が始まると、問題カードが渡されます。
そこには英文や絵が描いてあって、まずは問題カードを使った質疑応答が行われます。
問題カードを使った質疑応答が終わると、問題カードを伏せるように指示され、「受験者本人の意見を述べる」質疑応答に続きます。
級 | 時間 | 面接の流れ |
---|---|---|
3級 | 5分 | 音読→質問→イラスト説明(1題)→質疑応答 2題 |
準2級 | 6分 | 音読→質問→イラスト説明(2題)→質疑応答 2題 |
2級 | 7分 | 音読→質問→ナレーション(3コマ)→質疑応答 2題 |
準1級 | 8分 | 自由会話→ナレーション(4コマ)→質疑応答 3題 |
問題カードを使った質問は、数回の対策レッスンでポイントを掴むことができます。
問題は質疑応答です。
これは「受験者本人の意見を述べる」質問なのですが、普段考えたことがないことが聞かれるのでので、はなかなかハードルが高いです。
では、どんな対策レッスンをやっているのでしょうか?
当塾の対策レッスン
先述したように、問題カードを使った質疑応答は練習すればコツがつかめて、どの子も自信を持って答えられるようになります。
難関は、その後に続く、質疑応答です。
例えば、こんなことが聞かれます。
Where do you like to go with your friends?
友達とどこに行きたいですか
In Japan, many people enjoy hiking in their free time. Do you like to go hiking?
日本ではたくさんの人々が空き時間にハイキングをします。あなたはハイキングが好きですか?
Some people say that young people today do not show enough respect to elderly people. What do you think about that?
今日の若い人々はお年寄りに対して十分な敬意を示していないという人もいます。あなたはそれいついてどう思いますか
Should the government be allowedto access people’s praivate data?
政府は国民の個人情報にアクセスすることを認められるべきですか?
(2020年第2回過去問より)
ご覧の通り、級が上がるにしたがって、社会性のある質問がされます。
普通に生活していて、こんなこと考えません。
普段考えないことを日本語ではなく、英語で言うのですから、これはもう恐怖!です。
そんなちょっと怖い面接試験ですが、一緒に練習することで少しずつ答えられるようになります。
面接の対策レッスンでは、私が面接委員役になって、面接練習をします。
ドアのノックの所からやって本番にできるだけ近い形でやっています。
簡単な自己紹介、級の確認が終わった後に、問題カードを渡します。
練習中、塾生が話した英語を全て書き取ります。
こんな感じです↓
そして、質疑応答が終わった時点で、この書き取った英語を見ながらフィードバックしていきます。
文法的なミスはもちろん、ここはこういった方が簡単だよね~など、アドバイスしていきます。
模範解答を見てビビらない!模範解答のおススメの使い方
書店で過去問を買えば、2次試験の過去問も載っています。
模範解答も付いています。
そして時々、模範解答を見た親御さんから時々「先生、こんな模範解答、作れる自信がありません」ってご質問頂きます。
模範解答を見て、親御さんも子どもも「こんなレベルの解答をしないと合格しないのか!」とショックを受けてしまうようです。
人によっては「こりゃ駄目だ、諦めよう」と受験する前から白旗を振ってしまう人もいるかも知れません。
でも模範解答のレベルに達していなくても、ポイントを押さえていれば、合格します。(今まで合格してきています)
あくまでも模範解答は100点満点の答案であり、そのレベルに到達しないと不合格という、合格か不合格かの2つではありません。
私がよく言うのは「模範解答で考え方を仕入れる」です。
今まで考えてこなかった話題に対して、どんな意見や考え方があるのか?まずはそれを知るところから始めるために、模範解答を見るようにしています。
「なるほど~、そういう考え方もあるんだ~」
「こういう時は英語でこういえば良いのか~」
など、「考え方の仕入れ」に使ってもらいます。
そして、面接練習の時に上手く答えられなかった質問を、今度はじっくり時間をかけて英作文してもらいます。
それを私がチェックして、間違いを修正します。
これは塾生一人ひとりのオリジナルの引き出しになります。
模範解答をいくら暗記しても、面接の中で咄嗟に答えることは難しいです。
その理由は、どこかあなたの意見ではないからです。
それよりも、チェク済みの英文を繰り返し読んで本番に挑めば、緊張で頭が真っ白になっても、自分の意見として伝えれるはずです。
単なる模範解答の暗記は、本番では出てこないって、よくあるパターンです。(自分は英検1級受験する時に、気付きました)
模範解答はネタの仕入れに
自分の意見を時間をかけてまとめて、添削してもらおう!
何回位練習するの?
英検の2次対策は、ひとりひとり行っています。
(塾生の通う学校では、面接練習を5人くらいまとめてやって、みんな最初の人の答えを真似するらしい・・・。中にはやってくれない学校もあるそうなので、まだよい方なのでしょうか。)
で、何回位練習するかと言うと、最低でも3回くらいはやります。
各1回につき、3回分くらい練習しますので、トータル9回面接練習を行います。
どんな子も1回目の模擬練習では頭が真っ白になって、笑顔が無くなり、「どうしよう・・」となります。
そこから、先ほどのように書き取った英文を見ながら修正を重ねて、3回、5回目くらいにスムーズな受け答えができるようになります。
更に、練習を重ねて、完成度を上げて、本番を楽しむ、そんな感じです。
もちろん、級によって、塾生によって回数は増えたり減ったりします。
現在の所、塾生は追加料金なしで英検2次の対策をしています。
英検直前に数回だけ対策レッスンをしたい!というご要望にも対応していますので、ご興味があれば是非!
今日は以上です!
英検2次に受験される方、頑張ってください!応援しています!