IELTS9.0満点講師による英検ライティング添削

点数アップ!中学生の英語の勉強の仕方

皆さんこんにちは!
先日英語講師向けのセミナーに参加した時に講師の先生がこんなことを言っていました。

「東大を受験するような生徒さんでも、英作文で中学の文法ミスが多い」

ちょっと信じられないようなことですが、英語は積み上げ教科ですので、中学での間違った考えがそのまま大学入試にまで影響してしまっているんだと思います。
更に大学受験に向けての勉強でまさか中学英語に問題があるなんて思いたくないという心理も中学英語の穴を埋められないまま高3になってしまった原因かも知れません。

今日はそんな重要で後々にまで影響してしまう中学英語の勉強の仕方をまとめてみようと思います。

中学生でもできて、効果的な勉強法ですので、是非参考にしてください!

英語専門塾 ステューディアス

成田市囲護台・香取市佐原で個別レッスンやってます

子ども達に英語を使える未来を提供することが使命です。

頑張ること、頑張り切ることを伝えています。

「中学英語」と聞くと、どんなイメージを持ちますか?

そんなの簡単じゃん?

って思われる方もいるかも知れません。

でもこの中学英語は、将来的な英語の能力を大きく左右する重要な土台です。
この段階で英語の基礎をしっかりと固めておけるかどうかが、今後の試験や受験、更にグローバル社会で生き抜く英語力の基礎になっていきます。

事あるごとに書いていますが、私自身も外資に転職した際に、中学英語からやり直しました。(最初に飛びついた英会話は遠回りでした)
中学英語をきっちりやったから、外資でも毎日英語を使って仕事が出来ましたし、今は使える英語を教えられるようになっています。

高校入試も大学入試も中学英語のマスターが必須!

以前こんな記事も書いていました↓

中学で英語についていけない。どうしたら良いのか

英語の基礎作り: 英単語と文法の効果的な勉強法

中学英語の重要性を理解していただいたところで、具体的にどうやるかを書いていきたいと思います。

まずは英単語と文法です。

覚えるのが苦手な子も英単語は覚えていかないと、どうにもなりません。
知らないものは分からないし、聞いても分からないし、文章も読み進められません。

単語の暗記をしようと単語帳を思い浮かべるかも知れませんが、まずは教科書の単語をしっかりと覚えていきましょう。

文法も教科書ある項目をひとつひとつ潰して行きましょう。
でも分からない部分やまだ習ってない部分もありますよね?

そんな時は教科書ガイドに頼りましょう!

教科書ガイドには単語の意味もまとめられていますので調べる時間の節約にもなりますし、文法の解説もされています。

いきなり単語帳や文法の問題集を買うのではなく、教科書ガイドにしましょう。

教科書ガイドで教科書の英文を完全に理解しましょう!
そして、単語の意味や文法が分かったら、教科書にあるQRコードをスマホで読み取って音読をしてください。

覚えちゃうくらい音読してください。

私が中学生の時、母親に教科書ガイドを買ってとお願いしたら、「そんなのダメ!」と言われました。
教科書ガイドには教科書の答えがあるので、それを見て「役に立たない」とか「ズルだ!」と思ったようです。
でも「ズル」ではなく、使い方次第です。
自分から学ぼうと買って欲しいと言ってくれるお子さんには是非買ってあげて欲しいと思います。

私の所に通っている中学生にレッスン中に「じゃ音読しよう」というとたまに「前回やりました」と言われます。
でも音読してもらいます。
前回やろうが昨日やろうが、そんなの関係なくて「何回もやる!」これが必勝への道だからです。

音読の注意点

ちなみに注意点は英文を理解した上で、音読することです。
意味の分からない英文をひたすら読んでも、無駄です。

英語の基礎作り:リスニング力のあげ方

続いてリスニングです。

リスニングは「聞き取りの力」を上げる必要がありますが、この「聞き取り」は2つの要素に分けられます。

2つのリスニング力

・音を聞き取る力
・聞き取った音を理解する力

英語と日本語では厳密に言うと同じ音はありません(似た音はあります)
ですので、英語の音を雑音ではなんく「言葉」としてつかむ「音を聞き取る力」が必要です。
次に聞き取った音から「意味を理解する力」が必要です。

この2つが身に付いて、「聞き取れる」状態になります。


普段耳にしていない音を聞き取るためには、発音を鍛えることが挙げられます。
自分が発音できる音は聞き取れるからです。
ですが、一人で発音練習するのは難しいです。

そこで、家庭でもできる方法として、英語の音に慣れるために、「たくさん聞く」ことをお勧めしたいと思います。
でも、やみくもに聞くのではなく、聞いたらすぐに書き出してみる(ディクテーション)をやるなどして「聞き取れる音」「聞き取れなかった音」を自分で認識していきましょう。
それをすることで、少しずつ聞き取れる音が増えていきます。

聞き取れない音は、知らない単語か知っていても間違って覚えた音です。(自分の覚えた音と実際の音にズレがある)
他にも音が変化していて聞き取れないこともあります。
これは音声学的変化なので、私はなぜこんな音の変化になるのかを解説しています。

これを知るとグッとリスニングが楽になります。

英語の基礎作り:スピーキング力のあげ方

東京都では高校入試にスピーキングテストが導入されたりと、スピーキング力も軽視できない要素になっています。
千葉県はまだスピーキングテストを導入することは先だと思いますが、時間の問題かもしれません。

それなのにスピーキングはかなりの難易度です。
相手の言っていることを聞き取って、自分で返答を英文で作って、即座に音として発しなければなりません。

まさに超難易度!

リスニング力も単語力も文法力もすべてが必要なので、簡単に上達することもありません。

ですが、細分化すると必要なのは、単語や文法、リスニング力の基礎力です。
上記の方法で単語・文法・英語の音を身に付けることで、結果的にスピーキング力も上がっていくものです。

スピーキングは慣れの部分もありますが、それも単語・文法・リスニングの基礎があってこその「慣れ」です。
これら基礎がないままに、スピーキング練習しても上達は難しいです。

英語を話せるようになるには英会話に行くべきか?

まとめると

この記事では、「中学生が実践できる英語学習法」というテーマで、英語の基礎作りも行える学習法をお伝えしました。

結論は「教科書を理解して、何度も何度も何度も声に出して読む!」です。
これをやることで、「単語」「文法」「英語の音」を習得できるようになります。
教科書ガイドを活用すれば、家庭でも行うことができます。

中学3年間で学ぶ英語は基本的な内容でありながら、未来に続く英語の基礎になっていくものです。
だからこそ、油断せずに取り組んで欲しいです。

でも実際やるとなると、正しくできているのか? 続けられるのか?など頭に浮かんでくると思います。

当塾では日本人にあった英語の学び方を通して、本物の英語力を養成しています。
一般的な塾ではやっていない(やれない)レッスンです。

もちろん学校の試験対策も行いますし、英検は高い合格率を誇っています(2022年は100%合格。2023年は11月現在100%合格)

もしもご興味がございましたら、お気軽にお問い合わせください。
優先すべきはお子さんです。
ざっくばらんにお話ししましょう。

英語専門塾 ステューディアス

対象小学5年生~高校生
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講師元外資系研究員、英検1級、TOEIC960

将来英語が使えることを目標にゆるぎない英語力を養成します。
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