皆さんこんにちは!
私にはまだ保育園に通う子どもがいます。
最近習い事に通い出しまして、本人も毎日のように楽しみにしていました。
ところが、朝になると「行きたくない!」と言いだしてしまいました。
「せっかく入ったんだから、行きなよ~」と促すと
「行ったら何かくれる?」
と言われてしまいました。
「あちゃ~」
と思った私。
お菓子もらえるから行ってたの?と親としてはがっかりでした。
今日はこんな事があったので、「やる気」について書いてみたいと思います。
成田市囲護台にある英語専門塾代表
頑張ること、頑張り切ることを伝えています。
インターナルモチベーションとエクスターナルモチベーション
息子の「行ったら何くれる?」の言葉に、「あちゃ~」と思った私。
もともと本人がやりたくて始めたものの、途中から目的が「何かもらえるから行く」に変わってしまっていたようです。
頑張って行っているからご褒美に。
そんな気持ちでちょっとしたお菓子を渡したりしていたのが、間違ったメッセージを送ってしまっていたようです。
ここで思い出したのが、「インターナルモチベーション」と「エクスターナルモチベーション」です。
インターナルとは「内部」と言う意味がありますので、「内部から沸き起こってくるやる気」と解釈できます。
誰かに言われてやるのではなく「自分がやりたいからやる」
ご褒美をもらえるからやるのでもなく、褒められるからやるのではない、自分の内側から沸き起こってくるやる気です。
「好きこそものの上手なれ」なんて言葉がありますが、これも好きであれば、努力出来て、結果的に上達できるという点でもやはりインターナルモチベーションだと思います。
これに対するのがエクスターナルモチベーションです
エクスターナルは「外部」と言った意味で「外部からの刺激によって沸き起こるやる気」です。
・テストで良い点数取ればご褒美がもらえるから頑張る
・あいつに負けたくないから頑張る。
・褒められたいから頑張る
こんな感じで、自分のやる気が外部からの刺激に依存しているものです。
別に悪いものではありません。
会社によっては目標を達成したらボーナスが増える!なんて普通にやっていますし、逆にお金もらえないなら、好きでもそんな仕事やってられません。
インターナルモチベーションとエクスターナルモチベーション、どっちが優れているのか?
インターナルモチベーションとエクスターナルモチベーションについて書きましたが、どっちが目標達成には必要なのでしょうか?
まぁ、個人的には「内なる熱いやる気」が最終的には必要だと思っています。
でも、「自分がやりたい」と感じるための第一歩はエクスターナルモチベーションだと思います。
ご褒美で最初の一歩が始まり、継続するためにご褒美も必要だと思います。
ただ、ご褒美をあげなければやる気が維持できず、続けられなくなってしまうので、麻薬みたいなものです。(もしくわご褒美がどんどん高額化していく・・・。)
ですので、どこかで「楽しい」「もっと上手になりたい」「もっとできるようになりたい」って思ってもらうことで、インターナルモチベーションに火をつけるのが理想かなって思っています。
まとめると、インターナルモチベーションとエクスターナルモチベーションの両方が必要で、最終的にはインターナルモチベーションに火がつくように誘導するのが最高なんだと思います。
息子との接し方
子育てに正解はないとも言いますが、正直「何くれる?」には驚きました。
「ご褒美をあげること自体は悪くない」と言う話もありますが、それはあくまで傾向性の話。
最初は自分で「やりたい!」と言って通い始めた習い事が、いつしか「ご褒美がもらえるから通う」に変わってしまったのはご褒美のあげ方が間違ったためだと思います。
まぁまだ息子は5歳。
「やりたい!」と言っても続かなくなるのも仕方がない面もあるかなぁって思ています。
習い事の特性もあり5歳児はうちの息子だけ。
その次は小学2年生、上は高校生までいるので、何歳も年上に囲まれているだけで雰囲気にのまれてしまって、思うように自分を表現できない部分もあるようですし。
でも「負け癖」「諦め癖」が付かないように、踏ん張ることも伝えたいと思っています。
ご褒美については以前中室牧子先生のYoutubeをまとめていました↓
さいごに
今日はやる気について書いてみました。
途中出てきた「インターナルモチベーション」と「エクスターナルモチベーション」と言う言葉を私が知ったのは、オンライン英会話の先生との会話です。
彼女は日本語がペラペラ。英語→日本語の翻訳の仕事をしています。
そんな彼女に「なんで日本語上手なの?」「どうやって勉強したの?」と聞きました(もちろん英語で聞きました)
そんな彼女が説明に使ったのが、「インターナルモチベーション」「エクスターナルモチベーション」でした。
彼女の場合、アニメのポケモンにはまって、日本語にも興味を持ったそうです。
少しでも日本語を知りたいって思いが強くなり、日本語を大学でも学ぶようになったそうです。
誰から「日本語を学びなさい!」って言われたわけでも無く、自分の心の中にあった「日本語を学びたい」という気持ちが彼女の人生を形作っていったそうです。
まさにインターナルモチベーションです。
親としては子どもにいろいろな経験をさせて、その中で何かに興味を持ってもらえれば、それだけで十分と感じます。
当塾に通う子たちも、最初は「エクスターナルモチベーション」で「親に行けって言われるから行く」「テストであいつよりもいい点数を取りたいから行く!」のような外からの刺激やご褒美で通い出します。
きっかけはそうであっても徐々に点数が上がって、「やればできる!」って気持ちになったり、学校の先生が時間がなくて説明できない英語の雑学などを話すことで、少しずつ毎週のレッスンに引き込まれていくようです。
(私にはそんな素振り見せませんが、親には英語が好きって言っている子もいます。)
週に1回、2回しか会いませんが、それでもお子さんに影響を与える存在です。
なので、英語を出来るように指導するのはもちろん、お子さんの将来を見据えて、態度や姿勢で大切なことを伝えられたらって思っています。
その1つがTOEIC満点を目指す事だったりします↓
こんな私がやっている塾ですが、英語を基礎からきっちりと学びたい方は、いつでもお気軽にお問い合わせください。
成田市囲護台・香取市佐原でレッスンを行っています。
しつこい勧誘は一切しませんので、ご安心を!
今日は以上です。
最後までお読みいただきありがとうございました~!