IELTS9.0満点講師による英検ライティング添削

2024年度 小学校の英語の教科書はこう変わります

皆さんこんにちは!
小学英語が大きく変わった指導要領変更から4年たち、2024年度に教科書が改訂されます。
前回ほど大きな変更ではないのですが、どこが変わるのかを簡単にまとめていきます。

以前にも関連する記事を書いていたので、こちらも併せてどうぞ

2024年度から小学校で使う英語の教科書検定が行われました。何が変わる?


英語専門塾 ステューディアス

成田市囲護台・香取市佐原で個別レッスンやってます

子ども達に英語を使える未来を提供することが使命です。

頑張ること、頑張り切ることを伝えています。

前回の指導要領では小学校で学ぶ単語数は600~700語に設定されました。

これから4年経過し、新しい教科書の単語数はどうなるのでしょうか?
塾用の教材制作会社のEducational Networkさんの資料に分かりやすいものがありましたので、紹介します↓

教科書会社現行教科書
単語数
2024年度~
単語数
増減
東京書籍697825+128
開隆堂651757+106
三省堂623668+45
教育出版775668-107
光村図書734712-22
啓林館741784+43

文科省の600~700語という目安を超えて800語の教科書もあります。
逆に現行よりも単語数が減った教科書もあり、現場の意見を反映させているのかも知れません。
成田市では教育出版のOne World Smileが使われますが、こちらは新しい教科書での単語数は107個の減少になっています。
対して香取地域で使われる開隆堂のSunshine Juniorでは106個増となっています。

600語も覚えられないよ~!

小学校で学ぶ単語数は600~700なのですがこれを全部書けるようにするのは大変です。
小学校の英語の授業では文法説明もほぼなく、それと同じように単語を覚えさせることもあまり無いようです。

ところが、中学に入ると急に単語が書けることが当たり前になり、試験でも単語を正確に書けないと点がもらえない問題が出題されます。

そういうこともあって、今回の教科書改訂では単語を書いて練習するページも教科書に加わるようです。

その他、変更点としてはデジタル教科書に移行し始めるようです。
とは言ってもタブレット端末などの運用は学校によっても違っていいたりしるので、紙の教科書も使っていくようです。

中学入る前に差は広がっている

私が中学生だったときは、英語は中学に入ってから習うものでした。
でも、今は小学3年から英語をやっている上、小学校で学んだことが前提で中学校の授業が進んでいきます。

小学校ではゲームなどを交えた授業で楽しかったでしょうが、中学の英語の授業は全く違います。

単語テストもあるし、文法の解説もあります。
覚える事ばかりな英語です。

この小学校から中学校の急激な変化によって、英語嫌いが大量生産されている。これが現実

あんなに楽しかった小学校の英語の授業。
ゲームやったりして、英語の授業が好きだったなぁ。

と遠い目で思い返しながら、中学英語に絶望してしまう。そんな毎日。辛すぎますね。

何度も書いていますし、体験レッスンでお話しすることですが、現在の英語は「得意な子」と「苦手な子」に分かれていて、平均点を取る層が減っています。

点数が高い子、低い子で2つのグループを作り、平均点周辺の学力の子は少なくなっています。

中一の初めで「苦手なグループ」に入ってしまったら、その後3年間、更には高校入試でも英語が足を引っ張り続けてしまいます。

だから何とか「得意なグループ」に入って、毎日楽しい中学生活を過ごして欲しいと思っています。

そんなわけで、今日はこの辺で終わらせたいと思います。

成田市囲護台及び香取市佐原で英語レッスンをしています。
英検1級講師による個別指導です。

ご興味のある方はお気軽にお問い合わせください。

英語専門塾 ステューディアス

対象小学5年生~高校生
指導形態最大3名の個別指導(オンラインでの受講も可能)
レッスン内容定期テスト~受験、英検対策まで個人の目的に合わせて完全カスタマイズ
講師元外資系研究員、英検1級、TOEIC960

将来英語が使えることを目標にゆるぎない英語力を養成します。
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