普段は社会人を教えている関係で、TOEICの問題を解くことが多いのですが、先日ようやく(?)共通テストを解いてみました。
いざやってみると、思っていたよりも手ごわくて、解きながら感じることもありました。
今日は共通テストを解いてみた感想、やるべきことをまとめてみたいと思います。
最後まで読んでもらえると嬉しいです!
成田市囲護台にある英語専門塾代表
頑張ること、頑張り切ることを伝えています。
問題をダウンロードして早速解いてみよう!
問題はPDFでこちらからダウンロードできます。
ダウンロードして印刷して、何気なく解き始めました。A4で40枚になります・・。この時点でちょっとびっくり
早速取り掛かかります!
結果
タイマーを80分にセットして開始です。
途中、仕事の電話があったり、宅配便のお兄さんが来たりと中断しましたが、時間内に解くことができました。
結果!2問ミスの94点でした。すみませーーーん!
いや~最初は余裕ぶっこいてのんびり読んでいましたが、途中から「ヤバい。終わらないかも」と思ってペースを上げ、後半の問題は焦ってミスってしまった感じです。
2問ミスと正直に載せて良いのか、これを見て辞める生徒がいるのかは分かりません・・・。
言い訳をすると、最初に甘く見過ぎてゆっくり解いていたのが敗因です。はい。
後半はTOEIC本番なみの読解スピードで読みまくっていました。
感想
今回共通テストになって初めて解いてみましたが、感想としては以下の2点です。
- 量が多い
- 変化球がある
とにかく読む量が多いです。
巷では言われていましたが、ガチな量です。
こちらの記事によると、文字数は6116語にもなるそうです。
6166語を80分で読むとなると、1分当たり77語読むことになります。実際は考えたりマークシートに記入するので、1分で100語くらいは最低読まないと間に合わなさそうです。
もちろん、テクニックとしては設問から読むとか、全部読まないとかありますけど、高得点を狙う受験生ほど隅々まで読む必要が出てくると思います。
ストレートに回答がない
数字を少し換算するとかちょっと計算しないと答えに繋がらない問題が数問ありました。
英文を読んで、そのまま回答すると間違ってしまう問題がありました。
例えば、こんな問題です。
They (= tardigrades) have four short legs on each side of their bodies.
2023共通テスト 英語 44問
設問44の①は
eight short legs
2023共通テスト 英語 44問
となっていて、8本脚は違うのか?と思いきや、本文では4本脚が各側面にあるので、計8本となって、これは正しい文になります。
つまり、本文中の4本は片面だけの本数なので、1匹には8本の脚があるってことですね。
こんな感じで、きちんと読み込まずに文字だけを追っているとミスってしまいそうな問題があります。
どう対策すべき?
今回、実際に解いてみて、どんな対策をすべきかを考えてみました。
まずは基本文法や英単語をきっちりと身に付けておくべきです。これがないとどうしようもありません。
その上で、普段から英文を読む時に語順通りに読むように訓練しておくべきです。
返り読みをしていたら絶対に間に合いません。
語順通り読む方法については、こちらで書いています↓
文法問題も英文和訳もないので、とにかく英語の語順で意味をとれるようにしなければなりません。
いかに早く正確に読んで、イメージを沸かせて、細かい部分まで読み取れるかがポイントのように感じました。
情報処理の力も必要なので、英語を読みながら出てきた情報や数値を頭で整理しながら読み進める必要がありそうです。
とにかく読む量が多いので、試験日が一番英語を読み込む日になるかも知れません。
でもこれでは不安ですよね?ぶっつけ本番のような、当たって砕けろのような状態です。
普段から高地トレーニングのように大量に読んでおけば、試験当日に英文の量に圧倒されずに、心理的にも安心できると思います。
とは言え、複数科目を学習する受験生は時間の制約もあるので、英語にかけられる時間も限られると思います。
ですから、英語は早めに高い力を付けておいて、(できれば高2までに共通テストレベルにもっていって)高3の受験時には他の科目に時間を回せるようにしておいた方が良いと思います。
そうすれば、英語を得点源にしながら、他の教科も得点源にして、大学受験に備えられます。
成田市囲護台・香取市佐原でレッスンを行っています。
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