皆さんこんにちは。
「定期テスト対策ってどうやったら良いの?」「いつも頑張っているのに良い点が取れない。やり方が悪いのかな?」と悩んだりしませんか?
そんな疑問や悩みに答えられるよう、今回の記事では定期テストで結果を出すための勉強法について解説します。
この記事はこんな方におススメ!
- 定期テスト対策の勉強法を知りたい
- いつもテストで良い点数をとる人の特徴を知りたい
多くの塾生を見てきた中で、結果を出すためのテスト勉強法や良い点数を取ることの特徴を説明します。
多くの人が間違ったやり方をしていたり、完成度が低いまま試験当日を迎えてしまうのが現状です。
この記事を読んで、次回の定期テストに生かせば、今までで一番良い点数が取れるはずです!
それでは行きましょう!
成田市囲護台・香取市佐原で個別レッスンやってます
頑張ること、頑張り切ることを伝えています。
ほとんどの人はテスト範囲が配られて「テスト範囲も出たし、しゃーないテスト勉強でもやるか~」となりますが、それがそもそもの間違いです。負けに繋がってしまいます。
ではいつから始めるべきなのか?
それは「テスト範囲が発表される前」からです。
多くの人がテスト範囲が出てからワークに取り組み始めますが、それでは時間が足りなくなりがちです。
テスト範囲が出てからのテスト勉強ではすでに出遅れている!
テスト範囲が発表される前にすでにテスト範囲の学習をスタートさせて、テスト範囲が出た時点で、学習範囲を調整しましょう。
「テスト範囲が出てからではすでに遅い」ということを理解していただいたけたとして、では何をどうやるべきでしょうか?
ここではその流れを3つに分けて解説します。
これができて完成度20%
ここまでで完成度70%
練習試合
今まで練習してきたこをと本番でも出せるように
完成度100%
おおよその完成度を書いた通り、ある意味「ワークを終わらせる」がテスト勉強の開始みたいなものです。
ほとんどの子が「ワークを終わらせる」を最終ゴールに置いている中で、あなただけが「ワークを終わらせる」をスタートにした場合、その差は埋めようにも埋められない差になってきます。
上記3点について、更に詳細に解説していきます。
まずは「学校のワーク」の完成させましょう。
たいていどの学校もテスト日の前後がワークの提出期限になっているはずです。
この期限を目標にワークをやっていると、ギリギリでワークを終わらせることになってしまいます。
結果として、復習の時間がありません。
最初のステップ「ワークを終わらせる」は提出物をしっかり出す点だけでなく、復習時間を確保するためにも絶対に外せません。
更に単にワークを終わらせれば良い訳ではありません。
ワークの問題の完全理解を目指してください。
完全理解とは?
ワークをやって終わりでは良い点数は取れません。
ワークの分からない所を分かるようにして、分からない所をゼロにする。
これを完全理解と呼んでいます。
学校や教科(先生)にもよりますが、学校のワークから同じ問題が多く出るのが定期テストです。
そんな定期テストですから、ある意味「ワークを完全理解」しておけば、定期テストで高得点を取ることは不可能ではありません。
定期テストですので、やるべきことは「学校のワーク」の完全理解です。
でも、ほとんどの人が取れない。
それはワークを埋める事だけで時間切れになってしまい、ワークの「できない問題をできる問題に」変える時間が取れないためです。
ではどうするか?
はい、だから「早く始める!」になる訳です。
もしかするとこんな経験があるかも知れません。
気付けば提出期限ギリギリになってしまい、もう自分で解いている時間すらない。
もうい~~や答え写しちゃえ!
もうこれは反省すべき状況ですよね。
こんなことにならないようにするためにも「早く始める!」にこだわって行きましょう。
さて、ワークのやり方ですが、以下の手順に沿って進めましょう。
- 解く:まずは自力で問題を解く。分からない問題はいったん飛ばす
- 丸付けをする:答え合わせをして、自分の理解度を確認する。1ページごと解いたらすぐに丸付けをする。
- 間違えた問題を理解してやり直す:間違えた問題や理解が不十分な箇所の解説を読む。質問できる人に聞く
特に「3. 間違えた問題を理解してやり直す」は重要です。
分からない問題、間違った問題をそのまま放置していたら、分からないままです。
なぜそうなるのか?理解しながら覚えるようにしましょう。
できない問題を減らして、できる問題を毎日増やそう!
ワークを完全理解できたとして、テストで点が取れるか?というとそんな簡単ではありません。
理解するためにたくさんの努力してきたと思いますが、更にその努力を点に結びつけるために、復習を行いましょう。
「ワークを終わらせる」が定期テスト対策の20%位だとすると、この「復習する」50%位を占めます。
人間1回やっただけで、できるようにはなりません。
だからこそ、テスト範囲をカバーするように全体の復習が必要になります。
一度ワークをやっていますが、再度全問解いてみましょう。
もちろん、すでに答えを書き込んでいると思うので、答えを見えなくしてノートにやるなりして、工夫しましょう。
ワークを何度も繰り返すのに便利な「宿題スキャナー」というアプリがあります。
ワークの写真を撮ると手書きの解答を消すことができる優秀なアプリです
2周目のワークでは間違えた問題に✖印を付けるようにしましょう。
3週目は全部解くのではなく、間違えて✖印のついた問題だけを解くようにします。
3周目も間違えてしまった問題にはもうひとつ✖印を付けましょう。合っていた問題には✖印を〇で囲んでおきましょう。
4週目は3周目で間違えた問題を解きます。(✖✖と2つ✖マークがある問題です)
✖印が多い問題は自分が苦手な問題です
万が一そこがテストに出されたら・・・困る
そう思って、完全理解しましょう!
そうやって最後には✖印に〇が付いた状態を目指します。
テスト前に「あの問題出るかな~」と不安がる子もいますが、その不安を解消する唯一の方法はその苦手を得意にすることです。
塾生に度々この話をします。
いつも500点満点中470~480点を取るお医者様のお子さんがいました。
みんな「あいつは頭がいい」とか「医者の息子だから出来が違う」とか言っていました。
でも彼はどれだけの努力をしていたかみんな知りません。
どの位ワークをやっていたと思いますか?
毎回ワークを7~8周やっていました。
そんな彼を「医者の子ども」「出来が違う」と言えるほどあなたは努力しているでしょうか?
一人では「この位で良いか」と自分で限界を決めてしまいますが、周りにはもっと努力している人間がいる事を知ると、引っ張られるように自分のリミットも自然と上げることができます。
それが仲間の良さでありライバルの重要性でもあります。
ちょっと話がそれますが、スポーツを思い浮かべてください。
普段の練習では出来たのに、試合になるとできない。
そんな経験がある人も多いのではないでしょうか。
定期テストでも似たようなことがあります。
雰囲気に飲まれて頭が真っ白になってしまい、ワークの時には解けた問題がテスト本番で解けなくなってしまう子もいます。
その理由はひとつは、練習不足(勉強不足)のせいもあります。
でもやはり仕上げとしてテスト範囲と同範囲の予想問題を解いておくとテスト本番でも力を発揮しやすくなります。
ワークの章末問題や市販教材にある予想問題を解くなどして、本番を意識した練習試合でテスト感を養おう!
もちろん、できなかった問題はできるようになるまで学校や塾の先生に質問しましょう。
学校の先生に質問しにくいという生徒さんも多いですが、もし塾に通っているのでしたら塾の先生に積極的に聞きましょう。
塾の先生にも質問しにくい場合は、テスト前は「最適でも今日は3つ質問するぞ!」と目標を持って塾に行きましょう。
質問して嫌な顔をする先生はいないと思います(いたらその塾はあなたに合っていないと思った方が良いです)
これだけやったんだから大丈夫!
そう思えるほど努力して、自信満々にテスト当日を迎えてください
定期テストと受験の大きな違いは何でしょうか?
それはざっくり以下の2点です。
- 範囲が広い
- 難易度が高い
私の場合、中学生時代定期テストと受験は別物だと思っていました。
だから定期テストの勉強は「その場限りで無駄な事」という気持ちがどこかにありました。
でもいざ受験期に突入すると、定期テストレベルを完璧にして、次に受験レベルを完璧にするという流れを知り、定期テストの時に覚えたことやできるようになったことが無駄ではない事に気付きました。
「中一のテスト勉強の事なんで中三の受験の時になったら忘れているし無駄!」
って思う気持ちも分かりますが、たとえ忘れてしまったとしても一度理解できた内容は再度受験期にやった時に頭に入りやすいので、決して無駄ではありません。
受験勉強の負荷を下げるためにも、定期テストを利用してからない問題を減らしておこう!
定期テストで高得点を狙うための鉄則をまとめると
①早めの準備
②計画的な復習
③分からないところをそのままにしないこと
になります。
定期テストは受験に比べると範囲は10分の1以下です。
周りが始める前からスタートを切って、圧倒的な努力と自信でテスト本番を迎えてください。
なかなか一人ではここまで出来ないと思いますが、その場合はテスト対策を行っている塾を探してみるのも良いかもしれません。
塾の雰囲気や先生との相性も大切なので、できればテスト対策講座だけをお試しで受講できるところがあると良いですね。
当塾ではテスト対策や家庭学習サポートもしているので、もしもよろしければお問い合わせください。
テストや受験は本人たちにとっては大きな壁です(親にとってもですね)
否定的に捉える方もいますが、私は成長のチャンスと捉えています。
「挑戦する以上努力が必要になる」ので、結果がどうであれ目標に向かって努力した事実は後々の人生で大きな心のよりどころになると思います。
イチローの名言を最後に書いて終わりにします。
小さなことを積み重ねることが、とんでもないところへ行くただ一つの道
最後までお読みいただきありがとうございました!