今日は英語4技能のうちのひとつになる「リスニング力の上げ方」について書いていきます。
こちら↓でも書きましたが、小学生を対象にした大量の英語浴びせが中学校に上がってじわじわと効果が出てきていることを実感しています。
今日はもう少し具体的に小学生の受講生にどんなレッスンをしたのかについて書いていこうと思います。
成田市囲護台・香取市佐原で個別レッスンやってます
頑張ること、頑張り切ることを伝えています。
先にリスニング力について書いておきます。
英語を聞き取る力ですが、2つに分けることができます。
- 音を聞き取る力
- 聞き取った音から意味を理解する力
この2つの力を身に付けてこそ、聞き取りができるようになります。
リスニング力を上げるには、2つの力に分けて、それぞれを鍛える必要があるんです。
詳細はこちらでも書いていますので、お時間がある方はどうぞ～
冒頭の記事にも書きましたが、小学生の頃から当塾に入っている子どもには大量の英語浴びせを行いました。
もちろん、初めてのお子さんは大変そうですが、大抵１カ月もすれば、慣れて普通にレッスンについていったり、ゲームに参加して楽しめるようになります。
「歌を歌って英語を覚える」的なことは小学校高学年には抵抗があるのでやりませんが、この大量の英語浴びせとその英文を使ったゲーム的な要素は取り入れていました。
当初は英語に「触れる時間」のためだけにやって、効果はあんまり期待していませんでした。
しかし、彼らが中学3年になり「大量の英語浴びせ」が実は中学になってからのリスニング力に効果があるのを実感しています。
ゆっくりの英語ではなく、速い英文をガンガン聞かせることを週に一度やっていただけなのですが、リスニング問題は得意になっています。
SST（サウンドシャワーテクニック）という教材を使っていました。
この教材は使い方が肝で買っただけでは使いこなせないので、きちんと数十万円のコースを受講して使い方を学びました。
トントンとテキストを指さしながらやる音読をやったり、カードゲームをやったりして、音と意味をつなげていくメソッドです。
こちらのYoutubeとかを見ると分かりやすいかも知れません。
たまにこんな質問を受けることもありますが、やっていません。
本当は少しはやりますが、メインでフォニックスを教えることはありません。
その理由は、フォニックス自体それほど完ぺきではないからです。
フォニックスを覚えると「読める」と言いますが、フォニックスのルールに沿わない読み方も多いです。
そして、フォニックスをやらない最大の理由はネイティブの幼児向けの学習方法だからです。
言い換えるとネイティブ専用。
24時間英語環境の彼らは英語の音は知っています。でもいつその音を出せばいいのか分からなくて、間違った読み方をしてしまいます。
なので、スペルト発音の関係性としてフォニックスを学びます（でも例外が多い・・・。）
対して日本人は「英語の音」を知りません。
だから、綴りと音のルールを知っても、そもそもその音を知らないので、正しい発音ができません。
せいぜい、カタカナ英語が身に付くだけじゃないかと思っています。
フォニックスについてはこちらの記事が私の意見と似ています。
とは言え、私も英語を教え始めたころはフォニックス指導をしていました。
保護者受けが良くて「集客しやすい→儲かる」ので。
でもそれって本当に英語が使えるようになるのかを考えたとき、フォニックス指導は減らす方向に動きました。
小学クラスから入会が基本になりますので、継続して小学クラスにはこのSSTを取りれて行こうと思います。
ただ、小学校高学年になると論理的な思考もできるようになりますので、文法要素も取り入れていきます。
以前英会話教室に通っていた子が入塾しました。
もう英会話教室には3年ほど通っていたそうです。
基本的な文はある程度理解できて作れると思っていましたが、なんとamって何？っていう状態でした。
一通り解説すると、「そういうことだったの？」と驚いていました。きっと彼はなぜamなのか？isじゃないの？って悩んでいたんだと思います。
こういうこともありますので、適時文法を取り入れて、文の構造的な内容を少しずつ織り交ぜた方が、効率的だと思っています。
週一回のレッスンでやりたいことはいっぱいあります。
家庭学習でできるものは自宅でやるようにして、私とのレッスン出ないとできない内容を中心に密度の高いレッスンを提供していきます。
成田市囲護台・香取市佐原でレッスンをやっています。
ご興味がありましたら、お気軽にお問い合わせください。
しつこい勧誘は一切しません。お気軽にどうぞ～。
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