受験本番、力を出し切れなかった君へ。そして見守るお父さん、お母さんへ。

皆さん、こんにちは。
少し久しぶりの更新になってしまいました。

ブログの更新が減ってしまっているのは、今まさに目の前にいる塾生たちの指導に全力を注いでいるからです。
授業はもちろん、授業外での質問対応や教材作成……塾生のためにできることは全部やりたいと思うと、どうしても時間は足りなくなってしまいます。

先日の土日は大学受験では共通テスト、高校入試では私立の入試がありました。
そんな受験シーズン真っ只中、今日は、心に浮かんだことを、飾らずに書いてみようと思います。



この時期、どうしても胸が締め付けられる瞬間があります。

それは、本番で「自分の力を出し切れなかった」と唇を噛みしめる生徒の姿を見たときです。(当塾の生徒さんでも思ったよりできなくてそんな表情を見せることはあります。結果としては合格を勝ち取りますが。)

試験会場から帰ってきたお子さんの顔を見れば、お父さんやお母さんには、だいたい想像がついてしまうものですよね。

「どうだった?」

その一言が喉まで出かかって、でもその表情を見てぐっと飲み込む。
なんて声をかけてあげたらいいのか分からない……そんな苦しい時間を過ごされていることと思います。



子どもたち自身の心の中はどうでしょうか。

あの暑い夏を乗り越えて、凍えるような冬の今まで、必死に机に向かってきた日々。
だからこそ、うまくいかなかった時の悔しさは計り知れません。

そして、優しい子ほどこう思うんです。
「受験料を出してくれたお父さん、お母さん、ごめんね」と。

悔しさと、応援してくれた人への申し訳なさ。
小さな胸の中は、そんな感情でいっぱいになっているはずです。

それでも、結果は結果として受け止めて、次に進まなければなりません。
残酷なようですが、時間は待ってくれません。


では、私たち大人は、親は、どう振る舞えばいいのでしょうか。

偉そうに(?)塾講師している私ですが、正直に告白します。
いざ自分の我が子のこととなると、私も一人の親として、ただの素人同然になってしまう自信があります(爆)

本当に、どうしたらいいんでしょうね。

でも、もし私がその立場だったら……
たぶん、何も言わずにそっとしておくと思います。
本人が自分の心の中で、嵐が過ぎ去るのをじっと待つ。
心の整理がつくまで、信じて待つしかできない気がします。

高校受験なら公立入試まであと1ヶ月もないし、大学受験なら次の試験に向けて一刻も早く気持ちを切り替えてほしい。
大人の理屈ではそう焦ってしまいます。

けれど、戦っているのは子ども自身です。
彼らが自分で結果に向き合い、痛みを受け入れ、再び立ち上がる力を信じてあげる。
それが一番の応援なのかもしれません。


そしてもし、ぽつりと
「うまくいかなかったんだ」

と弱音を吐き出してくれたら

「あの張り詰めた空気の中で、逃げずに戦えただけでも十分」
「お金のことなんて気にしなくていい。生まれた時から、準備してきたんだから」

そんな、ありふれた言葉しか出てこないかもしれません。

でもそれでいいのだと思います。
どんな名医でも自分が患者になれば不安になるのと同じで、大切な人を想うとき、私たちは誰もが不器用な素人になるものですから。



結果がどうあれ、ここまで頑張ってきたお子さんたちの努力は、絶対に消えたりしません。
受験生のみんな、泣きたいだけ泣いて、家族や周りの人に甘えちゃいましょう!


今日は以上です!