夏休み限定!英語を得意にする短期英語講座

英語長文 読解は解きまくれば伸びる?本当に点数が上がる勉強法とは

皆さんこんにちは!
成田市の英語専門塾 ステューディアスです。

このブログのタイトル「長文は解きまくればできるようになるのか?」、皆さんどう思います?

もしも今「そんなわけないじゃん」と思ったら、きっと理解していると思うので、この先は読まずに学習を続けてください。

もしも「長文問題解けば出来るようになるに決まってる!」と思った方は、このまま読み進められると、もっと長文問題を得点源にすることができるようになります。

先に結論

長文は「短文の集合体」。まずは短文を理解できるようにする
1文ずつ英語の語順のまま構造(S・V・O・C・修飾)を取り、直訳レベルで完全理解→その後に音読10回×5日を重ねる
正解・不正解で一喜一憂する前に、本文の全理解を最優先に。量を増やすのは基礎体力が付いてから。


長文読解というと、ほとんどの生徒さんが「問題を当てにいく」練習から入ります。そりゃそうですよね。設問が解ければ点数が取れるわけですから。
でもいくらたくさん長文問題を解いても、いずれ壁にぶち当たります。
それは、「本文の理解が浅いままでも偶然の正解が出る」からで、結局時間をかけた割に実力が伸びにくく、なぜ?どうしてというループに陥ります。

ここでの転換点はシンプルです。

  1. 本文の全英文を、前から語順通りに、S/V/O/C/修飾を特定して読む。
  2. 直訳(語順を崩さない訳)で文の意味を把握する必要があれば最小限の意訳へ。


問題文が理解できれば、設問は解けるはずです。

家庭での見守りポイント(1日3分以内)
  • 今日の本文、主語と動詞はすぐ見つけられた?
  • because/if/however/whichみたいなつなぎはどこ?
  • 直訳→(必要なら)やさしい日本語の順番でできた?

合言葉は「当たったか」より「分かったか」です。
正誤の感情を一旦横に置き、S/V線・接続の印・直訳という「見える化」にフォーカスします。

「直訳」を基本にする理由—意訳は“後で少しだけ”

大げさな言い方かもしれませんが、英文の意訳は英語学習者を悩ます原因になっているように感じます。

例えば、
I’m good at cooking.
という英文があったとします。
テキストの和訳はきっと「私は上手に料理します」とかでしょうか?

この和訳を見て、「なるほど、なるほど」と納得する子もいれば、「え~~なんで、I amなのに、料理するってなるの?」とか「I cook well.じゃなだめなの?」と感じる子もいると思うのです。

そんなモヤモヤが積み重なり、頭は?だらけになってしまうかも知れません。

I’m good at cooking.を直訳すると「私はです、良い、料理することにおいて」になります。
こうすれば、I’m Ken.と同じようにI amを「私はです」でという共通理解で英文をができるようになります。

英文理解の流れ
  1. 語順通り直訳する
    「私はです、良い、料理することにおいて」
  2. その直訳で理解した状況を日本語として自然にするにはどうすればよいのか?を考える
    「私は上手に料理します」

こんな感じのステップが正しいです。
別に和訳問題がなければ、①の「語順通り直訳する」だけでOKです。

注意してほしいのは、(繰り返しになりますが)いきなり意訳を出すのではなく、直訳で意味を理解した上で、自然な日本語(意訳)にするような流れです。

ふつうの参考書はこの「直訳」のステップを飛ばしているので、英語初心者は悩んでしまうのではないでしょうか。

もう一つ例を出しておきます。

The plan that the committee proposed last week was postponed due to budget concerns.

構造
 主語:The plan [that the committee proposed last week]
 述語:was postponed
 修飾語:due to budget concerns

直訳
 その計画は←委員会が提案した、先週
 延期された
 予算の懸念のため

意訳
委員会が先週提案した計画は、予算の問題で延期になりました。

ただし英文が高度になればなるほど、直訳がうまくいかないケースもあります。その場合はある程度のレベルに達していると思いますので、意訳を交えながら、英文を高速で読むように練習してください。

音読10回×5日:理解後の反復だから効く

長文の読み方について解説してきましたが、長文を読んで終わりではありません。
この後に音読を必ず行ってください。

その理由は、知らなかった単語、構造や意味が取れなかった文を明日見ても、忘れてしまっているからです。
忘れるのは人間の性質ですので、それは仕方がないですが、忘れないために、何度も音読してください。

正しく音読できれば、語彙力も構文力も高まるのはもちろん、読解速度もリスニング力も大きく向上します。

研究によると・・・

英文構造の明示指導+“自覚的な音読”が読解に良い影響を与える可能性が示されています
(漫然と読まないのがポイント)
参考:https://repository.dl.itc.u-tokyo.ac.jp/record/2000562/files/edu_60_12.pdf?utm_source=chatgpt.com

繰り返し読むことで読解に潜在的肯定的効果があると評価されています
参考:https://ies.ed.gov/ncee/wwc/InterventionReport/576

国内の実践でも、教師のモデル音読を伴う繰り返し読みが理解に寄与し得ることが報告
参考:https://www.eiken.or.jp/center_for_research/pdf/bulletin/vol16/vol_16_p58-p72.pdf

効果的な音読については以下の記事でまとめています。

家でもできる英語力を爆上げする音読の仕方を解説します!

4週間ロードマップ(質→量の順で、点に結び付く習慣化)

直訳を進める理由、音読を進める理由、正しい音読の仕方が分かったところで、4週間のモデルプランを紹介します。

Week1
骨格づくり(短文×構造×直訳)
  • 短文5〜10本/日をSVOCに分類→直訳
  • 長文150〜250語×1本を全文精読(構造・直訳)。
  • 音読:短文を各10回×5日
  • 目標:音読を続ける
Week2
短文→長文への橋渡し
  • 重要構文(関係詞・不定詞・分詞・that節)を文法書の例文で暗唱
  • 長文200〜300語×1本。段落の役割(導入・展開・例・対比・結論)を一言で。
  • 音読:理解済み本文を10回×5日
  • 目標:段落要旨を自分の言葉で言える。
Week3
パラフレーズ対応力と要約力
  • 長文300〜400語×2本。本文→設問の順で、言い換えを収集。
  • 音読:理解済み本文を10回×5日
  • 目標:選択肢の別表現に揺さぶられない。
Week4
時間内処理×精度の最適化
  • 長文300〜400語×2本。時間設定で通読→本文完全確認→設問。
  • 誤答分析:本文理解不足/言い換え/ケアレスに分類。
  • 音読:理解済み本文を10回×5日
  • 目標:「当たったか」より「分かったか」で振り返れる。

これをやれれば、1ヵ月で読解力がガンガン身に付きますよ!

やり方に不安のある方は体験レッスンで確認してください

体験レッスン(体験日情報あり)

特集:時間が足りない/半分しか読めないを解決する方法

読めた部分は全問正解できたのに、半分しか読めませんでした。

こんな状況の人、意外と多いです。
他の人は解けているのに自分だけ時間切れになってしまうのは、周りよりも英語の瞬発力が低いせいです。
「英語の瞬発力?」と言われてもピンと来ないかも知れません。
例えばフレーズを見たら瞬時に意味が思い浮かぶ状況を指しています。
瞬発力がないと、頭から英語の語順で読もうとしても「え~と、この熟語なんだっけ?」って思い出しながら読み進めることになります。

これではスピードが上がらず、読み切れるはずはありません。

周りの人は次のページに問題用紙をめくっているのに、自分だけまだ半分しか読めていない!
そんな状況で焦れば焦るほど、脳のパフォーマンスは落ち、ますます読むのが遅くなってしまいます。

上記の音読でも意味理解しながら読むことで瞬発力を上げることができますが、ここでは別の方法を紹介します。

それは単純なことで、「英語→日本語」を瞬時に変換できるようにすることです。

英語を見てすぐに日本語を言う。

これだけです。
書いてはだめです。
口頭で素早く言ってください。なぜかというと、書いている間に頭の中で知識を思い出してしまうからです。
そうではなく、文法を思い出すことなく、瞬時に「英語→日本語」を出せるようにトレーニングしてください。

英語の瞬発力を上げよう

単語の瞬発力
文法の瞬発力
構文を見抜く瞬発力

この反応速度を上げる!
単語を思い出すのに考え込んで脳を疲労させない。

単語や文法は瞬時に思い出し、脳のリソースを使わない。脳のリソースは内容理解に当てる。

そして、「英語→日本語」の瞬発力を上げるには、単語帳でも良いですし、文法書の例文でも良いのです。
とにかく、単語帳でも文法書でも英語/英文を見たら、即座に意味理解できるようにしましょう。

独学向け教材の選び方(直訳・構造・音声の三拍子/やり切りが最強)

さて、実際にどんな教材を使うべきでしょうか?
いくつかおススメをお知らせします。一部は当塾でも使っています

長文読解を鍛える教材の選び方
  • 直訳(逐語訳)と構造表示(S・V・O・C/句・節の境界)がある
  • 音声付き→正しい音で音読・重ね読み
  • レベル:7割理解できる本文から(上げ過ぎると挫折)
  • 冊数:1~2冊を完走(「多く買う」より「やり切る」)

市販教材としては以下がおススメです。
英語4技能 ハイパートレーニング 長文読解
イチから鍛える英語長文

単語や構文を正確に理解し、音読で反復する
それこそが、とんでもないところへ行くただ一つの道だ!
(イチロー風です)

よくあるつまずき10選(兆候→原因→対処→自問)

さて、ここまで読んで、やる気になってくれた方もいると思います。
そんな方もいざやってみると、思うようにいかないかもしれないので、こちらによくあるつまづきと対処法をまとめておきます。

つまづき①:語彙で止まる

兆候:固有名詞以外でも停止
原因:本文内頻出語の再学習が不足
対処:本文から毎日10語だけカード化(例文つき)/翌日必ず再学習
自問:「今日の再学習単語はどれ?」

つまづき②:主語・動詞が見抜けない

兆候:長い主語で迷う
対処:動詞→S/V/O/Cの順でマークを3日集中
自問:「まず動詞!何だった?」

つまづき③:関係詞で迷子

対処:見えないカッコを補う(先行詞に矢印)/短文で型暗唱

つまづき④:接続の見落とし

対処:because/however/therefore に色ペン
自問:「どんな関係でつながっている?」

つまづき⑤:音読が作業に

対処:理解→音読の順に戻す/意味かたまりで区切る
自問:「意味理解しながら読めてる?」

つまづき⑥:量の不安

対処:質→量。4週目から多読へ
自問:「だれも本気で音読やれないから、音読をやってる自分は強くなる」

STUDIOUSの授業では、ここまで伴走します

当塾では個別カリキュラムをひとひとり作っています。
やるレベルは違えど、ここに書いた内容を応用してひとりひとりの指導計画を作成しています。

ステューディアスのレッスン

長文読解:1文ずつ構造と意味を完全理解→音読練習
クイックレスポンス:単語と文法を自動化して瞬発力UP
リスニング:聞き取り練習、音の変化の解説→音読練習

レッスンの特徴・料金


私自身は外資に転職してから英語を身につけました。
その過程で多くの失敗と無駄なお金・時間を使いました。
そんな中、たどり着いて、英検1級に合格した学習メソッドを学生向けに落とし込んでいます。

もちろん覚えることは多いですが、それ以上に英語が出来る実感を得られるようにしています。

本物志向で、英語を武器にしたいと考える親御さんはぜひ一度体験レッスンでその質を確認してください。
並び替え問題解かせて、丸付けして終わりなんてレベルではありません。

体験レッスン(体験日情報あり)

今日は長文読解について書きました。
タイトル「英語長文は解きまくればできるようになるのか?」への私の答えはNo!
順序だてて、適切に英語力をつけた上で、過去問などを解きまくって今度は得点力を上げてください。

今日は以上です。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
皆さんの英語学習を応援しています!