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中学 英語が全くわからない人へ!英語に悩む中学生へのアドバイス

皆さん、こんにちは

新学年が始まり、特に中一は英語が嫌いになり始めている人もいるんじゃないかと思っています。
このブログでも何度も書いていますが、中学英語は小学英語とは違って、好きな人・嫌いな人が大きく分かれます

好き嫌いは成績に直結するので、成績も2極化しています。

「英語が嫌いが増えて成績が2極化」という記事を読んで

今日は「中学の英語が全く分からない。どうしよう。もうやだ」と悩んでいる中学生やその保護者の方に書いていきます。

英語専門塾 ステューディアス

成田市囲護台にある英語専門塾代表

子ども達に英語を使える未来を提供することが使命です。

頑張ること、頑張り切ることを伝えています。

小学校では英語を3年生からやるようになり、小学卒業までに600単語程すでに学んだことになっています。

中学校では小学校でやった学習が身に付いている前提で授業が始まるので、中学校に入った時点で既に差ができてしまっているのが現状です。

文部科学省は英語を単なる科目ではなく、実用的に使える英語力を目指しているようで、ちょっと前までは中学の英語の授業はオールイングリッシュで行われるという話まででていました。(今も?)

東京都の高校入試でスピーキングが課されるなどもこの流れによるものです。
親世代から見ると、学習要領は大きく変わっているので、ご自分の中学時代とは単純比較が難しくなっていると思います。

2024年度 小学校の英語の教科書はこう変わります

まずはbe動詞をクリアしよう

とは言え、今も昔も最初につまずくのは「be動詞と一般動詞の違いって何?」ではないでしょうか?
この違いが理解できないと、疑問文も否定文も作り方が違うので、混乱の元になってしまいます。
そして、英語が一気に嫌いになります。

be動詞の教え方はいろいろあると思いますが、中一のこの時期に理解してもらうために、私は単純化して説明しています。

まずは、「日本文で、「~です。~います。」で終わってたらbe動詞を使おうね。」こんな一歩からスタートします。
(「好きです」「必要です」は「です」で、「住んでいます」は「います」で終わってるけど、これはbe動詞じゃないからね。と念押し)

もちろんこの説明は第一歩で一時的な説明ですです。
時期が来たら「あの時こう言ったけど、もう一歩上に階段上ろうか。実はね・・・」と言う風に伏線回収(?)していきます。

どんな日本文の時にbe動詞を使うか、いろいろと例文を作ってみました。
考えてみましょう。

  • 私の名前は太郎です。
  • 私は日本にいます。
  • 私の友達はアメリカ出身です。
  • 私は担任の先生が好きです。


(↑be動詞使わない例文を入れておきました。)

これだと数が少ないので、簡単な参考書で良いので、be動詞をどんな時に使うか、を確実に押さえておきましょう。
なぜなら、be動詞を使わない文章は一般動詞を使う文章だからです。

be動詞と一般動詞の使い分けが山場

この辺はゆっくり何度も解説して、簡単なドリルを解かせて、間違いながら身につけていってください。

本当にここでつまづく人が多いです。
ここでつまづくと中一の5月6月なのに、英語嫌いになってしまいます。
英語は毎日ある教科なので、英語の授業の度に気持ちが沈んでしまいます。

普段の学習はこれだけでOK

塾に行っていなくても自分でできる学習には、教科書を使った「復文」があります。

やり方は簡単です。
まず、ノートでもA4でも良いのですが、2本線を引いて、3つのエリアに分けます↓

英文の欄には教科書の英文を一文ずつ書きます。
和訳の欄には、自分で和訳を書きます。
最後にその和訳を見ながら、英語にしてみます。

これだけで、グッと力が付きます。

和訳するにしても英語の構造を意識した和訳にしないと本当の理解は身に付かないので、私のところでは細かくチェックしています。

チェックして、説明して、「そういうことなのか!」と理解を繰り返して、徐々に英語の本質的な理解に向かうことができるのです。

そして、「復文」ができて、英文の理解ができたら、音読です。
暗唱できるまで音読できたら、もう英語は得意科目になっているはずです。

外資時代、英語ができる人に「どうやって英語を身につけたんですか?」と聞いてまわったことがあります。
その中で「音読」「覚えるまで音読」を上げる人が多かったです。
ちなみに皆さん会社に入ってから英語を身につけた方たちです。留学していたり、英文科卒業の人はいませんでした。まぁ研究所勤めで、皆さん理系だったので…。

ノートの取り方はこれでOK

以前英語のノートの作り方について記事にしていました。
まずはこの記事に沿ってノートのレイアウントを真似て、徐々に自分のスタイルに変えていけばいいと思います。

中学生のための英語ができるようになるノートの書き方

間違えてしまった時の思考も変えていこう

間違えないことは素晴らしいこと!

そんな風潮が日本にはどこかあって、小さいころから私たちの脳に埋め込まれていきます。
もちろん間違えないに越したことはないのですが、それよりも素晴らしいことがあります。
それは「間違えても、もう一度トライする」ことです。

最初は誰だってできません。

一回位問題を間違ったからって、「あ~オレ、本当勉強できないな」なんて落ち込んでしまわずに、「間違っちゃった。もう一回やってみよう」そんな心構えにしてください。

勉強ができない人の思考

間違えた時に落ち込む
「あ~あ、また間違えちゃった。何度やっても無駄だな。やーめた~」

勉強ができる人の思考

間違えた時に落ち込まずに、何度でも解き直す
10問中5問間違えていたのが、3問→2問と減ることに自分で成長を実感する

勉強はマインドが9割
(最近よくこういう本のタイトルちょくちょく見かけます(笑))

さいごに

「このままじゃヤバイ!」

そうは思ってもなかなか動き出せないのが人間です。
よく言われる「現状維持バイアス」です。本能です。

でも、本能に逆らってどこかで変わらなければなりません。
それは自分自身を大切にすることにもつながります。なりたい自分、生きたい人生を歩むことに繋がるからです。

よく私が言うのは、「小さく始める」です。
「よっしゃー!今日は5時間勉強するぞ!」は最初の日だけはできるかも知れません。
でも次に続きません。
だから、「とりあえず5分やってみよう」「とりあえず英語の問題1ページやってみよう」からスタートしてみましょう。

5分が気づいたら10分やってた!
もうちょっとだけやってみよう!

そんな風に車輪が回り出します。

ちなみにアイスのPinoの容器にこんなことが書いてありました↓

りっぱすぎる決心は、
きっと三日ぼうず
になるから

ドラえもんほっこり名言

目標高くていいと思うんです。
でも毎日のハードルは低めにして、続けられるようにするのが勉強でも仕事でも勝利の方程式です。

こんな感じで、毎日塾生に寄り添って、指導していきます。

ここ2週間ほどは定期テスト対策をメインに行ってきました。
みんな自分の目標点に向かって頑張っています。
1点でも良い点数を取って、自信を付けて、次につなげて欲しいと思っています。

今日は以上です。
最後までお読みいただきありがとうございました!