皆さんこんにちは!
当塾は英語に特化した英語専門塾です。
私一人がやっている個人塾ですので、売上とかを二の次に通ってくださる生徒さんの英語力向上を第一に毎日レッスンを行っています。
テストで良い点数を取ることも本人の自信につながるので対策を行ったりもしますが、それ以上に今後の英語力に結びつくようなレッスン、英語に興味を持ってもらえるようなレッスンを心がけています。
今日は自分が目指すレッスンについて書いていきます。
成田市囲護台・香取市佐原で個別レッスンやってます
頑張ること、頑張り切ることを伝えています。
「楽しい」じゃなくて「好奇心」をくすぐるレッスン
英会話は「楽しい!」を前面に押し出していることが多いです。子供英会話とかは特にそうではないでしょうか?
そに反して、当塾は英語専門塾として、歌を歌ったり踊りを踊ったりはしないので、歌を歌って嬉しい!楽しい!的なことはありません。(ズバリ!)
でも、「知的好奇心」を満たすレッスンを行っています。
例えば、先日も新しく入ってくれた生徒さんにこんな会話をしました。
私)I like dogs. と I like dog. この違いってなんだと思う?
生徒さん)う~ん、sがあるかないかだけど、良く分からない。
私)英語を話す人たちは、たったsがないだけで、気持ち悪い感じで、生々しい状況を頭に思い描いちゃうんだよね~。というのも・・・・
(詳細を解説)
私)じゃ I ate chicken.とI ate a chcken.の違いはどう?
生徒さん)今度は、分かりますよ~。違いは・・・。
こんな感じです。
ただ単に、aを忘れないで!sもだよ!っていうだけじゃなくて、もしもついていなかったらどんな意味になるのか?
そんなことをこの時は説明しました。
ちょっと余談ですが、日本人は冠詞とか複数形のsを忘れてしまいます。
日本語にはない習慣なので仕方がありません。
でもそのちょっとした忘れが、ネイティブには全く違った印象を与えてしまうこともあります。
まぁ私もたくさん失敗してきて、笑われたり、「こいつ何言ってるの?」といった沈黙が続いたりと、日本人ならではの間違いはちょこちょこしてきました。
そんな失敗も生徒さんが同じ間違いをしないようにするためだったり、英語に興味をもってくれるなら、堂々と失敗談として話していきます。(意外と雑談のように話したことを覚えてくれたりしますしね。)
コミュニケーションとしては間違いなんて気にせずに英語を話す。でも、学校や英検では減点の対象になるので、普段は完璧を求めるように学習・トレーニングをしてい、こんな方針です。
社会人になったりして英語を話すようになったら、細かいミスは気にせずに、心と心でコミュニケーションして欲しいです。AIが発達する社会ですが、信頼の上にビジネスが成り立つ点は変わらないので、自分の声で自分の意見を伝えられるように、英語を鍛えて欲しいと思っています。
私が通っていた英語塾
私が初めて行った塾は近所の英語塾でした。
地域で評判の英語塾で、ここに入っているだけでも「凄い!」と思われるような塾でした。(別に入塾テストとかもなかったんですけどね~)
小学校6年の時に入って、中学英語の先取りレッスンを受講していました。
たしか毎週土曜の17時から18時半までの90分レッスンです。
集団レッスンで、20人ぐらいが小さな教室に押し込められて、席を立つのも大変なくらい狭くて、息苦しい教室でした。
小学校卒業して中学に入ってもずっと続けていました。
正味4年近く英語を学んで、学校のテストはそこそこいい点が取れていました。
でも、この塾に通うのが本当に嫌で嫌で仕方がなかったです。
苦痛でしかありませんでした。
- ひたすら黒板を書き写すレッスン
講師がレッスン中ひたすら単語とか文法を黒板に書き続けます。
早く書き写さないとドンドン消されてしまうレッスンでした。
たまに質問が飛んでくるけど、書き写すだけで精一杯で、理解する時間もないため、質問に答えられないことも多々ありました。 - テストがキツイ!
2ヵ月に一度くらい塾のテストが行われました。
このテストに挑む前に、レッスン中にひたすら書いた文法説明を暗記します。
そして、テスト中に覚えた文法をA3用紙にひたすら書き続けます。
だいたい終わるのに2時間近くかかります。A3用紙で3~5枚に達していました。 - 90点取れないと退塾!
そんな修行のようなテストですが、1回で合格できる人は稀です。
ほとんどの人が再テストでした。
そして、再テストの合格点は90点以上です。
同じテストなら簡単!って思うかもしれませんが、A3用紙が複数枚に渡る2時間近くひたすら回答を書くテストですので、問題が分かっていても簡単ではありません。
しかも再テストに3回で合格しないと退塾になるという掟でした。
とにかく苦痛。
「退塾」の2文字にストレス全開でした。
しかも、これだけ努力して英語力が付いたのか?と言えば、そうでもなく高校では英語が苦手になっていきました。
当時の私が必死に書いた文法説明↓中学生の内容をずっと超えて、大学入試レベルの内容になっています。当時の自分にはチンプンカンプンでした
インプットとアウトプットのバランスを
今、自分が英語を教える立場にって思い返すと、私が通っていた英語塾は「暗記頼り」だったんだと思います。
もちろん、単語や文法を暗記することは必要です。
でもそれを覚えただけで、使えるようには演習していなかったのが私の英語力が努力に比べて伸びなかった原因だと思います。
覚えた知識をすぐに頭から引っ張り出せるように練習することで、結果として知識の定着も進んで行きます。
だから私はレッスン中に高速で日本語を英語に変換する「クイックレスポンス」というトレーニングを行っています。
このトレーニングはアウトプットにも繋がり、覚えた文法が自分の物になっていきます。
練習して、悩んだり間違いながら軌道修正して、自分の力になっていくのです。
ある意味泥臭いです。
だからこそ、一度身に付けたら資産になるんじゃないかと思っています。
私としては知的好奇心をくすぐり、そして将来に繋がる英語レッスン目指しています。
だから今日も学習法の研究やらオリジナルテキストの作成を進めていきます!
成田市囲護台・香取市佐原でレッスンを行っています。
ご興味がございましたら、お気軽にお問い合わせください。
今日は以上です!
最後までお読みいただきありがとうございました!