IELTS9.0満点講師による英検ライティング添削

英語を話せるようになるには英会話に行くべきか?

皆さん、こんにちは!
ここ最近ありがたいことに体験のお申し込みが増えています。
本当に感謝です。
体験では今現在の状況をお聞きして、どうするのが一番良いのかを親御さん含めて考えていきます。

普段は小学生~高校生が多いのですが、先日大人の方の体験レッスンがありました。

「英会話に通っているけど、全然分からない。だからしっかり学べるところを探しています」
そんな率直なお話しを聞いて、私自身も英語学習で悩んでいた時期を思い出したりしました。

今日は英語を使いこなすためには英会話に行くべきかどうかについて書いていきます。

英語専門塾 ステューディアス

成田市囲護台・香取市佐原で個別レッスンやってます

子ども達に英語を使える未来を提供することが使命です。

頑張ること、頑張り切ることを伝えています。

普通こう思いますよね。私もそうでした(私の体験は後ほど出てきます)
でも英会話って「聞く」「話す」を同時に行う超難易度の高い技能です。
その理由は相手の話した英語をそのまま理解して、理解しながら次に何を言おうか考えなくてはならないからです。

最初は単語を並べるだけかもしれません。
でも並べる単語すら覚えていないと単語は口から出てきませんし、聞き取れません。


通っていれば少しずつできるようになる!

って思うかも知れません。
私は思っていました。

でも週に1時間程度では何十年もかかります。
何十年も待てませんよね、普通。

じゃ、どうすれば良いのでしょうか?

私のおススメをこの記事の後半に書いておきます。

ネイティブは英語を知っている?

そりゃ知っているに決まっているだろ~!
って言われそうですね。

では逆に私たち日本人は日本語を知っているでしょうか?
知ってるよ、馬鹿にしているのか?
ってまた怒られそうですが、意外と知らない部分も多いです。

例えば、
「私がその仕事をします」
「私はその仕事をします」
この2つの日本文、「仕事をする」ことに違いはありませんが、ちょっと響きが違いますよね?

この違いを説明できる日本人はあまり多くないと思います。
母語だから使いこなせるけど、ニュアンスとかなぜこうなるのかを説明するのって、難しいんですね。

同じように英語ネイティブも英語は話せますけど、細かいニュアンスや違いを説明するって相当難しいと思います。
私たちが間違った日本語を使っていることもあるように、ネイティブだって間違った英語を使うことがあります。

I should have~.をI should of~.だと思っているネイティブは結構いるという事実

ということで、ネイティブが万全かと言えば、そういうわけでも無く、時には日本語で説明してくれる日本人講師の方が英語が理解できることも多いです。

他にも日本人講師のメリットはあって、例えば発音です。
厳密に言えば、英語と日本語には同じ音は無いと言われています。(代用して通じる音はあります)
そもそも日本語と英語では口の形や舌の位置が違うのですが、その違いを知っている上で発音指導しないと上達は難しいです。

ネイティブは「私の口を良~く見て」「Repeat after me」と言って練習させることがあると思います。
ネイティブ的には「なんでこんな簡単な単語を読めないんだろう」って思って何度も練習させますが、最終的に諦めたように「Great!」と言って、次の単語に移るって言うのも、よくあることだと思います。

結局は日本語の発音の仕方を知らないと英語の発音の仕方を説明できないと思っています。

英会話はいつから始めるべき?

ここまで英会話やネイテイブに少し否定的なことを書いてしまいました。

でも英会話教室を否定する気はありません。
英会話も英語を学ぶためにはとても役に立ちます。
でもそれには順番があります。

まずは基礎の習得
次に、英会話実践的なアウトプット

これが私のおススメです。

この流れなら、英会話に行ったのに「話せない」ストレスもないですし、基礎が完成した状況なら英会話を楽しむことができるようになります。

単語も知らない、英語も聞き取れない、そんな初心者が英会話に行っても爆死するか苦笑いが上達する程度だと思います。
時間とお金の無駄になってしまうかも知れません。
(英会話の営業ではこれを「マイナスにはならないから、今始めましょう!」と言うとか言わないとか(笑))

それよりもある程度の英語が脳にストックされた状態(英検2級くらい)から英会話に挑戦してアウトプットを増やしていくのが良いと思います。

繰り返しになりますが、英会話は聞いて話す高等な技術です。

聞き取るには単語も知っていなければなりませんし、聞こえたままで理解する力も必要です。
話すときには、適切な語彙力と相手に正確に伝えるための語順を身に付けておかなければなりません。
これらの力を身に付けた上で、英会話で実践的な練習をするのがコスト的にも時間的にもおススメな方法です。

基礎の英語学習が一定のレベルに達した後が、英会話を始めるのに最適なタイミングです。

私の経験から

何度か書いていますが、私が外資に転職して英語をやり直した時、最初にやったのがネイティブのいる英会話を探す事でした。
大人が英語ができるようになるためには英会話!と信じて疑わなかったです。

で、ネットで見つけたネイティブのいる英会話教室に通い出しました。
週に一度土曜の11時からのレッスンです。ネイティブの男性講師と生徒4人のレッスンです。

指定されたテキストを読んで、ネイティブ講師が質問してきたり、解説してきたりするんですけど、何が問題かって

説明の英語が分からない
質問があっても英語で言えない


これが、大きな問題でした。

英語で質問できない、何とか絞り出した英文は意味不明で、それを聞かされるネイテイブもとても大変だったと思います。

そんなことを繰り返して、3ヵ月くらい経ったときにようやく気付いたのでした。

会話が成立していない

通っていればいつか聞けるようになって、いつか話せるようになる!

そう信じていましたが、そもそも単語を知らないから英語が出てこない、聞き取れないのに、英語が話せる未来なんて来ないって、ようやく気付いたんです。

そこから英会話教室を辞めて自分で文法からやり直して、今に続いています。

今は小中高生への指導がメイン

外資を辞めて以来、英語を使えるようになりたい社会人をメインに指導をしてきました。
皆さん仕事も忙しい中、将来を見据えて今のうちに英語を身に付けておこう!という方ばかりで、とても熱心に受講してくれています。
そんな方に英語を諦めないでなんとか身に付けて欲しいと思って、今でもより良くなるようにカリキュラムを改定したり、それぞれの方にあったテキストを探したりしています。

そして、徐々に小中高生への指導に軸足を移しています。
受験のために英語を学ぶことも大事ですが、将来に繋がる英語を身に付けて欲しいからです。

成田市囲護台と香取市佐原でレッスンをしています。
ご興味のある方はお気軽にお問い合わせください。

英語専門塾 ステューディアス

対象小学5年生~高校生
指導形態最大3名の個別指導(オンラインでの受講も可能)
レッスン内容定期テスト~受験、英検対策まで個人の目的に合わせて完全カスタマイズ
講師元外資系研究員、英検1級、TOEIC960

将来英語が使えることを目標にゆるぎない英語力を養成します。
本物の英語力を身に付けていくので、定期テストでも受験でも英検でも対応できるようになります。
レッスンはひとりひとりに完全にカスタマイズしています。


一緒に未来への道を切り開きましょう!