皆さんこんにちは!
最近立て続けに「テストになると頭が真っ白になってしまうんです」という相談を塾生から受けました。
普段は真面目にコツコツやっているのに、テストになると問題が解けなくなってしまう。
単純に問題演習不足だ!
と簡単に精神論でやり抜く時代でもありません。
普段、問題演習を塾でも家庭でもしっかりやっているのに、テストになると緊張して実力が発揮できない生徒さんもいるのです。
学校のテスト位なら良いですが、受験となると人生が変わってしまいます
ですので、今日はテストで実力を発揮する方法を書いてい見たいと思います。
成田市囲護台・香取市佐原で個別レッスンやってます
頑張ること、頑張り切ることを伝えています。
テストの日が近づくと、ほとんどの学生は緊張感を感じます。それが普通です。
あまりに緊張してしまうと、普段の実力を発揮できなくなる可能性があります。
大きな試験、例えば受験とかだと将来に大きな影響を与えると感じてしまい、更に緊張してますます普段の頑張りをテストで出し切れません。
本当に厄介な緊張!
なんでこんなのが人間には備わっているのでしょう???
私たちが緊張する理由、それは「本能」だからです。
もうどんな人間もDNAに刻まれています。
だから「私テスト前に緊張しちゃうんだよね~」とか「俺、全然緊張しない」という言葉は半分くらいに聞いておきましょう。
人間は昔から危険が近づいてきたら、「逃げるか戦う」かの選択をしてきました。
大昔は「生きるか死ぬか」の毎日です。
緊張はそんな毎日を生き抜くための有効な手段だったのです。
緊張すると体はアドレナリンを出して、心拍数を上げて、戦いまたは逃げる準備をします。全身の血流が行きわたり、身体能力がUPする
でも、テストは生死を分ける危険と言う訳ではありません。
だから身体能力UPというメリットは筆記試験ではあまり役に立たず、逆にデメリットが多く出てしまいます。
- 感情のコントロールに脳がフル稼働し出すため、本当に集中すべきことに集中できなくなってしまう
- 失敗しないようにとか、他の人にどう見られるかとか、考えすぎて頭がいっぱいになり、本当にやるべきことに力を使えなくなってしまう
- 「失敗したらどうしよう」とか「他の人に負けたらどうしよう」と心配して、ますます緊張してしまい、結果自信までも失ってしまう
緊張は本能なので、「緊張するな!」という方が無理です。
緊張をどうやってコントロールして味方に付けるにはどうしたら良いのでしょうか?
テストで緊張を逆手に取る方法:リアプレイザル
たとえば、深呼吸や瞑想をすることで、自分自身を落ち着かせるテクニックがあります。
でももっといい方法があります。ずばり「リアプレイザル:Reappraisal」です。
Reappraisalという単語はre-appraisalと分解できます。
re:再び
appraisal:評価
reappraisal:再評価
テストの前や最中に緊張すると、手が震えたり、心がバクバクしたりして、本当に大変ですよ。
でも、その緊張感を逆手に取って、力を発揮する方法があります。
その方法が心理テクニックを使った「リアプレイザル(再評価)」です。
リアプレイザルとは、自分がなぜ緊張しているのか?何を感じているのか?を自分で分析して、自分のプラスになる方向にを変える方法です。
つまり、自分が緊張していると思うなら、それを「これは緊張じゃなくて、ワクワクしているんだ」と考え直すわけです。
すでに書きましたが、私たちは危険に遭遇すると「危険だ!逃げるか戦うかしなきゃ!」と反応して、緊張します。
でも、テストの場合、逃げるわけにもいかないし、戦う相手もいません。
だから、その緊張のエネルギーを「これはチャンスだ!うまくいくためのエネルギーだ!」「盛り上がってきたぞ!ついに俺の出番だ!」と思うことで、緊張をパワーに変えることができると言われています。
以前、外資に努めている時には英語でのプレゼンを多くこなしてきました。
数をこなすにつれ、緊張はなくなりましたが、慣れない間は緊張の連続でした。
海外でのプレゼンの時の事です。
余りに緊張する自分を見て、外国人の同僚がこんな言葉をかけてくれました。
「これまで何度もプレゼンの練習をしてきただろ。あれだけ時間をかけて準備してきたんだ。絶対に上手くいく。安心しろ」
この言葉(もちろん英語です)を聞いた時、妙に落ち着いて、自信がみなぎってきたのを覚えています。
「
十分に準備して、時間をかけて努力したから、自信を持って本番に挑める!
リアプレイザルの具体的な方法を書いておきます。
- 自分と対話する:
テストの前に、「緊張している自分」に話しかけましょう。「今、何が怖いの?」と問いかけ、その答えをじっくり考えます。 - ポジティブな言葉を使う:
「怖い、怖い」と考えるのをやめて、「これはチャンスだ」と自分に言い聞かせます。 - 深呼吸をする:
この方法は緊張を少し和らげる効果もあります。深く息を吸い、ゆっくりと吐きます。これを数回繰り返すと、緊張感が減少することが多いです。
まぁ簡単に言うと、自分を力の出せる方向に思い込ませるというわけです。
緊張をプラスの力に変えるリアプレイザルを使いこなして、緊張の助けを借りて、実力以上の力を発揮しちゃいましょう!
模擬テストを利用して本番慣れしておこう
ここまで「緊張」を「パワー」に変える方法を説明してきました。
もうひとつやっておいて欲しいのは「本番慣れ」です。
本番で力が出し切れるように、模擬テストを利用して、「本番と同じ状況でどれだけできるか」を試せます。
模擬テストを受けておけば、緊張を事前に体験し、本番例えば受験に向けた対策を練ることができます。
特に受験は受験する学校に出向てい受けるので、いつもの雰囲気とは全く違います。
知らない人が周りにいて、「みんなすごくできそうに見える!」そんな空気を感じることも、明日への勉強のモチベーションに繋がると思います。
「できる」と自分自身を信じることが、成功への大きな一歩です。
ですが、根拠のある「できる」を心に秘めて欲しいです。
何も努力もせずに「できる」と思って試験を受けるのと、「これだけやったんだからできる!」と思うとでは雲泥の差です。
根拠のある自信を胸に、前向きな言葉を使って自分に言い聞かせるようにリアプレイザルしよう
緊張を乗り越え、真の実力を発揮するために
今日はテストで緊張した際の対策を書いてみました。
繰り返しになりますが、緊張することは本能であり正常な現象です。
この緊張を力にするためにリアプレイザルを利用して、実力を発揮しましょう!
「できる!」という自信は成功へのカギですが、根拠のある自信を身に付けられるように日々挑戦していきましょう!
当塾では、英語専門塾として将来に渡って使える英語力の獲得を目指した指導をしています。
英語を身に付ける過程で努力することを学び、成功体験を積み上げて、魅力的な人間に成長して欲しいと思っています。
成田市囲護台・香取市佐原でレッスンを行っています。
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