IELTS9.0満点講師による英検ライティング添削

家でもできる英語力を爆上げする音読の仕方を解説します!

皆さんこんにちは!
先日、学校で使用する教科書について書いてみました。
その中でQRコードが多く活用されるようになっていることを書きました↓

2024年度から小学校で使う英語の教科書検定が行われました。何が変わる?

QRコードを読み取れば、すぐに英語が聞けるのでCDプレイヤー(古い?)を引っ張り出す必要もありません。

この記事では手軽に聞けるようになった音源の活用方法として、音読を取り上げたいと思います。

小学校や中学校で音読と言うと、国語をイメージされるかもしれませんが、英語でも音読を毎日やると英語力が爆上げしていきます。

でも、自己流では努力が無駄になってしまいかねないので、正しい音読法、効果的な音読法、英語の発音が良くなる音読法を紹介していきます。

家でもできて、それでいて自分できない部分を鍛えることができるので、コスパ最高です(笑)

今日も是非最後までお読みいただきけると、嬉しいです。
それでは行きましょう!

英語専門塾 ステューディアス

成田市囲護台・香取市佐原で個別レッスンやってます

子ども達に英語を使える未来を提供することが使命です。

頑張ること、頑張り切ることを伝えています。

一言で音読と言っても、実はいくつかやり方があります。
社会人の方へ英語を指導する時も、音読法を解説しますが、おおよそ以下の3つが挙げられます↓

音読法
  • オーバーラッピング
  • リピーティング(ルックアップ)
  • シャドーイング

上記の3つの中で、小学生などの英語が初めてな子でも取り組めるように、「オーバーラッピング」と「リピーティング」の2つを紹介します!
シャドーイングはちょっと大変なので、ここでは敢えて紹介しません。(実際に私のレッスンでもシャドーイングはしません)

オーバーラッピングのやり方

音読法の1つ目のオーバーラッピングを紹介していきます。
オーバーラッピングは英語を再生して、それに合わせて自分も声に出して英文を読んでいく方法です。

自己流で読むとやはり日本語を読む時のようなリズムになってしまい、英語のリズムと違ってきます。
そこで、音源をお手本にしてお手本に重なるように読んでいくようにします。
そうすると、自分の音とお手本の音が重ならない部分を英語の読み方ではないと自分で気づけるので、自分で修正することができます

いきなり音源に合わせて読むのは難しいので、以下の方法で進めてください。

英文の完全理解

音読を始める前に、英文の意味を理解しましょう。
意味が分からない文をいくら読んでも、それは力になりません。

報われない努力はしないように!

何度か読んで口慣らしする

自己流でも構いませんので、5回ほど読んで英文を口慣らししてください。
目安は5回ですが、つっかえずに読める状態になるまで繰り返してください

音源を使ってオーバーラッピングする

自分なりの読み方でスムーズに読めるようになったら、音源を使って音読していきます。
この時に音源に耳を傾けて、自分の読み方との違い、重ならない部分(つまりオーバーラッピングできない部分)に気付いてください。
重ならない部分は英語らしく読めてない部分ですので、その部分を一つ一つ修正していきます。

可能であれば、意味を考えながら読む

お手本に重なるようにできたら、英文を読みながら英文の意味を理解していきましょう。
読んだ順番に英語の意味が理解できるようになれば、完成です。
ここまで出来るようになるには、30回以上は音読する必要がありますが、効果は抜群です

オバーラッピングができたら、今度は次のリピーティング(ルックアップ)に移りましょう。

リピーティングのやり方

続いてリピーティングです。
上記のオーバーラッピングでも、発音と共に英文をそのまま理解できる力が付いたり、単語を覚えることができます。
このリピーティングでは、発音・英語表現が身に付いているかを自分であぶり出すことができます。
やり方は簡単です。

  1. 一文英語を読む
  2. 目を離して、例えば上を向いて(ルックアップ)、自分の記憶を頼りに読んだ英語をもう一度言う
  3. うまく繰り返せない所を確認して、言えるように練習する。


やることはとても単純です。
でもいざやっていると、思うように繰り返せません。
つっかえずに繰り返せない部分がでてきます。
そう言ったつっかえてしまった部分、それがまだ自分のものになっていない英語です。

単語でつっかえてしまったら、その単語をまだ覚えていないことが浮き彫りになります。
正しく発音できなければ、その部分でつっかえてしまいます

こうやって今の自分の英語力を知ることができます。
繰り返せなかった部分をもう一度確認して、何度も繰り返せば、できないをできるに変えていけます。

この一つ一つの地味な修正が、果てしない力、他の子が到底追いつけない力になっていきます。

野球でもテニスでもバレーでも最初はうまくできません。
スポーツはそれが当たり前で、そこから練習して出来るようになっていいます。

英語も同じです。
最初はだれも上手にできません。
上手になった人は、それだけの努力をして頑張ってきているんです。

妬む暇があったら、同じだけの努力をしましょう。

ネイティブのような発音を目指すべきか

英語と日本語は発音においても大きく違います。
私たちは、日本人で日本語が母語である以上、ネイティブのような英語発音を身に付けることは難しいと言われています。
けれどもがっがりする必要はありません。

ネイティブよりも非ネイティブの方が多い現代では、ネイティブのような発音を身に付ける必要性はありません。

私自身も大人になって、英語が仕事で必要になって英語のやり直しをしました。だから今でも毎日練習していますが、どこか日本語なまりが残ってしまいます。

でもそれで通じます。

外資で働いていた時もいろいろな国の同僚・顧客と英語で会話しましたが、誰でもどこか母語のなまりを持っていました。

アメリカで研究開発の責任者だった女性もアメリカで生活しながらも、とても強いヨーロッパのなまりを持っていました。(だから彼女と話すときは集中力を数倍に高めて音を拾っていました)

ただ、だからと言って、カタカナ英語ではいくら正しい英語を話していては、そもそも聞き取ってもらえません。

例えば英検では3級から面接試験があります。
東京都では高校入試にスピーキングテストが導入されています。

ここでどんなに正しい英語を話しても、相手に通じない発音では、採点対象にならずに点が取れません。

だから通じる英語の発音を身に付ける必要があります

繰り返しになりますが、ネイティブ発音を身に付ける必要はありません。それよりも通じる英語を身につけて、空いた時間は、他の教科に時間を回しましょう。

さいごに

今日は家庭でもできる英語を爆上げする音読方法について書いてみました。
やり方も書いたので、是非試して欲しいと思います。

もしも子どもだけだと上手くできないという場合は、お問い合わせください。

当塾では英語を武器にするための指導をしています。
成田市囲護台・香取市佐原でレッスンをしていますので、お気軽にお問い合わせくださいませ。

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