はい、皆さんこんにちは!
当塾は将来英語が使えるようになるための学習塾ですが、とは言え、中学生だったら定期テストもありますし、受験もあるので、これらの対策もしっかりやっています。
今日は千葉県公立高校入試の英語リーディングについて書いていきます。
この記事を読むと千葉県公立高校の英語について見えてくると思います。
リスニングについてはかこちをどうぞ♪
それでは今日も最後までお付き合いください。
よろしくお願いします!
成田市囲護台・香取市佐原で個別レッスンやってます
頑張ること、頑張り切ることを伝えています。
千葉県立高校入試英語 リーディングの特徴
文法問題や英文読解などを含むリーディングは大問で5題出題されます。
5題の内容は簡単には以下の表の通りです。
問題番号 | 内容 | 4技能のどれ? | 配点 |
---|---|---|---|
大問5 | 文法 | ライティング | 15点 |
大問6 | 英作文 | ライティング | 8点 |
大問7&8 | 英文読解 | リーディング | 31点 |
大問9 | 対話文読解 | リーディング | 13点 |
高校入試でも4技能を意識したテスト設計をしています。
リーディング全体の配点は77点ですが、そのうちライティングが23点、リーディングが44点の配分になっています。
リスニングについてはこちらをどうぞ↓
文字数
実際の文字数を数えてみました。
一つ一つ数えました。多少誤差があるかも知れませんが、お許しください~。
問題文はもちろん、設問に英語が含まれる場合もカウントしています。
2023年分は、随時更新していきます。(←追記しました!)
問題番号 | 2023年 | 2022年 | 2021年 |
---|---|---|---|
大問5 | 92 | 73 | 80 |
大問6 | 19 | 13 | 11 |
大問7 | 616 | 501 | 427 |
大問8 | 479 | 510 | 492 |
大問9 | 255 | 182 | 239 |
合計 | 1461 | 1279 | 1249 |
2021年と2022年とでは少しだけ文字数が増えています。
おそらく大学共通テストも増加傾向なので、高校入試の文字数も更けていくと思います。
リスニングに13分取られるとすると、残りは47分。
47分で1300語弱の英文を読んで回答していくことになります。
まぁざっくり半分の時間で英文を読むとすると、1分当たり55語読んでいくことになります。
1分で55語。中学生には大変な量ですね!
きちんと対策して準備して、当日焦らずに英文を楽しめるレベルになって欲しいです。
得点分布
こちらからデータをお借りしています
https://www.pref.chiba.lg.jp/kyouiku/shidou/press/2022/koukou/documents/r4kekka.pdf
https://www.pref.chiba.lg.jp/kyouiku/shidou/press/2020/koukounyuushi/documents/r3gakuryoku.pdf
2021年度の得点分布です。
英語(左)を見ると、赤枠で囲ったように、35点近辺、95点近辺に山があり、M字型の分布になっています。
右に5教科の得点合計を載せました。
ここにわざわざ載せた理由にもなりますが、普通分布を取ると、平均点あたりをピークにした図になるんです。
ところが、英語に関しては、35点、95点当たりに山がある・・・。
これは何を意味するのでしょうか?
平均点近くの子が少なく、両端が多いので、このような形になっています。
つまり、「できる子」「できない子」のグループがはっきりしていていることを表します。
2022年度の英語の得点分布です。
35点と85点辺りに山があり、全体としてはM字の分布です。
2021年度と同様に山が2つあり、こちらが表しているのも「できる子」「できない子」のグループが増えていることを表します。
上位校を目指す場合、「できる子」グループに入っていないと、ここで差を付けられてしまいそうです。
対策はできるのか?
試験ですからその傾向から対策はできます。
ここでは2つだけ書いていきます。
- 英作文力
- 読解力
大問5と6で必要になる力です。これは、文法力と語彙力を高めることになります。
文法というと難しく感じてしまいますが、英語の語順を学ぶと思ってください。
日本語と英語はいくつかの点で違いますが、その1つが語順です。
英語の語順に慣れて、英語の思考の順番で単語を並べるトレーニングをしましょう。
当塾では語順に慣れるために日本語を最大限活用した方法で指導していきます。
語彙力はこれは暗記が必要な部分です。
繰り返し声に出して、何度も目にすることで、接触する回数が増えて脳にうっすらと単語の面影ができてきます。
それを繰り返したり、他の英文で目にしたりしていくうちに、定着していきます。
もちろん正しい発音と一緒に覚えていきます。(単語を思い出すときは音を頼りに脳から引っ張り出します。これは音韻符号化と呼ばれています。)
大問6はイラストを見て、絵に沿う英文を作り出すため、イラストの状況判断や次に何が起こるかを英語で表現する力を試されます。
自分が知っている範囲の単語・文法力で英文を作るためには、練習が必要です。この練習は英検の英作文対策と似ているので、英検対策していくうちに慣れてくるはずです。
大問7,8,9では長文を読んで理解する力が必要です。
ここでは語彙力や文法力が備わっているとして、それでも1200文字近い英語を読んでいくためには、速く正確に読むトレーニングが必要です。
1人で行う場合は、長文問題をひたすら解いて、読めなかった英文、分からなかった単語を一つ一つ潰していくことから始めましょう。
当塾では英語を英語の語順のまま読めるように指導していきます。
英語の語順のまま読めば、返り読みする必要がないので、普通の生徒の何倍も速く読めます。
ただしそのためにはいくつか事前準備もありますし、適切な指導が必要です。
いくら英語の語順のまま読んだとしても、それを正確に読み取るためには、注意点や工夫がたくさんあるので、そのポイントを解説しながら読み解いていきます。
また、ちょっと変化球てきな問題もあります。
問題文を読んでそのまま回答できるもようなストレートの問題もありますが、少し判断させたり考えさせて回答する問題もあります。
英語を武器にして勝ち抜くために
冒頭でも書きましたが、私の指導方針は「将来英語を使いこなすための基礎力づくり」です。
でもその基礎力をきちんと作り上げておけば、あとは問題形式に慣れることで、得点を稼ぐことができるはずです。
毎日やることは面倒なことかもしれませんが、その積み重ねが大きな力になって、気付いた時には周りが追い付けないほどの力を手に入れています。
英語は積み上げ科目です。理科や社会のように単元が変わったら得意になることもありません。
できれば小学校からきちんと積み上げて、英語を早めに完成させて、他教科に時間を割けるようなに戦略的に受験も勝ち進んでいきましょう!
成田市囲護台・香取市佐原でレッスンを行っています。
英語を武器にしたいご家庭はお気軽にお問い合わせください。
強引な勧誘はしませんので、ご安心ください!
今日も最後まで読んでいただきありがとうございました!