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英検準2級の合格点はどの位?どんな対策をすれば合格できる?

皆さんこんにちは!
私が教えている生徒さんはだいたい3級~2級がボリュームゾーンになっています。
もうすぐ第1回の英検なので、対策レッスンも本格化しています。
今日は英検準2級の合格点や対策をまとめていきます。
英検準2級は高校中級程度なので、簡単ではありません。
この記事を読んで、目標とする合格点と対策をしっかりやって、合格を勝ち取ってください。

それでは行きましょう!

英語専門塾 ステューディアス

成田市囲護台・香取市佐原で個別レッスンやってます

子ども達に英語を使える未来を提供することが使命です。

頑張ること、頑張り切ることを伝えています。

先述した通り、英検準2級は高校中級程度の英語力が必要になります。
中学生でも挑戦する子が多いですが、高校入試を超える文法範囲や語彙を身につけておくこと必要があるので、逆に高校入試は簡単に感じるかも知れません(近年高校入試も難化しているので、準2級程度の英語力がないと、高得点は難しいと思っています)

そんな英検準2級ですが、合格率はどの位でしょうか?

実は2016年以降合格率は発表されていません。
なので参考程度ですが、過去の合格率は一次試験で35%2次試験で80%です。
一次の35%って結構低いですよね。
この低さを見て、「よっしゃ~35%に入ってやるぜ~」と考える子もいれば「やばっ、無理だ」と考える子もいます。

この辺の生徒に合わせたメンタルのサポートってやっぱり必要って感じます。

英語教えているだけだとどうしてもモチベーションが続かずに残念な結果になってしまう子もいるので、自分の体験などを含めながら、考え方も伝えています。

英検準2級の合格点は?何問正解すればよい?

英検準2級の一次試験の合格点はCSEスコアで1322点です。
何問正解すればCSEスコアは何点なの?
と疑問に思いますが、CSEスコアは英検協会が独自に算出しているので、自分で計算することはできません。
英検の公式サイトにも以下のように書かれています↓

スコアは各回の全答案採点後、統計的手法(Item Response Theory※)を用いてスコアを算出しているため、受験者の皆さまがご自身の正答数でスコアを算出することはできません

※Item Response Theoryとはテストにおける受験者の応答パターンを用いて、形式や難易度が異なるテストの結果を比較するための理論です。

https://www.eiken.or.jp/eiken/result/eiken-cse_admission.html


自分でできる事と言えば、解答速報を見て自分が何問合っていたかを知ること位です。
ライティングも自分では採点が難しいと思うので、実質リーディングとリスニングだけから想像することになります。

リニューアル後の英検準2級は以下の問題数です。

セクション問題数
Reading29問
Listening30問

最低でも6割を目指したいところです。

目標正答数

Reading:29×6割=17.4→18問
Listening:30×6割=18問

過去に私が教えている生徒で、リーディングの得点率が30%位でもリスニングとライティングで得点を稼いで、1次合格、2次合格を達成したケースもあります。

英検準2級合格は素晴らしいことですが、得点率のバランスが悪いと、準2級に本来求められる合格水準に達していないとも言えます。

「勝って兜の緒を締めよ」ではないですが、30%しか取れなかったReadingを徹底的に強化しました。

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英検準2級合格に向けてやるべきことは?

4技能をバランスよく仕上げる必要があることは、どの級でも同じです。

Reading:語彙・文法
Listening:音の把握及び意味の把握
Writing:語彙・文法の運用力
Speaking:上記の総合力

Readingで得点を上げるためにすべきこと

語彙を最優先に!

英検準2級に求めらる語彙数は約3000語と言われています。
大抵の受験生は語彙力がなく、過去問の大問1で玉砕して、やる気を失ってしまいます。
ですので、まずは英検用の単語帳でも良いので、語彙力を上げていきましょう。
でる単なら、出る度Aだけでも最低限マスターしてください。

単語帳で覚えたからと言って、問題が解けるとも限りません。
でる度Aを覚えたら、過去問を解きまくって、覚えた単語を脳から引っ張り出せるようにしましょう。

単語帳で覚えても、いざ問題を解こうとすると解けないのが現実です。

リニューアル後は以前あった文法問題は削除されますが、だからと言って文法が不要かと言うとそういうことは決してありません。

文法問題を解くための文法は不要になりますが、読むための文法は必要です。

Listeningで得点を上げるためにすべきこと

Listeningは「音の聞き取り」と「意味把握」の2つの側面があります。

全30問を集中力を切らさずに解ききるためには、普段から英語の音に慣れるようにします。
音源は英検協会で公開されているので、これを毎日5分でも良いので聞いて、聞こえなかった所はスクリプトで確認することを繰り返せば、確実に聞き取りの力は強化されます。

意味の把握は「聞き取った音から意味を取る」ことを指しますが、これには語彙力や文法力が必要になります。
リスニング問題を見れば分かりますが、選択肢の英文もそこそこ長いので、リスニングなのに早く読む力も求められています。

基本先読みが重要なのですが、どこかでペースを崩してしまうので、それを考慮した実践的な練習もやっておく必要があります。

Writingで得点を上げるためにすべきこと

リニューアルに伴い、従来は1題だったライティングが2題に増えます。
とは言え、まだ2題です。

2題を対策してしっかりかけるようにしておけば、大きな得点源になって合格の可能性を高くしてくれます。

まずは論理構成を意識したテンプレートを覚えて、そのテンプレートを覚えたら、独自の書き方に進んでいいと思います。

ライティングで社会的な問題に対して自分の意見を考える癖をつけておくことは、2次試験のスピーキングでも大きなアドバンテージになります。

避けて欲しいのは、最初から独自の書き方にこだわること。
言いたいことが分かりにくくなり、論理構成が破綻してしまいます。

Speakingで得点を上げるためにすべきこと

英検準2級のスピーキングはリニューアルしても変わりません。

英検準2級のスピーキング
  1. 音読
  2. パッセージについての質問
  3. イラストAの描写
  4. イラストBの描写
  5. 受験者自身の意見(2題)


最初に、問題カードの上部にある英文の音読です。
普段から音源を使った音読をしておけば、パッセージの音読も怖くありません。

家でもできる英語力を爆上げする音読の仕方を解説します!

続く問題は、音読した文章に関する質問、イラストAとBの説明になりますが、ここはポイントがあるので、何度も練習すれば、解けるようになります。

一番の難題は、「受験者自身の意見」を言う問題です。

これは私が教えている塾生たちも一番気がかりで、「どんな質問が来るんだろう?」とドキドキしている問題です。
緊張の中、面接委員の英語を聞き取って、自分の意見を言うのは、大変です。

ですが、先述したようにライティングでも自分の意見を考えるトレーニングになるので、一次試験の段階からライティングを速めにやっておくことはスピーキング対策にもなります。

当塾の対策では、どうしても頭に思い浮かばなかった時のために、なんとか切り抜けられる文章を用意しています。
答えられなくて、黙っているよりは全然良いですし、「最悪これを言えばなんとなかる!」という精神安定剤のような英文を覚えてもらっています。

高い英検合格率を維持できる理由

一番成長する時って、何かの壁を乗り越える時だと思っています。
絶対登れなさそうな壁に挑戦する勇気。
そして見事に登り切る成功体験は、次への成功体験へ続いていきます。

最初は全然解けなかった問題が、少しずつ解けるようになる。
全然聞き取れなかった英語が、今はゆっくりに聞こえる。

そんな自分でも感じられる成長を認識させることで、努力が無駄になっていないことを知り、更に頑張れるように私のレッスンは進めています。

この記事の途中にも書きましたが、英語を教えているだけじゃいつか壁を登り切れなくなります。

少しずつ信頼関係を積み上げて、聞く耳をもってもらい、精神的なサポートをするから、高い英検合格率を維持できていると思っています。

だから多くの生徒さんには対応できません。

私を信じて付いてきてくれる生徒さんとそのご家庭にいつも全力です。
個人塾だからこそできる最高の環境を提供していきます!


今日は以上です。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。