こんにちは!
英検は従来型で年3回、S-CBTは毎週の様にあるほど受験の機会が多いです。
受験の機会は増えた一方で何度も受けても合格しなくて、お悩みの方も多いのではないでしょうか?
特に英検3級から始まる2次試験(面接試験)は緊張でうまくいかなかったり、そもそも練習が個人ではやりにくく、「どうしたら良いのかすら分からない」そんな方も多いと思います。
そこで、今回は英検3級で2次試験に挑む人向けに、「英検3級 二次試験完全ガイド」を作成しました!
この記事はこんな方におススメ!
・英検3級の1次は通過したけど、2次はどうしたら良いか分からない!
・2次試験まで残りわずかしかない。効率的にポイントだけ知りたい!
・絶対に一発で合格したい!
・失敗しないために知るべきことは全て知りたい!
この記事では「英検3級2次試験」について徹底的に解説するので、これを読めば英検3級の2次試験がどんなものか分かり、しかも面接のポイント、注意点を知ることができて、合格に一歩近づくことができます!
これから1次試験を受験される方は方は、以下の記事が参考になります
英検はどの級でも共通してCSEスコアに基づいて合否が決定します。
英検3級2次試験のCSEスコアの配点は550点で、そのうち353点取ると合格になります。
このCSEスコアが厄介です。
その理由は英検協会が独自の計算式で毎回算出しているからです。
個人レベルでは何点なのか分かりません・・・。
英検3級2次試験の配点は以下の項目になります。
課題 | 問題数 | 配点 |
---|---|---|
音読 | 1 | 5 |
パッセージについての質問 | 1 | 5 |
イラストについての質問 | 2 | 10 |
受験者自身への質問 | 2 | 10 |
態度 | - | 3 |
合計すると33点になり、23点取れると合格する可能性が高いです。(繰り返しになりますが、素点がCSEスコアに換算されて、合否判定されるので、あくまでも「可能性が高い」という表現になります。)
だからこそ、事前にしっかり対策して余裕で合格できるレベルになっておきましょう。
(後述の対策をすれば、できるようになります)
英検3級合格に向けて、まずは2次試験の全体像を把握しましょう!
試験時間:おおよそ5分
面接委員:一人。日本人またはネイティブ
英検3級の2次試験がどのように進むのか以下に詳細に説明します
面接委員との英語のやり取りも記載しているので、印刷して試験直前も見直してくださいね!
待合室から面接室まで係員が誘導してくれます。
面接室の前にはいくつか椅子があると思うので、ここに座って自分の番を待ちましょう。
前の人が出たらあなたの番です。
ドアをノックして、入室しましょう。
英語のやり取り
余裕があれば「May I come in?」と言ってウォーミングアップしましょう
ドアを開けて入室後、面接委員がいる所まで進みます。
近づいて、面接カードを渡します
英語のやり取り
歩きながら笑顔で「Hello」と言って挨拶しましょう。
次に
面接委員:Can I have your card, please?
あなた:Yesと言って、面接カードを渡します。
用意されている椅子に着席します
英語のやり取り
面接委員:Please sit down.
あなた:Ok. Thank you.
簡単なあいさつの後、氏名と級の確認が始まります。
英語のやり取り
面接委員:Good morning./ Good afternoon
あなた:Good morning/ Good afternoon
面接委員:My name is 面接委員の名前. What’s your name, please.
あなた:My name is あなたの名前.
面接委員:This is the Grade three test, okay?
あなた:Yes
面接委員:How are you today?
あなた:I’m fine.
面接委員:Good.
続いて、問題カードを受け取ります。
英語のやり取り
面接委員:Ok, let’s start the test. This is your card.
あなた:Thank you.
面接委員の「Ok, let’s start the test. 」は「これから採点を開始しますよ」の合図です!(アティチュードは除く※)
問題カードには英文とイラストが載っていますが、まずは上部の英文を声を出さずに黙読します。
与えられる時間は20秒です
英語のやり取り
面接委員:First. please read the passage silently for 20 seconds.
あなた:特に何も言わなくてOK。
20秒後、英文を声に出して音読するように指示されますので、音読を開始します
英語のやり取り
面接委員:Now, please read it aloud.
あなた:英文の音読を開始
次はいよいよ質問が続きます。
まずは読んだパッセージについての質問がきます。これはコツをつかんで練習すれば答えられる質問です。
英語のやり取り
面接委員:Now, I will ask you five questions.
あなた:Okay
面接委員: No.1 Please look at the passage. 質問が続きます
あなた:回答する
※解答方法も詳細に解説します
次は問題カードの下に書かれているイラストについての質問が2つ来ます。
英語のやり取り
面接委員:No.2 Please look at the passage. 質問が続きます
あなた:回答する
面接委員:No.3, 質問が続きます
あなた:回答する
※解答方法も詳細に解説します
次は問題カードをを裏返しておくように指示されますので、何も言わずにカードを裏返して机に置いてください。
英語のやり取り
面接委員:Now, please turn the card over
あなた:何も言わずにカードを裏返す
次は問題カードの下に書かれているイラストについての質問が2つ来ます。
英語のやり取り
面接委員:No.4, 質問が続きます
あなた:回答する
面接委員:No.5, 質問が続きます
あなた:Yes or No
面接委員:(Yesの場合)Please tell me more. (Noの場合) 別の質問がきます
※解答方法も詳細に解説します
No.5まで終わると、”This is the end of the test”「これで試験は終了です」と言われます。
お疲れさまでした!!!
問題カードを面接委員に渡して、荷物を持って退室します。
荷物を忘れずに、最後まで笑顔で退室しましょう!
英語のやり取り
面接委員:Ok. This is the end of the test. May I have your card back, please?
あなた:Here you are.
面接委員:Thank you.
あなた:Thank you.
面接委員:You may go now. Goodbye.
あなた:Bye.
面接委員:Have a good day.
あなた:Thank you.
※解答方法も詳細に解説します
英検の公式ページでは「バーチャル2次試験」というwebで英検の流れを体験することができるので、一度はやってみることをおススメします。
ちなみに英検の場合、面接官ではなく面接委員と呼びます
何と言っても一番効果的な対策は、実践形式の練習です。
私の塾でも当塾ではノックしてドアを開ける所からやります。
このブログを読んで、流れや質問内容を理解するのは重要ですが、理解しただけでは本番でうまくいくとは限りません。
その理由は本番では想像以上に緊張するからです。
緊張しても力を発揮できるように本番さながらの実践練習を積むのです!
英検協会が出しているサンプル問題はこちらから見ることができます。以降の説明でもこのサンプル問題をお借りします。
またこの完全ガイドでは英検の流れやポイントを詳細に解説しますが、本番で力を発揮するためにも練習が必要です。
そして、練習するためには過去問が必要です。
書店で販売されている過去問には2次試験の過去問も掲載されているので、是非購入して過去問を使って練習してください。
例えばこれです↓
https://amzn.to/3XZMgbz
英検の公式HPにも過去問が3回分載っていますが、2次試験の過去問は公開されていないので、市販の過去問を購入する必要があります。
まずは問題カードを受け取ります
こんな感じです↓
続いて、問題カード上部の英文を黙読するように言われます。(First. please read the passage silently for 20 seconds.)
20秒間の問題カードの英文を黙読しましょう。
この時、チェックすべきポイントがあります。
- キーワードを探す(so, and, but)
「キーワード」って何?と思うかも知れませんが、これは音読の次に来る質問に備えるためとても重要になります。
なぜなら、そのキーワードの周辺が答えになるからです。(詳細はこの次に書きます)
20秒が経つと面接委員から「Now, please read it aloud.」と言われるので、タイトルから読みはじめます。
- タイトルから読む!
緊張でタイトルを飛ばしがちなので、要注意です。 - 読めない単語はローマ字読みで!
読めない単語もあると思います。そこで「あ~どうしよう」と無言になってしまったらアウト!とにかくローマ字読みでも良いので止まらず読み進めよう! - 大きな声で堂々と!
緊張で声が震えるかも知れませんが、そんな緊張を振り払うように大きな声で読みましょう
あなたはもうアメリカ生まれのアメリカ育ち。
そんな気持ちが大切です
音読が終わると、読んだ英文についての質問が来ます。
この質問をクリアするためには、いくつかポイントがあります。
- 質問の疑問詞を聞き逃さない
- 黙読・音読時にチェックしたキーワードの前後に注目する
- 代名詞に置き換える
一つ一つ説明します
面接委員から「No.1 Please look at the passage.」の後に疑問詞が続く質問文が来ます。この疑問詞を聞き逃さないようにしてください。
数年分の過去問をチェックしたところ、疑問詞は「why」「How」「what」「where」でした。
この疑問詞を聞き逃すと「なぜ」を聞かれているのか?「どのように」を聞かれているのか?「何を」と聞かれているのかが分からないことになるので、その返答も的外れな回答になってしまいます。
万が一聞き逃したら、Could you say that again?で聞き返しましょう!
実はこの質問の答えは特定の「キーワード」の前後にあります。
だから黙読や音読の時にこのキーワードを探しておく必要があります。
そのキーワードはたった3個です
- so
- and
- but
サンプル問題を見てみましょう↓この中にキーワードがあります。一度探してみて下さい
見つけられましたか?
そう、この文章のキーワードはズバリ「so」です↓
この前後の文のどちらかが答えになりますので、前後の文章に目配りします↓
過去問を調べると、soがキーワードの場合がとても多いです。
そして、soの場合は答えはキーワードである「so」の前の部分になります。
つまり今回の答えは「They can learn English and other languages.」になります。
soの出現率がとても高いのですが、他のキーワードも出ます。
過去問を分析したところ、キーワードと答えの位置には関係性があります。
キーワード | 答えの位置 | 出現率 (過去34回分を調査) |
---|---|---|
so | 前 | 26回(76%) |
and | 前と後ろの可能性 | 5回(15%) |
but | 前と後ろの可能性 | 3回(9%) |
soの場合は出題される回数も多いですし、答えの位置も「前」だけなので、答えやすいです。
「so」を期待しながらも、andやbutがキーワードの過去問でしっかり練習しましょう!
その方が精神的に落ち着きます
ここまでを振り返っておきましょう!
① まず初めに、キーワードに目星をつける
② 面接委員の質問、特に疑問詞を聞き逃さない
③ キーワードの前後に集中する。
そして、最後の「代名詞に置き換える」です。
サンプル問題を例にとって説明します。
What can people learn from the radio?
これが質問です。
さて、問題カードの英文に目をやってみましょう。
キーワードのsoがあり、その前後、特にsoの場合は前が答えになります。
よっしゃー!
答え見つけたぞ~~~!
People can learn English and other languages.
どうだ、正解だろ!
と思ったら残念!もう一歩!
質問文は「What can people learn from the radio?」なので、このpeopleを代名詞に置き換えなければなりません。
peopleを代名詞にするとtheyになるので、正解は・・・
They can learn English and other languages.
になります。
代名詞への変換が苦手な方もいると思うので、整理しておきましょう!
- 男性が一人→he
- 女性が一人→she
- 物が1つ→it
- 人でも物でも複数→they
pepoleは人々の意味で複数なのでtheyで置き換えます
次は問題カードにあるイラストについての質問になります。
このイラスト中に答えがあるのですが、質問の傾向は大きく3つです。
- 数を尋ねる質問
- 場所を尋ねる質問
- 持ち物や行動を尋ねる質問
この3つの傾向で使われる疑問詞は「How many」「where」「what」の3種類です。
そして、How manyがとても多く出題されていました。(イラスト問題を作りやすいのかも?)
質問のタイプ | 疑問詞 | 出現率 (過去34回分を調査) |
---|---|---|
数を尋ねる質問 | How many | 18回(53%) |
場所を尋ねる質問 | Where | 11回(32%) |
持ち物や行動を尋ねる質問 | What | 5回(15%) |
数を聞かれる質問はとても多いです。
数を聞かれるのですから、How manyという疑問詞が使われます。
例えばこんな質問が来ます(模範解答を載せておきます。実際はイラストにある数を数えて答えることになります)
- How many people are holding cups?
Two people are holding cups. - How many birds are flying?
Three birds are flying. - How many bottles are there on the table?
There are four bottles on the table.
数を答えられるように、1から5くらいまでは一瞬で英語で言えるようにしよう!
もちろん、複数形のsも忘れないように!
数を聞かれる質問の次に多いのが、場所を聞かれる質問です。
何かの場所を聞かれるので、「where」が使われます。
ここでも同様に質問例と模範解答を載せておきます。
- Where is the hat?
The hat is on the chair. - Where are the magazines?
The magazines are on the table. - Where is the dog?
The dog is under the tree.
前置詞の習得
on, in, under, next to, behind, in front of などを使えるように練習しよう。
次に、疑問詞Whatを使って、イラストの中の人物が持っている物や行動を質問されます。
例えばこんな問題です。
- What does the woman with long hair have in her hands?
She has a book in her hands. - What is the woman looking at?
She is looking at a painting. - What is the man with glasses carrying?
He is carrying a suitcase.
動詞の習得:
hold, carry, look at, sit, stand などの動詞が多く使われるので、覚えておこう。
3つ目の質問も問題カードのイラストに関連した質問になります。
この問題はイラストに吹き出しが有るか無いかをよ~~~~くチェックしてください。
「吹き出し」というのは以下のイラストの赤丸した部分です
なぜかというと、吹き出しがある場合と無い場合の質問が変わってくるからです。
- 吹き出し有り
→未来の行動を質問される - 吹き出し無し
→現在の行動を質問される
吹き出し | 質問文 | 出現率 (過去34回分を調査) |
---|---|---|
有り | What is he/she going to do? | 20回(59%) |
無し | What is he/she doing? | 14回(41%) |
過去34回分の過去問をチェックすると、吹き出し有りの方がやや多いです。
でも質問文はたった2つに分類できます。
吹き出しは「これからこんなことをしよう」と考えている頭の中を表しているようなものですから、その様子を簡単な英語にするだけです。
- What is he going to do?
He is going to play soccer. - What is she going to do?
She is going to cook dinner.
be going toを使いこなそう!
He is going to [動詞の原形].
She is going to [動詞の原形].
The are going to [動詞の原形].
「吹き出し無し」のイラストではイラスト内の行動を質問されます。
イラスト内の人物に注目して、その人物が今何をしているかを説明するパターンです。
- What is he doing?
He is eating lunch. - What is she doing?
She is reading a book.
現在進行形を確実に!
主語+be動詞 + 動詞のing形
ここからは受験者についての質問が来ます。
どんな質問が来るんだろう・・・ドキドキ。
答えられなかったらどうしよう・・・
そう思ってしまいがちですが、この思考を変えましょう。
事前にどんな質問にも答えられるフレーズを用意しておきましょう。
こう考えるようにして、入念な準備をしましょう。
過去34回分の過去問を調査したところ、こんな質問が出ていました
- What time do you usually get up in the morning? (2022年度第2回)
- How did you come here today? (2022年度第1回)
他にもあるのですが、似たような質問も多いため、話題毎に5つのグループに分けました。
- グループ1: 日常生活に関する質問(起床・就寝時間、睡眠時間、食事など)
- グループ2: 趣味・好みに関する質問(テレビ番組、映画、読書、ペットなど)
- グループ3: 過去の経験および未来の予定や計画に関する質問
- グループ4: 自由時間やリラックス方法に関する質問
- グループ5: その他
それぞれのグループについて説明していきます
定番質問です。
自分の回答を模範解答を参考に作っておきましょう!
- What time do you usually get up in the morning?
I usually get up at 6 a.m. - What time do you usually go to bed?
I usually go to bed around 10 p.m. - How many hours do you sleep every night?
I usually sleep for about 8 hours. - What do you usually have for breakfast?
I usually have toast and a glass of milk. - What do you usually do after dinner?
I usually do my homework or read a book.
こちらも定番の質問です。
自分の答えを用意しておきましょう!
- What kind of TV programs do you like?
I like to watch comedy shows. - What kind of movies do you like? / What kind of movies do you like to watch?
I like comedy movies. - What kind of books do you like to read?
I like to read comic books. - What kind of pet do you want?
I want a dog.
「何をしましたか?」「何をしますか?」も定番ですので、自分の回答を作っておきましょう。
- What did you do during your winter vacation? (Last Saturday, last night など多数)
I studied English. - What are you planning to do next weekend? ( this winter/ summer/ spring/ fall, this evening, next holidayなど多数)
I’m planning to go shopping.
「何をしましたか?」「何をしますか?」も定番ですので、自分の回答を作っておきましょう。
- What do you like to do when you are at home? (in your free time他多数)
I like to study English. - What do you do to relax?
I listen to music. - Where do you often go on weekends?
I go shopping.
たまに来る質問も念のため自分の回答を作っておきましょう。
- When did you start learning English?
I started learning English when I was eight years old. - Where do you want to live in the future?
I want to live in Tokyo. - Where would you like to visit in Japan?
I would like to visit Tokyo. - What do you like to talk about with your friends?
I like to talk about music. - Where do you like to go with your friends?
I like to go to Tokyo. - How did you come here today?
I came here by car.
“Tokyo”が多いですが、これはわざとです。
東京でもなくてもよいので、本番ですぐに答えられるようにどの地名を言うと決めておいた方が良いです!
(どこの国に行きたい?という問いもあるので、外国も1つ決めておくと良いと思います。例えばKoreaとかです)
さて、ついに最後の質問です!
もう少しですので、頑張りましょう!
質問5も受験者自身の考えを聞かれます。
質問4も同様に受験者の意見を質問されたのですが、違いは「Yes」「No」で答えた後、更に解答を続ける点です。
例えばこんな感じです
Did you study English yesterday?
Yes. → Tell me more.
No. →What time do you usually go to bed?
「Yes」と答えると「Tell me more」と更に発言を促されます。
「No」と答えると別の質問が来ます。
ここでも過去問を分析して、大きく5つのグループに分類しました。
- グループ1: 経験についての質問(現在完了形)
- グループ2: 好みや趣味についての質問(現在形)
- グループ3: 予定や希望についての質問(未来形・仮定法)
- グループ4: 日常生活や習慣についての質問
- グループ5: 学校や学習に関する質問
それぞれのグループについて詳細に見ていきましょう。
この5つを完璧にすれば精神的にも楽になるはずです!
まず、一つ目のグループは現在完了を使った質問です。
「Have you ever ~?」と「今までに~したことがありますか?」と聞かれる形式です。
過去問とその模範解答を載せておきます。
- Have you ever been to the beach?
Yes, I have. I went to the beach last summer with my family. - Have you ever been to a zoo?
Yes, I have. I visited the zoo on a school trip.
2つ目のグループはあなたの好みや趣味が聞かれます。
Do you like to ~?
Do you enjoy ~?
で聞かれるパターンが多いです。
同様にこちらも過去問とその模範解答を載せておくので、これを参考にして自分なりの解答を作ってみましょう。
- Do you like to eat at restaurants?
Yes, I do. (Please tell me more)I like to eat at Italian restaurants
No, I don’t. (Why not?) I don’t like to eat at restaurants - Are you good at playing sports?
Yes, I am. (Please tell me more)I’m good at playing basketball
次は今後の予定や希望などの質問をまとめておきます。
Do you have any plans ~?
Would you like to ~?
のパターンが多いです。
- Do you have any plans for the winter vacation?
Yes, I do. (Please tell me more)I’m planning to visit my grandparents. - Would you like to study abroad?
Yes, I do. (Please tell me more)I would like to study abroad in Canada.
続いて、習慣などについて質問をまとめておきます。
これはひとつ目の質問に対して、Noと答えた場合に続く質問です。
What do you usually ~?
Where do you like to ~?
の形で聞かれることが多いです。
過去問とその模範解答を載せておきます。
- What do you usually do on weekends?
I usually play soccer with my friends. - What do you like to do when you are tired?
I like to listen to music.
最後のグループは出題回数は少ないのですが、念のため載せておきました。
過去問とその模範解答を載せておきます。
- Are you a student?
Yes → What school subject is the most difficult for you?
The most difficult subject for me is math.
No → What time do you usually go to bed?
I usually go to bed at 9pm. - Did you do anything special last weekend?
Yes → Please tell me more.
I went to a restaurant with my family.
No → What do you often do on Sundays?
I often study English.
英検3級2次試験でよく聞かれる質問をまとめました↓
- 英検3級2次試験で落ちる原因は何ですか?
- 1次試験に合格しているのですから、英語力は十分なはずです。
あとは、その力を面接で発揮すれば合格なのですが、人によっては緊張して力出し切れない人もいます。
なので、緊張しても力が発揮できるように、練習では100%を目指して練習する必要があります。
練習で100%できるようにして、本番で80%の出来だと心得ておきましょう。
次の記事も参考にしてください
https://studious.site/eiken-3rd-grade-speaking/
- 英検3級 2次試験 何割で合格?
- CSEスコアでは550点中353点取れると合格です。割合で言うと、6割4分になります。
- 英検3級で聞き返すと減点されますか?
- 自然な流れで聞き返す分には減点されません。Excuse me?やPadon me?などを自然に出せるように練習しておきましょう。ちなみに各質問1回までは減点されません。
- 勉強しないまま当日になっていしまいました。間に合いますか?
- 間に合う間に合わないを考える前に、やるべきことをやるだけです。
上記の面接の流れを頭に叩き込んで、イメージトレーニングしましょう。
今、準備しなかったことに後悔しているなら、次はきちんと練習して本番当日を迎えるようにしましょう。
つまり、この失敗を次につなげるのです!
- 上手くいかなそうなので、逃げたいです
- 1次試験不合格で2次試験を受けたくても受けられない人も言うので、その人たちの分も頑張ろう!という気持ちで2次の対策をしっかりやりましょう。
どうしても逃げたい場合は、1次試験免除を使いましょう
- 質問が聞き取れなかった時はどうすれば良いですか?
- 次のフレーズを言えば、もう一度繰り返してくれます。
Padon me?
I beg your pardon ?
- 音読の時、読み方が分からない単語があったら、どうすれば良いですか?
- ローマ字読みでも良いので、堂々と読みましょう。「どうしよう」と悩んで無言になってしまったら、逆に目立って減点対象になってしまいます。
- 面接の試験時間は何分ですか?
- 英検3級2次試験の試験時間は5分程度です
- 面接中、頭が真っ白になったらどうしたら良いですか?
- 緊張のあまり頭の中が真っ白になって練習したことも忘れてしまうかも知れません。
そんな時に一番やってはいけないのが「沈黙」です。
だから、とりあえず「Thank you」とか「Okay」とか「Excuse me?」「Padon me?」で沈黙を避けるようにしましょう
カードと言われるものが2つあります。
https://www.eiken.or.jp/eiken/schedule/pdf/p2q-2ji.pdf
「面接カード」「問題カード」です。
面接カード:受付で受け取るカード
問題カード:試験中に受け取るカード
面接は入室から始まって退室までですが、どの段階から採点されているのでしょうか?
英語界のユーチューバーの森鉄先生はこんなことを言っています。
面接委員の「Let’s begin the test.」から採点される
森鉄先生は英検の問題集や対策本を多数出版されているので、信ぴょう性は高いと思います。
一方で結果を見ると、アティチュードの項目で「入室から退室までの受験者の態度」となっているので、森鉄先生の「Let’s begin the test」よりも先の入室した時点でアティチュードは見られていることになります。
SCBTではコンピューターに向かって話すので、入室などはないのですが、従来型は「入室から退室」の全てを見られている点で、差異が生まれるようにも思えます。
ということで、「いつからが採点対象なの?」については謎ですが、アティチュードに関しては入室からチェックされていると考えて、元気ですがすがしい挨拶から始めるのが良いと思います。
ここまでで「英検3級 2次試験合格完全ガイド」として、英検3級2次試験の全てを書きました。
ただ、繰り返しになりますが、やはり実践的な練習をしないと合格は難しいと思います。
過去問を購入したら、親御さんや学校の先生に面接委員役をやってもらって練習しましょう
面接委員役はタイマーを用意して、黙読の時間を計測するなど、して本番同様の雰囲気で練習するようにしてください
学校でも面接練習をしてくれる先生がいますが、塾生に聞くと5人くらいをまとめて練習するらしく、みんな前の人の答えを丸パクリ状態だったりと、本番さながらの緊張感ある練習をするのは難しいようです。
もしも今回何としても合格したい!という方がいらっしゃいましたら、お気軽にご相談ください。
Zoomを使ったオンラインレッスンでも今のところ3級、準2級、2級で全員合格しています。
相談だけでも大丈夫ですので、お気軽にお問い合わせください。
最後になりますが、2次試験当日に自信を持つためには、練習を積む以外に方法はありません。
練習でできたことが本番でもできるようにするためには、相当な努力が必要です。
だからこそ、合格に価値があるのです。
一緒に頑張りたい!
そんなあなたを待っています!