夏休み限定!英語を得意にする短期英語講座

英検準1級の時間配分【新形式対応】時間が足りない!を防ぐ90分の設計図

皆さんこんにちは!
成田市の英語専門塾ステューディアスです。

当塾でも準1級を受ける生徒が増えてきました。2,3年前は英検3級くらいだった子も、今や準1に挑戦できるようになった子もいます。

普段のレッスンでは英検の時間配分についても解説していますが、一度ブログにまとめておこうと思います。
英検での時間管理が重要な理由はライティングにあります。
要約と意見論述の2題できちんと得点を稼ぐためです。

それでは詳細に説明していきます!

英語専門塾 ステューディアス

成田市囲護台にある英語専門塾代表

子ども達に英語を使える未来を提供することが使命です。

頑張ること、頑張り切ることを伝えています。

念のため、英検準1級の問題構成を再確認しておきましょう。

Reading語彙穴埋め問題 18題長文空所補充 6題(長文2つ)内容一致 7題(長文2題)
Witing要約問題 1題意見論述 1題
Listening会話の内容一致問題 12題文の内容一致問題 12題Real-lifeの内容一致 5題

2024年の英検リニューアルで準1級は問題数としては41問→31問に減少、その分、要約が追加されました

時間配分の“結論”—2パターン用意しました

それでは時間配分です。英検準1級のリーディングとライティングの試験時間は90分です。
この90分をどう使うかで、合格・不合格が左右されます。

時間配分が大切な理由

ライティングにしっかり時間を取りたいから


もしも、万が一リーディングに時間を消費して、ライティングが書けなかったら、ライティングの配点の750点を落としてしまい、合格ラインに届かなくなってしまいます。

今回は2つのパターンを用意しました。
人によってはライティングに自信が合ったり、逆にすると思うので、2つから一番使いやすいものを選んでください。

従来型はリーディング中に、リスニングの先読みを行うというグレーな方法があります。
SCBTはスピーキング→リスニング→リーディング→ライティングの順で行われるので、リーディング中にリスニングの先読みはできません。

バランス型(基準)……R45 / W40 / 見直し5

  • Reading 45分
    語彙 10分 → 長文空所 15分 → 内容一致 20分
  • Writing 40分
    要約 15分 → 意見 25分
  • 残り5分
    マーク見直しなど
  • おすすめ層:平均的にバランス型/初受験。
~10分
語彙(18問)

一問30秒ぺースで、ガンガン解く。
語彙問題は単語を知らないと、解けないので、考え込まずに、前へ進む

10~25分
長文空所(6問)

長文が2題あるので、それぞれ、7分で回答。

25~45分
内容一致(7問)

設問から読むのが鉄則です!

45~60分
要約(下書き→清書)

必ず下書きして、文字数を確認した上で清書する

60~85分
意見論述(骨子→清書)

大まかな流れ(骨子)を作ったうえで、清書する。いきなり書き始めると、2つの理由が書けなくて、もう一度最初から書き始めることになって、大幅時間ロスです

85~90分
予備・見直し

マークズレがないか、スペルミスがないかを再確認

ライティング苦手型(ライティングを先に)……R37 / W48 / 見直し5

  • Writing 48分:要約 18分 → 意見 30分
  • Reading 37分:語彙 10分 → 長文空所 12分 → 内容一致 15分
  • おすすめ層:読解は速い・ライティングが心配な人向け
~18分
要約(下書き→清書)

先に要約からスタート

18~48分
意見論述(骨子→清書)

理由2つが書ける方で、立場を決定

48~58分
語彙(18問)

語彙問題は悩んでも解けないので、迷っても20秒。あとは消去法で選択肢をマーク

58~70分
長文空所(6問)

設問先読みで、重要点を精読

70~85分
内容一致(7問)

設問先読みで、本文と照合

85~90分
予備・見直し

マークズレ、スペルミスを再確認

【要約のコツ5選付き】英検準1級の要約問題は何が難しいのか?その対策は?

自分の時間配分を決めるには

上で2つのパターンを紹介しましたが、自分がどちらのパターンを取るかは、事前に決めておきましょう。

時間配分の決め方
  • 基準計測:過去問1回を“自由配分”で実施→所要を計測。
  • 型合わせ:標準型かライティング先行型のどちらかに固定→3回過去問を使って、ペースをつかむ
  • 時短ドリル:語彙は1問30秒で回す。

本番前に過去問で3回は練習してペースをつかもう!

英検準1級 一発合格ガイド

よくある質問

準1級に関するよくある質問をまとめておきます。

準1級の試験時間と設問構成は?
一次は
Reading & Writing:90分
Listening:約30分
Readingは語彙18・長文空所6・内容一致7の計31、
Writingは要約(60–70語)+意見(120–150語)の2題です。
2024年度のリニューアルで何が変わった?
Readingの設問数が減少し、Writingが1題→2題(要約が追加)に。
時間は準1級では据え置き(90分)です。
S-CBTのリスニング、先読みはどうすればいい?
いわゆる「リーディング中にまとめて先読み」はできません。
でも先読みが出来ないわけではありません。リスニング中は先読みができますので、出来る限り先読みに徹してください。理想は設問の放送が終わった時点で、解答も終えているペースです。
リスニングでパニックになった場合はどうすればいい?
先読みが基本ですが、徐々に間に合わなくなり、パニック状態になることがあります。
パニック状態で連続3題間違ってしまう事もあります。
なので、途中に捨て問を作って、一題落とす代わりに次の3題を必ず取れるように先読みを徹底してください。
万が一パニックになったら、その問題は捨てて、目を閉じて心を落ち着かせてください。

さいごに

この記事では英検準1級の時間配分についてまとめてみました。少しでも参考になると嬉しいです。
とは言え、この時間配分はある意味、合格ラインに近い人のためのものです。

準1級はかなり難易度が高いので、今までなんとか合格してきた方もかなり苦戦すると思います。
合格には確かな英語力が必要であり、そのためには正しい方法でコツコツと英語力を引き上げることしかできません。

どうせ英語をやるなら、本物の英語力、圧倒的な英語力をつけたい!

そう感じる保護者の皆さんや学生さんはぜひ一緒に頑張ってみましょう。
根本的に英語の読み方を変えていくので、ある程度時間は必要ですが、だからこそ、他に負けない英語力が手に入ります

ご興味のある方は一度無料体験レッスンをお試しください。

体験レッスン(体験日情報あり)

今日は以上です!
最後までお読みいただき、本当にありがとうございました!