皆さんこんにちは。
先日の千葉県公立高校入試が終わったことで、今年度の受験生の指導が全て修了となりました。
(おっと、国立大学の2次が来週なのでした。でも自分ができることは全てやりました。あとは前日にメンタルケアを行います)
さて、気分を変えて次の受験に向けて動き出さなければなりません。
『受験勉強は高3(中3)からでいい』
と思っていませんか?
それ、実は危険です。
受験0学期からスタートすることで、合格への道が劇的に変わります!
今日は受験0学期というお話です。
- 受験勉強の開始時期が分からない
- 何を勉強すべき分からない
- 学習習慣がついていない
- 受験に対する不安を解消したい
- 過去問の効率的な使い方を知りたい
それでは行きましょう!

成田市囲護台にある英語専門塾代表
頑張ること、頑張り切ることを伝えています。
受験0学期とは、一般的には高校3年生になる前の期間、つまり高校2年生の冬から春にかけての時期を指します。
しかし、この考え方は高校生だけでなく、中学生にも当てはまります。
中学3年生になる前に勉強を始めることで、高校受験の準備を余裕を持って進めることができます。

ついに受験生になるね!

私どこに進学しようかずっと考えてたんですけど、やっと行きたいところが決まったんです。

目標が決まったなんてすごいじゃん。あとはその目標に向かって進むだけだよ。

でもちょっとレベルが高いんです。不安です。

そうだよね、受験には不安が付きまとうよね。その不安を消す方法は・・・
受験の成功率を上げたいなら、「受験0学期」を意識して今すぐ行動を起こしましょう。
4月から受験生、頑張ろう!
そう思っているなら、4月と言わずに今から動き出そう!
その理由を3つ考えてみました!
まともに勉強習慣をつけるには2〜3ヶ月かかると言われています。
それに加えて、自分に合った勉強法を見つけるにも時間が必要です。
「受験勉強を本格化させるのは高3や中3の夏からでも間に合う」と思っている人もいますが、それでは準備期間が圧倒的に足りません。
早めに勉強を始めることで、効率よく学習するための習慣を確立することができます。
勉強習慣がつくのに2~3ヵ月かかるので、夏から始めると要約勉強のリズムがつくのが10月・11月。
受験まで残り5ヵ月となり、間に合わなくなるかも・・・。
受験において基礎は何よりも大切です。
しかし、高3や中3の4月から始めると、時間が少なく焦って、基礎が不十分なまま受験勉強が進んでしまいます。
結果、基礎がボロボロのまま過去問や応用問題を解くことになり、「全く分からない」「解説読んでも意味不明」の状態で焦って焦って、学力が伸びないまま受験当日になってしまいます。
受験0学期のうちに、英語と数学の基礎をしっかりと固めておけば、その上に応用問題の解き方・過去問の傾向が積み重ねられるので、受験本番までの学習がスムーズに進みます。
合格するか不安なら、早めに勉強をスタートしよう。それが唯一の不安をなくす方法です。
受験は単に勉強量を増やすだけではなく、効率的な戦略が必要です。
後述しますが、この時期に過去問を分析し、出題傾向を把握することで、どの科目・分野に力を入れるべきかを明確にできます。
また、志望校の合格最低点や配点を確認し、どこで得点を稼ぐべきかを考えることも重要です。受験0学期を利用して、自分に合った学習プラン作成は必須です。(特にプランニングは超重要です。いわゆるルートと呼ばれるものですが、個人に合わせた道筋を立てられるかが結果に直結します)
0学期から受験勉強を本格させる点についてはご理解いただけたとして、それでは何をやるべきかを書いていきます。
これはだれしも必要な部分なので、参考にしてもらえると、次につながってくる大切で最低限な内容です。
英語は受験において大きな得点源になります。
いや、むしろ得点源にできるかが、勝負です。
この時期に次のような学習を意識してください。
英単語・熟語の暗記:
英単語帳を1冊仕上げる目標を立て、1日50〜100語ずつ覚えましょう。定期的な復習を忘れずに。
いかに早く回して、回すごとに1個でも覚えていきましょう。完璧は捨てるのがポイント。
英文法の理解と演習:
基礎文法をしっかりと学び、問題集を使って演習を重ねましょう。文法の理解が深まると、長文読解のスピードも上がります。
長文読解のトレーニング:
短めの文章から始め、少しずつ長めの英文に挑戦していきましょう。読解のポイントを意識しながら、設問の解き方を学びます。
リスニング対策:
英語の音に慣れるために、毎日少しずつリスニング練習を行いましょう。発音とリズムを意識して聞くことで、リスニング力が向上します。
自塾では基本、上の4つを毎回行っています。
数学は積み上げの科目であり、基礎固めが非常に重要です。この時期には以下の内容を重点的に取り組みましょう。
計算力の強化:
基本的な計算問題をスピードと正確性を意識して解くことで、試験本番でのミスを減らします。
公式の理解と応用:
数学の公式はただ暗記するのではなく、なぜその公式が成り立つのかを理解し、実際に問題を解きながら応用力を高めましょう。
苦手分野の克服:
苦手な単元を洗い出し、集中的に演習を行いましょう。特に関数や図形、確率などは受験でよく出題されるため、重点的に取り組むことが大切です。
過去問は受験の直前に力試しとして使おうとする人がいます。もちろんそれもOKですが、受験0学期にこそ過去問を活用してほしいのです。
その理由は、どんな問題が出るのか、どのくらいのレベルなのかを知っておくことで、これからどのレベルにまで自分の学力を上げるべきかをイメージできるからです。目的地が分からずに到着するのは不可能です。
過去問でゴールを知り、現状とそのギャップを埋めることにこの1年を使っていきましょう。
- まずは1年分を時間を計って解いてみる
- 本番と同じ制限時間で解く。
- すぐに答え合わせをして、点数を記録する。
- 間違えた問題を分析する
- 「単純なミス」なのか、「知識不足」なのかを分類する。
- 参考書や授業ノートを見直し、同じタイプの問題を解き直す。
- 現状と目標とのギャップを確認する
- どのレベルが求められるかを知る
- どの教科で正答率が低いのかを知る
- 優先順位をつける
- 教科ごとに苦手な分野を得意分野するために短期計画と長期計画を作る
- 英数は時間がかかるので、計画を立てるときに注意する
受験直前で過去問を解いて、「あれ、全然分からない。」「思っていたより難しい」「ヤバっ」となったら目も当てられません。
受験0学期を有効活用することで、受験本番に向けた準備を余裕を持って進めることができます。
学習習慣の確立、基礎の強化、ライバルとの差をつけるためにも、この時期からの学習を始めましょう。
「高3や中3の4月からでいいや」と思っている人へ
あなたは、今すぐ行動を起こすことが大切です。
今この瞬間が、あなたの未来を変える第一歩です!
今日は以上です!
業務連絡(?)ですが、少しずつ現在のカリキュラムを変更する予定です。
私自身の負担は増えますが、それは塾生たちを第一に考えてのことです。
確定しましたら、背景や変更に至った理由、変更による利点などをお伝えしたいと思います。
自分らしさを失わず、生徒が目標を達成できるように、常に進化していきます。
ご興味のあるご家庭はお気軽にお問い合わせください!
最後までお読みいただきありがとうございました!