IELTS9.0満点講師による英検ライティング添削

【中学生向け】英語が得意になる勉強のやり方

皆さんこんにちは!
今日は英検2次試験の日です。
当塾では先週と今週で準2級、2級、準1級に挑戦する塾生がいます。

今まで何度も面接練習するなど、やれることは全部してきました。
あとは、面接を楽しむだけです。

さて、今日は夏休み前ということで、夏休みにしっかりとした英語の学び方を身に付けて欲しいと思い、記事にしていきます。

報われる努力を積みたい方は、是非最後までお読みくださいね!

英語専門塾 ステューディアス

成田市囲護台・香取市佐原で個別レッスンやってます

子ども達に英語を使える未来を提供することが使命です。

頑張ること、頑張り切ることを伝えています。

初歩の段階では英文自体も短かったり、単語も簡単なものばかりで、楽勝!と思われるかもしれません。
でも、ちょっと油断している間にあれよやれよと長く複雑な文章になり、単語も知らないものばかりに。
いつしか想像で英文を読んでいる!なんて生徒、とても多いと思います。

「多い」と私が言えるのは、入塾してくる子はたいてい「予想」で読んでいるからです。

「予想」が当たれば点が取れるし、外れれば取れない

そんな不安定な成績を取り続けることになります。

まだ英文が簡単なうちに、「どう学ぶのか?」を理解させ、正しい方向に導くことが、文法を教えるよりも大切だと思います。

言うまでもなく、英語は世界中で使われている言語です。
中学生のうちに学び方も含めて英語をしっかり身につけておくことは、将来の可能性を広げるためにも非常に重要です。

英語の正しい学び方は入試に向けた英語の成績向上はもちろん、将来の進学や就職においても重要な役割を果たします。

基本文法の学習

文法って聞くだけで、嫌そうな顔をする方もいますが、文法は英語学習を何倍も効率的にしてくれます。
なぜかというと、英語と日本語の違いを順序だてて学ぶことができるからです

これを赤ちゃんのように何万時間も英語を聞きながら、自分で法則性を見いだすようなやり方だと、非常に時間がかかります。
すでに日本語を使いこなせるので、日本語で英語を理解した方が、何万倍も分かりやすいし、効率的です。

入門の文法と言えば、以下のような内容です

  • 主語と動詞の一致:主語に応じて動詞の形が変わることを理解する。
  • 時制:現在形、過去形、未来形など、時間の流れに応じた動詞の形を学ぶ。
  • 疑問文と否定文:疑問文の作り方や否定文の表現方法を理解する。

簡単な基本文法をしっかりと理解することで、文章を正確に読み書きする力がつきます。

また、当塾では文構造が把握できているか、細部まで確認していくので、文構造を読み取る力が付き、結果として、読解力だけでなく、リスニングやスピーキングのスキルも向上します。

冒頭の「英語は予想で読む」をしている人も、文法問題(穴埋めや並び替え)ができると思います。
そこからもう一歩踏み込んで、文構造(主語、述語)に目を向けてみましょう。

過去の記事でこちらが参考になります↓

英語長文を正確に速く読むために意識すること

英語学習において、単語の暗記も避けて通れません。

私も単語の暗記は超苦手です。
単語帳で覚えるのはほぼ無理な人間です・・。
以下に3つ、単語の学び方を挙げておきます。自分にあった方法でボキャビルするのが良いと思います。
ちなみに私はアプリを使ったり、音読を通じて文脈で覚える方法で単語力を上げています。

  • フラッシュカードの利用:単語とその意味を書いたカードを使って反復練習を行います。単語カードは昔ながらの方法ですが、Ankiやクイズレットというアプリを使うのも便利です。
  • 文脈で覚える:単語を文章の中で覚えることで、使い方も同時に身につけることができます。私はこの方法が好きです
  • 定期的な復習:覚えた単語を定期的に復習することで、長期記憶に定着させます。時間を開けて繰り返し脳に刷り込みましょう!
暗記には徹底的に覚えられるAnkiを使おう!

英文読解を向上させるために

リーディングスキル、つまり読解力の鍛え方です。
ここでは中学生なら誰でも持っている教科書を使った方法です。

今中3だとしても、英語が苦手なら中一の教科書を引っ張り出して、この方法で一から復習してみて下さい。
一体何であんな間違いしていたのだろう?と思うくらい読めるようになります。

用意するもの

・教科書

・教科書ガイド(必要な場合のみ)

基本は「復文」のやり方で進めてください。
復文のやり方は以下にまとめています↓

中学 英語が全くわからない人へ!英語に悩む中学生へのアドバイス

自力で復文ができない場合は、教科書ガイドを購入して、それを見ながらやってみて下さい。
(それでも分からない場合は、是非ご連絡を~)

復文ができるようになったら、再確認で主語と述語に下線を引くなどして、理解度をチェックするのが良いと思います。

リスニング力を上げるために

リスニングが苦手な人に共通するのは、英文を読み慣れていない点です。
英検5級とか4級だとリスニングで8割以上取れることもありますが、3級、準2級、2級と上がるに従い、どんどん得点できなくなってしまいます。

その理由の一つには、皆さん文法や読解の勉強はするけど、リスニング対策にはあまり時間をかけていないからではないかと考えています。

要は時間がない!

ということなのかも知れません。

だったら、読解力を鍛えながらリスニング力も鍛えて、限られた時間を有効に活用しちゃえばいいわけです。

リスニングと読解を同時に?
そんなのできるの?

と感じ方も知れませんが、できます。

しかもみんなが知ってる方法です。


それは、ずばり音読です!

先ほど復文で英文を完全理解したら、音読をやりましょう。
最近の教科書にはQRコードが載っていて、すぐにお手本が聞けるように配慮されています。

詳細はこちらの記事をご覧ください。

家でもできる英語力を爆上げする音読の仕方を解説します!

音読の回数の基本は一日15回を5セットです。
合計75回です。

漠然とやっても効果は半減してしまいます。
英文の意味を理解しながら、音源に合うように音読することで、読解力とリスニング力が向上します。

ちなみに私も今でも同じようにやっています↓

やる気を維持するために

ここまで中学生向けに英語の勉強を書いてきましたが、いくら良い勉強法を知ったとしても、継続しなければ上達しません。
そこで、モチベーション維持についても書いてみます。

やる気がないと継続できないのは、ゴールがイメージできていないせいかも知れません。
なので、毎日の実績を積み重ねることで、「これだけやっているんだ!」という自己肯定感を増してみるのが良いかと思います。

例えば以下のような方法があります

  • 日々の達成を記録:毎日の学習内容や達成したことをノートに記録し、自分の進歩を確認する。
  • ご褒美制度:目標を達成したときには、小さなご褒美を自分に与えることで、次の目標に向けてのモチベーションが高まります。例えば、長文50個完了したら、おいしいものを食べに行く
  • ポジティブなフィードバック:自分自身に対してポジティブな言葉をかける。

私は生徒がやっている姿を言葉に出して褒めます。
今は成長実感がないかも知れませんが、応援されたり認められたりすると、頑張れる子がほとんどです。

成功体験を積み重ねることで、自信を持って学習を続けよう!

まとめ

これまで紹介した中学生のための効果的な英語勉強法を書いてみました。

英語学習は一朝一夕で身につくものではありません。

継続して学ぶことが重要です。

紹介した復文や音読は自分でもできるものです。
是非、日々の学習に取り入れて、英語力を上げて欲しいと願っています。

もちろん一人ではうまくできない人もいるかと思うので、その場合はお気軽にお問い合わせください。
成田市囲護台・香取市佐原でレッスンをしていますが、オンラインも可能ですので、全国(海外でも)でレッスン可能です。
ここで紹介した以外の方法も組み合わせて英語力を爆上げしています!


今日は以上です!
最後までお読み頂き、ありがとうございました。

頑張りましょう!