皆さんこんにちは!
令和5年度の入試で、千葉県の公立高校は採点ミスが続出して、一旦不合格になった生徒が合格になったりとゴタゴタがありました。
幸運にも「合格→不合格」になった生徒さんはいなかったことは良かったんじゃないかと思います。(まぁあってもさすがにそれは・・・)
そんな採点ミス問題を踏まえて県教育委員会は来春の高校入試の対策を発表しました。
報道発表を見ると、「デジタル採点システム」なるものを導入するようです。
今日はこれについて書いていきます。
成田市囲護台にある英語専門塾代表
頑張ること、頑張り切ることを伝えています。
どんな採点ミスがあったのか
2023年の2月に行われた公立高校の入試では、933件に及ぶ採点ミスがありました。
県教育委員会の報道資料はこちら↓
https://www.pref.chiba.lg.jp/kyouiku/shidou/press/2022/koukou/r050317saitenm.html
採点ミスの内訳
・県立高校 92校、870件
・市立高校6校、63件
採点ミスで不合格になった人数
・県立高校4校、5人
・市立高校1校、1人
どんな採点ミスだったのかと言うと、ほとんどが単純ミスだそうです。
採点ミスの内容
・選択問題であっているのに、間違っていると採点
・小問・大問の集計の間違い
・配点、部分点の間違い
なぜ採点ミスが判明したのか?
採点ミスが発覚した理由
・県立小金井高校で、答案を開示する「自己情報開示請求」があった(3月8日)
(自己情報開示請求とは、「ちょっと俺の答案見せてくれない?自己採点結果と違うかもしれないしさっ」的なものです)
・自己情報開示請求により採点ミスが判明
・他の受験生にも採点ミスが判明
・全公立学校で総点検を実施
→これによって、933件もの採点ミスが世に知れ渡りました
ひとりの「自己情報開示請求」により、不合格判定された人が合格になった面もあります。
最初の1人になることは大きな勇気が必要だったと思います。
今まで努力した結果が採点ミスで報われない!
そんなことがあったら、親御さんだって、塾をやっている私だって、「自己情報開示請求」を勧めたくなります。
改善策は「マークシート」と「デジタル採点システム」の導入など
今後採点ミスによる15歳の春を散らさないために、県教育委員会は改善策を発表しました。
マークシートは選択問題に対して導入されることになりました。
こちらは採点ミスの「選択問題であっているのに、間違っていると採点」の対応策だと思います。
マークミスは受験生のミスとなってしまいますので、十分に慣れておく必要がありそうです。
これは記述問題に導入されるようです。
答案を読み取って、それをパソコン上で採点を行います。
ただし、採点は2人が別々に行って、万が一点数に違いがあったら、再度採点した人によって確認されるそうです。
ということで、記述問題の採点には今までの2倍の人員が必要になります。
マークシートは機械にお願いして負担が下がるとは言え、合格発表までは大忙しになりそうですね。
不合格ラインにいる受験生は、念のため採点ミスがないかどうか、再点検するそうです。
(これも高校の先生方の手間が増えますね)
高校からの不満が容易に予想されるので、採点のための臨時休業日を設定することも認めるそうです。
今後の対策
受験者には解答用紙のサンプルが公表されるそうです。
英検を受験している子は慣れていますが、受験経験のない生徒はマークシートに慣れておく必要があります。
私がTOEICを受験する時に愛用している「太いシャープペン」なら、マークする時間を短縮できるのでお勧めしたいと思います。(持ち込みOKかは要確認ですが・・・。)
当塾は英語専門塾ですが、英語だけでは受験を乗り切れません。
高校入試の情報を流したり、受験に勝ち抜けるように、レッスン中も生徒たちにやる気を投入しています。
受験を否定的に受け取る方もいますが、受験という壁に向かって頑張ることは良い人生経験になると私は思っているので、頑張る生徒たちを全力で応援しています。
安易な方向に流されず、自分が行きたい高校に行けるように頑張って行きましょう!
成田市囲護台・香取市佐原でレッスンを行っています。
ご興味がございましたら、お気軽にお問い合わせください!
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