皆さんこんにちは!
中学生は先週学校で英検を受験した人もいると思います。
この週末も英検が行われています。
私が教えている塾生も数名受験しました。
英検準2級に挑戦した生徒が問題用紙を持ってきてくれて、ざっと見たところ、リーディングで8割弱、リスニングで9割くらいの正答数で仕上げてきました。
ライティングも本人曰く、ちょこちょこミスったようですが、減点となっても零点になる事はないと思うので、こちらも心配していません。
マークミスなどが無ければ、実力を出し切ってくれて、余裕の1次通過だと思います。
今日は今回受験した生徒たちが英検に向けてやってきたことを書いていきます。
成田市囲護台・香取市佐原で個別レッスンやってます
頑張ること、頑張り切ることを伝えています。
1次試験に向けてやってきたこと
ここでは英検3級と準2級を受験した生徒たちがやってきたことを書いていきます。その他の級についてはまたの機会に。
まずは語彙力増強・文法力増強・リスニング力増強そして、ライティング指導です。
毎回レッスンで50個ずつ暗記するように単語一覧を渡して、毎週テストしてきました。
テストは10問で、日本語の意味を書くスタイルにしていました。
こんな手作りのテストです↓
毎回点数を記録していきました。
同時に過去問の大問1を使いました。
まずは解いてもらい、解説をします。その後にすぐに同じ問題を解いてもらいます。
更に翌週同じ問題を解いて、定着を図っていきました。(過去問を最低6回位は回しています)
英検自体には直接文法を問う問題はそれほど多くないのですが、長文問題で正確に意味を把握するために、文法も指導していきました。
解説→問題演習で悩みながら理解を深めていくスタイルです。
他にも過去問の長文を読みながら、「あれ?ここってどういう意味だっけ?なんで過去形なんだっけ?」的な感じで、正しく理解できているかチェックしていきました。
リスニング力強化のために使ったのは過去問だけです。
ただ、過去問を解いて終わりではありません。
1字一句聞き取れるように、繰り返し音声を聞いて書き出すことを続けました。
音を聞き取るためには、自分の思っていた音と実際の音のギャップを埋めなければなりません。
例えば、ある生徒がこんなこと言いました。
「マット」って聞こえたんだけど、あれ何だったんだろう?何度聞いてもマットにしか聞こえない。
私も聞いてみました。まぁ確かに「マット」と聞こえます。
これ、”I’m at the mall.”の “‘m at”がリンキングして「マット」のように聞こえていたんです。
英文をみれば、I’m at the mall.なんてすぐに分かります。
でも、予期しない音、聞いたことがない音に触れると、「えっ?何いまの?」と思っている間に、次の文章を聞き逃してしまいます。
更に言うと、リスニングを上げるには、聞き取れれれば良いわけではありません。
音の聞き取りができたら、意味の把握をしなければんりません。
ここで大切なのが、語彙力だったり文法力だったりします。
特に音は消えてしまいますから、聞こえたままの順番で英語を理解する方法を身に付けて、トレーニングで鍛えていかなければなりません。
この辺りを考慮したトレーニングを行ってきました。
ライティングは英検攻略に最重要です。
しかも練習すれば、得点源にすることができます。
書き方のパターンを覚えたら、あとは何度も練習して、自分の土俵に無理やりでも持っていけるようにしてきます。
(自分の土俵というのは分かりにくいですよね。受講している生徒たちは何度も言っているので分かってくれるはず)
ちなみにこちらでライティングのパターンは書いていますので参考にしてください↓
2次試験に向けてやること
3級以上は2次試験として面接が課されます。
いつもと違う教室で、初対面の面接委員と英語で話すわけですから、緊張はMaxに達します。
緊張は仕方がないですが、緊張のあまり頭の中が真っ白になってしまって、何も話せなくなってしまっては、面接委員も採点のしようがりません。
ですので、少しでも英検の面接に慣れるように、面接対策をしていきます。
- 面接の流れを説明
- 設問ごとの対策を説明
- 私が面接委員役をやって、ひたすら練習とフィードバックを繰り返す
面接の流れ、設問の特徴を知って慣れておくことに重点を置いています。
こんな私が自分で作ったスライドで解説していきます↓
そういえば以前Twitterで「面接ガチャ」って言葉を見ました。
確かに面接委員の中にはムスッとした人もいるかも知れませんし、愛想が良い人もいるかも知れません。
初対面で、愛想悪い人だと、確かに凹みますね。
そんな時はどうすれば良いか?なども練習中には話しながら、事前準備をしっかりやります。
でも2次試験の前に定期テストとか評価テストが続いているんですよね。
生徒たちも試験に追われる毎日で、本当に大変です。
だから先取りで受験の前に英検を取ってしまった方が良いわけです。
試験を楽しめるレベルに仕上げる
受験する前に過去問を見るとその難しさに圧倒されてしまう子もいます。
でもみんなそこから積み上げていくんです。
半年とか一年が積み上げていくんです。
その積み上げたものが自信になって、1次試験でも2次試験でも合格レベルに達していきます。
教えている身としては、体調を万全にして挑戦して、努力が実って欲しいと思っています。
そして、テストを楽しめるレベルほどの余裕を持って挑んで欲しいと思っています。
英検は学習のペースメーカーにもなり、学年にこだわらずに先取りで受験していけます。
そうやって挑戦して合格を繰り返して、英語に自信を持って欲しいと思っています。
成田市囲護台・香取市佐原でレッスンを行っています。
将来につながる英語を身に付けたい方は、是非お問い合わせください!