皆さんこんにちは!
英語専門塾ステューディアスでは将来英語を使いこなすために必要な骨太な英語の基礎力養成を念頭にレッスンを行っています。
ただ、「将来に備えて」と言っても、中学生は目先の定期テストも大切です。
そして、人生を左右するかもしれない高校受験も大切です。
ですので、冒頭の方針を持ちながらも定期テスト対策、英検対策、受験対策を行っています。
今日は千葉県立高校の英語リスニングについて書いていこうと思います。
英検1級をもつ私の視点で書いていきますので、よろしければ最後までお付き合いください。
それでは行きましょう!
今日もよろしくお願いします!
成田市囲護台・香取市佐原で個別レッスンやってます
頑張ること、頑張り切ることを伝えています。
千葉県立高校入試英語の特徴
最初に千葉県の県立高校英語についてまとめておきます。
試験時間:60分
満点:100点
そのうち、リスニング33点、リーディング67点
問題数:大問9題
そのうちリスニングの大問は4題
リスニングの特徴:聞いた内容を理解してまとめる表現力(言い換え)が大問4で出題される。また大問4はは単語が書けないと聞き取れても正解できない。
リーディングの特徴:
リスニングの配点が33点ですので、3分の1以上がリスニングで占められています。
続いてリスニングの特徴を見ていきましょう。
千葉県高校入試 英語 リスニングの特徴
リスニングは大問1~4までです。
一般的な問題に加えて、聞いた単語を書くタイプの問題もあります。更に理解するだけではなく、内容を言い換える問題が出題されます。
各大問についてどんな問題が出るのか、見ていきましょう。
大問1は対話を聞いて、最後の人の発言に対する適切な応答を選ぶ問題です。
ほとんどの場合、会話の最後が疑問文ですので、Yes/No questionなのか疑問詞を使った疑問文なのかを判断して適切に選ぶようにします。
また、文脈に沿った応答を選ぶ問題もあります。
参考までに過去の最後の人の発話をまとめておきます。
問題番号 | 2023年度 | 2022年度 | 2021年度 | 2020年度前期 | 20219年度前期 |
---|---|---|---|---|---|
No.1 | Have~? | Does ~? | Did ~? | 文脈 | 文脈 |
No.2 | 文脈 | 文脈 | How long ~? | Are ~? | Can ~? |
No.3 | 文脈 | Who ~? | 文脈 | 文脈 | Do ~? |
例年を見ると3題中2台が明確な疑問文、残りの一題が文脈に沿った応答を選ぶ問題が出題されています。
2023年度はどうなるでしょうか?
→3台中2台が文脈から答えを選ぶ問題でした。ここでも
大問2は対話文を聞いた後、質問が流れますので、その質問にあった絵を選ぶ問題です。
絵を選ぶので、質問文はYes/No questionよりも疑問詞で始まる疑問文が多くなるはずです。
もちろん対話文を理解した上で、疑問詞をつかみ取らなければなりませんが、心構えはできると思います。
過去の質問文を確認しておきましょう。
問題番号 | 2023年度 | 2022年度 | 2021年度 | 2020年度前期 | 20219年度前期 |
---|---|---|---|---|---|
No.1 | Which~? | What ~? | What ~? | What ~? | which ~? |
No.2 | Which~? | Which ~? | Where ~? | How ~? | Which ~? |
2023年度の疑問詞は何でくるでしょうか・・・。
→Whichが来ました。ちょっとこちらも手ごわいと感じる生徒が多そうです。
大問2は絵を選ぶ問題でしたが、今度は英文を選びます。
こちらも質問文は疑問詞で始まる場合が多いと思いますが、変化球でYes/No questionもあり得るのでは?と思います。
2023年度はどんな出題になるでしょうかね~。
→2023年はやや情報処理能力が試されたように思います。
問題番号 | 2023年度 | 2022年度 | 2021年度 | 2020年度前期 | 20219年度前期 |
---|---|---|---|---|---|
No.1 | Where~? | Where~? | How many ~? | What ~? | Where ~? |
No.2 | Which~? | What ~? | Who ~? | Why ~? | Why ~? |
大問4は読まれた英文を要約した文章があり、このまとめの文章の空欄部分に適切な英単語を埋めていきます。
ほとんどは読まれた英文の中にそのままの単語を埋めればOKなのですが、単語聞き取れても書けないと点数をもらえないので注意してください。
上の文章で「ほとんど」と書きましたが、一題だけ「思考力・判断力・表現力」を見る問題が出題されます。
こちらは読み上げられた英文にある単語を書けばよいのではなく、文章全体を理解してそこからまとめの文章の空欄に入れるための単語を自分で判断して書く(表現する)問題です。
例えば、2022年の問題では、Many people around the world know him well.の書き換えとして、famous という単語を思いついて書けるかが問われました。
過去の問題の回答を記載しておきます。
太字にした単語が英文から推測して単語を書く問題です。
問題番号 | 2023年度 解答 | 2022年度解答 | 2021年度解答 | 2020年度前期解答 | 20219年度前期解答 |
---|---|---|---|---|---|
No.1 ① | things | welcome | future | beautiful | highest |
No.1 ② | enjoy | delicious | popular | January | river |
No.2 ① | agree | famous | February | stories | October |
No.2 ② | favorite | Saturday | birthday | taught | health |
単語は偶然かも知れませんが、月名か曜日名が毎年(2023年度はまだ受験前なので分かりません)出ているので、最低限これらは書けるようにしておきましょう。
→2023年度は月名、曜日名は出ませんでした。そしてムズイ。4つ全てが読み上げられておらず、文脈から推測する問題でした。
対策はできるのか?
テストである以上出題傾向があったりパターンがあるので、対策はできます。
受講生にはきちんと対策して良い結果を得られるようにしていきます。
対策を生徒たちには徹底しますが、それ以前に英語力をきちんとつけてもらいます。
試験で結果が出せるのも日々正しい学習をやってこそです。
付け焼き刃のような対策をしても、その時止まりで成長ができません。
一貫した方針のもと各試験対策を取っていきます、だから、結果が期待できるわけです。
さいごに
この記事では千葉県高校入試 英語のリスニングについて書いていきました。
リスニングは100点満点中33点も占めるので、ここを落とすわけにはいきません。
ただ、私が教えている子たちは難なく解ける問題です。
普段使っている教材からしたらかなりゆっくりな英語に聞こえているようです。
これは小学校の時から鍛えた語感と耳が中3になっても生きているからだと思います。
昔ある英語講師の先生が保護者に
「英会話に6年も通わせたのに中学に行かせたら英語で点数とれないじゃないか?」
「こうならないように何年も送り向かいして通わせたのに。」
と問い詰められたそうです。
この英会話の先生は大手の英会話スクールのカリキュラムに違和感を感じながらも組織にいる以上それに従わざるを得ず、内心モヤモヤしていそうです。
もっともっといい教え方があるのに。そんな風に思っていたそうです。
そこに来て、この言葉を投げかけられたそうです。
それを機に、この先生は思い切ってその働いていた英会話スクールを辞めて、今は独立し本当に生徒のためのレッスンをやっています。(そして私もその先生の指導法を一部取り入れています)
指導法が合う合わないや講師との相性もあると思います。
もしも本当に力を付ける英語塾をお探しでしたら、一度お試しでレッスンを体験してみて下さい。
強引な勧誘は一切しません。なぜかというと、私が勧誘されるのが嫌いなので、そんなことを皆さんにしたくないからです。
今日も最後までお読みいただきありがとうございました。
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