皆さんこんにちは!
今日は無料の英語音源をつかった英検のリスニング対策をお伝えします。
今日お伝えする方法は、英検だけではなく英語のリスニング力全体を底上げしてくれる方法なので、一部は当塾のレッスンでも取り入れています。
是非この方法を通じて、英語力を今よりも高いレベルに到達しましょう!
成田市囲護台にある英語専門塾代表
頑張ること、頑張り切ることを伝えています。
英検のリスニング音源を無料で利用しよう!
英検を受ける方なら、知っている人も多いと思いますが、英検ではホームページで過去問を公開しています。
リスニングの音源も公開してくれているので、サイトを通じて聞くことができます。
こちらのサイト↓から受験する級を選ぶと過去問を手に入れることができます
https://www.eiken.or.jp/eiken/exam/
- 過去3回分の過去問とその解答を公開
- ライティングの模範解答も公開
- リスニング音源とスクリプトも公開
TOEICは過去問を公開していないのをを考えると、英検は過去問を公開していて最高です。
しかもリスニングの音源は本番と同一なので、この音に慣れておくかおかないかで、点数にも大きく影響してきます。
なぜかと言えば、本番と同じ声に聞きなれておけば、耳は慣れているし、精神的にも落ち着くからです。
音に慣れておく?
一体どうしたら良いの?
という方のためにこの音源を使ったリスニング力UPの方法をお伝えします
最強!リスニング力を上げる方法
英検のリスニング音源はサイトに公開されていますが、この音源をどうやって使うかでリスニング力が上がるかどうかが決まります。
一回サラッと聞いただけでは力にはなりません。
2回?3回?
いやいや。
一生もののリスニング力を鍛えるには2回3回聞いただけでは不十分です。
回数をこなせばよいわけでもありません。
やれば絶対伸びる3つの方法を紹介します。
- ディクテーション
- オーバーラッピング
- リピーティング
それぞれについてやり方を説明していきます!
ディクテーションは流れてきた英文を聞いて、文字に紙に書き起こすトレーニングです。
つまり、リスニングと同時に英単語が正しく書けるのかも試される負荷の高いトレーニングです。
そのため適切なレベルの音源を使う点が要注意ポイントなのですが、これから受ける英検の級の音源を使うことで、簡単すぎたり、難しすぎたりは避けられると思います。
用意するもの
音源、紙、鉛筆
やり方
① 音源を再生して、聞こえたとおりに英語を紙に書き起こす
※スペルが分からない所は、聞こえた通りにカタカナで書いておく
② もうこれ以上聞いても分からない段階になったら、スクリプトを見て、自分が書き起こした英語と比較する。
※どこが聞き取れなかったのかを自分の成長の伸びしろだと思って、前向きに受け入れる!
リスニング能力向上:
英語の音声に集中して、一字一句聞き取ろうとするため、負荷の高いリスニングトレーニングになり、効果が高まります。
文法・語彙力の強化:
正確な文章の書き起こしを求められるので、文法と語彙力が向上します。
音のズレの修正:
聞き取れない部分は知らない単語です。
もしも知っている単語なのに聞き取れなかったら、自分が覚えた音と実際の音が違っているため、聞き取れないことになります。このズレを一つ一つ修正することで、聞き取れる音が増えていきます。
ディクテーションで聞き取れない原因はいくつかあります。
一つは上に書いた実際の音と自分が思っていた音とのズレです。
それ以外にも音声学的な変化(リンキングや脱落)によって音が聞き取れないこともあります。
英語は音が変化する!
それを知っているとリスニングは一気に楽になります
ディクテーションで聞き取れる音、聞き取れなかった音を確認したら、今度はオーバーラッピングに移ります。
① リスニング音源と同時に合わせるように英語を読む。
② 音源にぴったり重なるように、練習する。
音源にぴったり自分の声を重なっているかを確認するために、ややお手本の音量を大きめに、自分の声を小さめにするのがおススメです。
自分の声にかき消されて、お手本の英語が聞こえないと、自己流の発音・リズムで無駄な練習になってしまうからです。
音源のスピード、息継ぎヵ所を完璧にコピーできるまでやります。
オーバーラッピングで英文が口に慣れたところで、次はリピーティングを行います。
やり方はとても簡単です↓
① 英文を見ながら一文読む。
② 次に英文から目を離して、もう一度読む
私の塾では、私が一文読んで、生徒はテキストを見ながら読んで、その後にテキストから目を離してもう一度口に出してもらいます。
リピーティングも負荷の高いトレーニングです。
英語一文を記憶に保持しなければならないからです。
もしも単語の発音があやふやだったり、文の構造がきちんと理解されていないと、リピーティングができません。
逆に言うと、リピーティングできない部分は自分の弱点で、これもまた伸びしろになります。(弱点=伸びしろ)
単語やフレーズを習得できる
リピーティングできない場合はまだ習得していない証拠。そこを重点的に練習すれば、もっと英語が出来るようになります!
英語のまま理解する思考回路の養成
日本語とは語順の違う英語を語順のママ理解できるようになる
リピーティングできない場合は英語の語順のまま理解する思考回路が未発達な証拠
上記の3つ(ディクテーション、オーバーラッピング、リピーティング)を通して、繰り返し自分の口から英語を出すことで、徐々に英語が自分の言葉になっていきます。
ただし、適切なフィードバックをもらえなかったり、講師の発音が間違っている場合は、間違った発音を覚えてしまうなど、逆効果にもなるので、講師の選択には注意が必要かと思います。
しかも、自分で発音できる音は聞き取れる音に変わりますので、リスニング力も上がってきます。
適切なフィードバックがあれば、上記の3つで英語力は確実に伸びてきます
英検を学習のペースメーカにして英語力を大きく伸ばそう
当英語塾では英検を単なる資格試験ではなく、英語学習を加速するためのペースメーカにしています。
英検は、4つのスキルをバランスよく向上させるための素晴らしいペースメーカーなんです。
例えば、「今度は英検2級に合格するぞ!」って思えば、今何が足りていないのか、どの部分を重点的に学習すべきかがかが明確になります。
「何をすべきか」が分かれば、毎日の学習計画に英検対策を盛り込んで、それに向かって頑張り出すことができます。
やる気のある子には是非英検を利用して英語力をガンガン上げていってください!
何回音読すればいいの?
ちなみに、上記にオーバーラッピングやリピーティングについて解説しましたが、一体どの位の回数をこなせばいいのでしょうか?
効果が出る音読回数って何回位なのでしょうか?
もちろん、個人差はあります。
でも私の経験だと、50回程度やってようやく音源にぴったり重なるレベルになります。
なので、目安として50回は頑張って1つの文章を読み込んでみて下さい。
2ヵ月毎日やったら、あなたの英語力は大きく変わります!
音読によって多くの日本人が英語力を上げてきました。
でもほとんどの人がやりません。
これが現実。
でも英語習得者たちが毎日音読したから今の英語力があるのです。
ほとんどの人がやらないから逆にあなたのチャンスなのです!
英語は武器であり資産です
英検を目標にして頑張ることで、英語力そのものをバランスよく鍛えることができます。
英語ができれば入試でも有利に働きますし、将来の就職でも英語を身に付けた努力は高く評価されます。
もちろん会社によっては海外勤務で世界で活躍するチャンスを手に入れることもあります。
英語学習を通して、努力すること、努力できること、頑張り切れることを経験して、より豊かで自分らしい人生を送ってもらうのが私の最終目標です。
私も英語を身に付けることで世界が大きく変わった一人です。
同じように英語をきっかけに人生を切り開いてもらえるように、今日もレッスンをしていきます。
成田市囲護台・香取市佐原でレッスンを行っています。
特に今日ご紹介したディクテーション・オーバーラッピング・リピーティングは英語の音声学的知見を含めた解説を行っています。
「なんでこんな音になるの?」を分かりやすく解説するから、聞き取り力もぐんぐん上がるのです!
ご興味のある方はお気軽にお問い合わせください。(勧誘などは一切行いませんのでご安心を)
英語専門塾 ステューディアス
対象 | 小学5年生~高校生 |
指導形態 | 最大3名の個別指導(オンラインでの受講も可能) |
レッスン内容 | 定期テスト~受験、英検対策まで個人の目的に合わせて完全カスタマイズ |
講師 | 元外資系研究員、英検1級、TOEIC960 |
将来英語が使えることを目標にゆるぎない英語力を養成します。
本物の英語力を身に付けていくので、定期テストでも受験でも英検でも対応できるようになります。
レッスンはひとりひとりに完全にカスタマイズしています。
一緒に未来への道を切り開きましょう!