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「分かった!」だけでは終わらせない英語レッスン

皆さん、こんにちは!
寒い毎日です。
でも草木は春に向けて着々と準備しています。春になってから準備しても間に合わないですから。
今必死に頑張っている受験生の最後まで努力する姿勢は生涯の宝物になります。

受験時期だろうと英検時期だろうと、私の指導の根幹には「トレーニング」があります。
これは私自身の英語習得経験を踏まえたり、日本人にあった学習法を踏まえてのトレーニングです。

今日はこのトレーニングに関連して「分かっただけでは終わらせない指導」について書いてきます。

当塾は個別指導で、生徒一人一人のレベルや理解度に合わせて個別のプランを毎回作成しています。
とは言っても、柱にしているレッスン方針があります。
最終的には英語を使える人材を育てることが当塾の目標なので、「知っている」→「使える」まで意図したレッスン構成になっています。

指導の柱

・クイックレスポンストレーニング
文法を無意識に使いこなすためのトレーニング

・直読直解トレーニング
英文を英語の語順のママ読むトレーニング(精読・音読を含む)

他にも音読トレーニングなどありますが、音読トレーニングは直読直解トレーニングに付随するものなので、ここでは省きました。
英語はスポーツや実技教科の要素が強いので、「トレーニング」という側面があります。

よく言われる例えですが、水泳でも野球でもいくら本を読んで頭で理解しても、実際に体を動かして自分ができるようにしないと上達しません。

英語も同じです。
文法や単語を「知る」のは必須で、更にそれを即座に使えるようにする「トレーニング」が将来英語を使いこなす基盤を作ってくれます。

当塾の指導方針などはこちらにまとめています↓

レッスンの特徴・料金

解説を聞いて分かった!

私の指導でも文法の解説を行います。
例えば先日、こんな例文を使ってとある文法事項を解説しました。

My hobby is listening to music.

My friend is listening to music.

この2つの英文の違いは主語のMy hobbyとMy friendだけです。
レッスンでも「この英文ってどんな意味?」って聞くところから始めて、文法を解説して、類似問題を出して、更に理解を固めてもらっています。

ちなみに、この英文は動名詞に関連するので、中2の内容ですが、中1で解説することが多いです。
英語が得意な場合は、小学生にも解説しています。

同じlisteningなのに、「意味が違う!」という混乱の元ですので、先回りして解説しています。

「分かった!」を「使える」に変換

新規の文法事項を解説して「分かった!」となって終わりではありません。
頭で理解できたら、それが即座に使えるレベルに引き上げなければなりません。

当塾ではまずは問題を解いて、理解を深めてもらいます。(これはどこの塾でもやっているかと思います。)
その後は理解した文法を即座に作れるように、「クイックレスポンス」というオリジナルのトレーニングに進んでもらいます。

長文化する高校入試・大学入試を考えると、即座に読みこなす瞬発力も必要になってきます。
先日解いた共通テストを考えると、英文解釈に悩んでいる時間はゼロ!というのが実情です。
英文を見て「え~と~」と悩んでいると時間が足りません。

2024年共通テスト 英語を解いてみた。量多すぎ!

英文を高速で処理するのにもクイックレスポンスは有効!

長文問題、なんとなく分かる→「なんとなく」が成長点

英語の長文問題でよくあるパターンは「なんとなくわかる」で解いてきて、難しい英文になると急に意味が取れなくなるケースです。
特に地頭の良いお子さんは、単語を覚えるだけで長文問題も解けて、英検準2級や2級も合格するようになります。
でも、その先を考えた時に壁にぶつかってしまう生徒さんが多いです。

文法なんて必要ない!」という目を引く広告に何度も騙されて高額教材を買った私が断言します!
文法やった方が近道」です。

文法的に考えて、主語述語の関係や修飾被修飾を意識しながら英文を読んだ方が、正確に自信を持って読めます。

その「なんとなく」に成長のヒントがあります。
「なんとなく」をひとつひとつ潰して行けば、次に同じような文を見た時にもどうやって考えればよいのかの指針になるからです。

私の指導でこの「なんとなく」をあぶり出すために、長文を一文ずつ日本語に訳してもらっています。
日本語にできない部分、日本語にできたけれども誤読している部分は集中的に解説していきます。

生徒がどこでつまづいているのか、どこの理解が不足していたり間違っているのかは、どう解釈しているかを見れば分かるものです。

同じ英文を扱ったとしても、個別指導ですので生徒の理解度に合わせて、一歩踏み込んだ解説をすることもあれば、混乱を防ぐために細かい解説はしないこともあります。それは生徒一人ひとりの表情を見ながら、決めています。

単語の並びから「この単語とこの単語があるから、たぶんこんなこと言っているな~」という何となくの読み方とは全く違ったレベルに到達できます。

英語はやった分だけ出来るようになる

私は英語を教えているのですが、学生時代は英語が苦手でした。
外資に入る時も「英語出来ませんよ。悪しからず」と面接で言い切っての転職でした。

でも外資の変化はすさまじく、合併や統合の嵐の中、自分がかろうじて生き残った環境は「英語必須」の部署でした。
家族がいるのに退社を余儀なくされた人もいる中「英語出来ないって面接のときに言ったじゃん」なんて言えません。
というか面接した時の上司はどこかに飛ばされていました。

そこから英語をやらなきゃヤバい!状況になって英語に本気になりました。

少し触れましたが、高額教材もたくさん買いました。
ネイティブのいる英会話にたくさんお金を使いました。(このネイティブはひどかったなぁ。「もう疲れたから、レッスンしたくない」とか言ってたし。。。)

で、いろいろと無駄なお金と時間を費やして、結局行きついて一番効果があったのが、レッスンで取り入れている「クイックレスポンス」「直読直解」「音読」でした。

働きながら英検1級を一発で合格したのも、地道に基礎から積み上げていったからです。
(受験の当日、雪が降っていたので、行くのやめようかと思ったのは内緒です。事故とかあいたくないので。。。)

とは言え、繰り返しになりますが、英語は苦手でした。
それでも正しいやり方にたどり着けば、あとはそれをひたすらにやるだけで、英語はできるようになりました

塾生の皆さんには、私自身ができるようになった経験を踏まえてレッスンを組み立てているので、信じてついてきて欲しいと思います。(分かりやすい!今までのモヤモヤが消えてきた!という感想をいただくので、信じてくれていると勝手に思っています)

もちろん、私の経験だけではなくて、第二言語習得理論も踏まえながら、日本人にとって最適な方法を常に研究しています。

英語習得に本気でレッスンをしています。
今日もレッスンに向けて、しっかりと準備していきます。

最後までお読みいただき、本当にありがとうございました!

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講師元外資系研究員、英検1級、TOEIC960

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